2015年7月23日(木)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 36.2 16:13。最低気温(℃) 24.7 04:53。ざっそう句;初蝉や 鳴くか鳴かぬか 小手調べ。青空の見える晴天。老人モードにて先延ばししてきた懸案で用事外出。コンビニで飲料と食料調達。木陰があり腰を下ろす場所の有り難さを感じる。昔はこのような一服できる木陰があちこちにあったのだろう。行き交うチャリ族は学生程度。赤信号で停車すると、エアコンの効いた車から覗かれているのを意識してしまう。鉄板で守られていない生身の動物感も感じる。帰宅後資料整理。
2015年7月22日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 30.4 | NO DATA |
TMAX= | 35.8 | 最高気温(℃) 36.2 16:13 |
TMIN= | 25 | 最低気温(℃) 24.7 04:53 |
DIFF= | 10.8 | NO DATA |
WMAX= | 3.1 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.4(東) 11:23 |
SUNS= | 12.7 | NO DATA |
RAIN= | 0 | NO DATA |
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身辺雑記:田舎老人徒然草:炎天下の自転車巡りだドッコイショ(薬師山温泉巡り)
子供の頃の行動を思い出すと、いつもの行動半径を突破して、小さな冒険をして感動を受ける事があった。クワガタムシ、カブトムシ、魚等を追って、初めての場所に行く。道に迷っても、そのスリルを覚える。
以来、数十年も近くの場所をじっくり見る事も無かった。昔、あそこにはこういうものがあったと聞いても実はほとんどその実態を知らない場合がある。
祖母は、養蚕の仕事が一段落すると、あちこちの温泉巡りをしいていた。これが当時の女性の最大の娯楽だったように思う。薬師山温泉という名前も良く聞いた。実は、それがどこにあるのか良く知らなかった。先日、ある用件でそこへ足を運んだ。子供の頃は、隣村に行くのも冒険であった。粕川を渡り、地蔵山に行った時は、何となく怖さもあった。当時の子供はトンガラシヤマと呼んでいた。一種の秘境のようにも感じていた。
終戦直後は、住宅事情が良くなかったので、地域のお堂等に人が住んでいた例も多いようだ。そこに住む人がまた仙人のように感じ、怖さと共に好奇心を刺激された。薬師山温泉の近くの人に聞くと、先代が亡くなったので、次代は温泉事業を閉鎖したとの事だった。現地へ出かけて、薬師山温泉はこんな場所だったのかと感慨を新たにした。
近くに、薬師堂というお堂があり、その区画の片隅に、摩耗した読みにくい文字が残っている薬師如来石像もあった。2~3百年ほど前は、この薬師如来像を拝みに善男善女が訪れたのだろう。そんな場所に温泉が出れば、もう立派なビジネスになるだろうと思った。所で、自転車にも乗れない祖母達は、どんな手段で薬師山温泉へ行ったのかちょっと気にかかった。