老人の寝言:郷土の歴史

2014年9月5日(金)
昨日は曇り。最高気温(℃) 25.0 12:31。最低気温(℃) 20.2 00:39。ざっそう句:気まずくも 説教垂れる 青二才。用事外出。当世、教育レベルが向上し、知識や情報に関しては、老人は若者にかなわなくなった。昔は、経験豊かな老人に相談したり、前例を聞いたりする機会も多く、老人はそれなりに社会の中で居場所があった。現在は老人に聞くべき事はほとんどないと思われているのではないかと思う。むしろ、邪魔者扱いされる傾向になりつつあるように思う。若者と老人が言葉を交わすことも少ないようだ。こういう時代になると老人はますます小さくなって生きなければならないような錯覚にとらわれてしまいそうだ。若者に説教を垂れたがるようではまだ老人力が足らないのかも知れない。

2014年9月4日の天気(AMEDAS)

TAVE= 22.2 NO DATA
TMAX= 24.3 最高気温(℃) 25.0 12:31
TMIN= 20.3 最低気温(℃) 20.2 00:39
DIFF= 4
WMAX= 2.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.4(東北東) 00:38
SUNS= 0 NO DATA
RAIN= 0.5

Q
Q

老人の寝言:郷土の歴史

学校の科目にも色々あるが、社会科は余り得意な学科でもなかった。日本史は年代に丸暗記だと勝手に理解していた。高校では日本史はいつでもできるだろうと世界史を選択した。世界史を学んでも実社会ではほとんどその知識が生きてこない。それなら、日本史を学んだ方が良かったと思うこともある。

日本史を学んでも、世界史を学んでも、自分の生まれ育った地域の歴史を学ばなかった。これは歴史教育の最大の欠陥のように感じる。やはり、身近な自分の地域の歴史や自分の家の歴史を学ぶのが歴史理解の第一歩のように思う。

見方によると、郷土の歴史はどんな有名な歴史学者も手を出せない聖域かもしれない。下手に手を出せば火傷をするのがおちだと歴史の専門家も直感で知っているのだろう。学校では、今後も郷土史等を教えず、つまらない歴史をどんどん教えてもらいたいものだ。そうすれば、自然に郷土史への関心が高まるのではないか。

ページ先頭へ飛ぶ