老人の寝言:経済の国家統制という歴史は繰り返す?

2014年8月12日(火)
昨日は晴れ時々曇り。最高気温(℃) 35.0 14:47。最低気温(℃) 25.4 05:43。ざっそう句:汗ドドド 塩水飲んで またドドド。トウモロコシ(2-1)とオクラ収穫。墓の草掻き。田圃の畦のチガヤ刈り。水路沿いの雑草、カヤを刈る。台風は過ぎたが、湿度と気温が高く熱中症が心配になった。田圃のサトイモと黒豆は水に浸かって水草のようになっている。田圃で水はけが良くない。台風の雨が原因だろうが、腐らないか心配だ。体のエンジンはオーバーヒート寸前。濡れタオルで汗を拭き、冷やしたF2スイカを食べ、扇風機に当たり体を冷やす。F2スイカはとりあえず種子を採種。汗が引いてからトウモロコシをゆでる。二回目のトウモロシは風で倒伏し、実付きが良くない。雄穂がひょろ長く雌穗との距離が大きく、かつ倒伏や風圧で雄穂が折れたりしているので、授粉が不十分だったようだ。少し、シンクイムシが入っているが無農薬の証拠。ともかく食べきれないくらい収穫できたので、もらい物のお返しにできた。台風前後の気温の高低が原因か夏風邪気味。要注意だ。

2014年8月11日

TAVE= 29.1 NO DATA
TMAX= 34 最高気温(℃) 35.0 14:47
TMIN= 25.5 最低気温(℃) 25.4 05:43
DIFF= 8.5
WMAX= 3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.4(東南東) 00:18
SUNS= 5.3 NO DATA
RAIN= 0

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老人の寝言:経済の国家統制という歴史は繰り返す?

先日外出した時、西新町中央公園で一服した。丁度昼飯時で、トラックも駐車をして運転手が休憩をとっていた。公園の日陰になるベンチに腰掛けて昼飯。ふと見上げると、大きな送電鉄塔が目に入った。

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福島原発事故以来、電力の発電、送電、配電事業の分離が問題とされていたが、その議論も喉元を過ぎると忘れ去られてしまいそうだ。電気事業も、元をただせば、小さな規模の電力会社が、資本の論理で吸収合併をくりかえして、雪だるまのように大きくなったようだ。

産業・生活基盤としては、電力、ガス、水道、通信、下水、交通等々があるが、エネルギー効率を考えるとまだまだシステム的な無駄があるように感じる。一例では多用途の地下坑道を作りインフラ統合をすれば、工事・維持管理・等々の面で膨大な経費節減が可能になるだろう。現実は、小さな工事でも道路を掘り返すという愚挙を際限なく続けている。

サイト内でキーワード「送電線」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E9%80%81%E9%9B%BB%E7%B7%9A%E3%80%80site:http:%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)。

WIKIPEDIA「発送電分離。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E9%80%81%E9%9B%BB%E5%88%86%E9%9B%A2)」

電力事業の独占も戦後改革の不徹底の遺物に過ぎないが、その遺物がモンスターとして生き残ってしまった点に日本経済の後進性が如実に表れている。競争も技術革新も本気ではなかったのではないか。利益が出ても、その利益は、電力コストを引き下げるというまともな経済活動に再投資されず、ゴミのようにどこかに消えてしまっていたのではないか。

日本のたどってきた歴史を概観すると、武力や経済力で外国に出ても、その理念の無さがあだとなり、結局叩き返されているようだ。あの送電鉄塔を眺めていると、そこにどれだけの電力が流れているのか分からない。最近、太陽光発電の買い取りを、東京電力が渋り始めた。送配電網に問題があるとの説明のようだが、原発再稼働の口実作りのように思えて仕方が無い。

群馬県ホームページに、「太陽光発電事業マッチングについて(http://www.pref.gunma.jp/07/b0100062.html)。」、「<注>現在、県内の一部地域において、太陽光発電設備等の送電網への接続が制限されていますので、ご注意ください。」との記事がある。

そもそも、太陽光発が可能なのは日中であり、消費電力が増加するのも日中だ。太陽光発電と電力需要特性とは相性が良いはずではないか。 東京電力が握っている技術情報を開示して、対応を公募すればその案は無数に出てくるだろう。そうすれば、技術も進歩し、電力コストも低下するに違いない。

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