身辺雑記:田舎老人つれづれ草:年間一大行事のお盆を楽しむ!;汗拭う 雑事こなして 送り盆。1508。

2015年8月16日(日)
昨日は後雨曇り一時晴れ。ざっそう句;汗拭う 雑事こなして 送り盆。未明から続いた雨も朝までに止んだ。お盆の墓参の準備。野菜が欲しくなったので長靴をはいて畑にでる。雑草には雨露。雑草を刈ながら前進。初めてオクラを収穫。収穫遅れでほとんどが固くなっていた。レタスとモロヘイアも収穫。関係者とお茶で雑談後墓参。解散後盆棚を片づけてほっと一息。

2015年8月16日の天気(AMEDAS)

TAVE= 26.3 NO DATA
TMAX= 30.8 最高気温(℃) 31.2 14:58
TMIN= 23.4 最低気温(℃) 23.3 07:01
DIFF= 7.4 NO DATA
WMAX= 3.8 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.2(東) 15:35
SUNS= 2.6 NO DATA
RAIN= 26 NO DATA


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身辺雑記:田舎老人つれづれ草:年間一大行事のお盆を楽しむ!

昨日は送り盆で、墓参で関係者が集まる。お盆の準備から後片づけまでの作業も大変だ。いかに手抜きをして楽をするかついつい考えている。

午後の一番暑い時刻に墓参をするのは大変だ。ご先祖様を自宅に迎えているのだから、焼香は盆棚の前で行えば十分だから、墓参は止めようかと言うが、それじゃあご先祖様に失礼だと墓参に向かう。

墓地までは歩くのが恒例だ。往復の時間、周辺の景色を見たり、雑談をしながら、お盆の雰囲気を楽しもうというのがその原点だ。

今年は食べられないオクラを多数収穫した。ナスやキュウリに棒を刺して、馬や牛の模型、今風にはフィギュアを作って盆棚に飾った。ご先祖様の乗り物という意味があったのだろう。

そこで、遊びだからと断って、食えないオクラを使ってお盆用のフィギュアを作った。足には楊枝を使った。モッタイナイので楊枝は二本だけ。それをかみさんが見て、ケチくさい四本使ったらと言う。意外にも、もう一つ作ったらと言われ、遊びでもう一匹追加した。

ところが、できた動物は何か?どうも尻尾と二本足で立っている恐竜に似ている。子供達は、恐竜のプラモデルを作って遊んでいた。我が家のご先祖様もオクラの恐竜に乗せられるとは夢にも思っていなかっただろう。

本来なら、その乗り物は墓地まで持ってゆき、そこに供えるらしいが、昨今は墓地の清浄化も課題だ。オクラの恐竜は分解され元のオクラになった。塔婆も墓地に並べず今後は工作材料になる予定だ。

ところで、ずっと以前に、松下幸之助が幼少の頃、父親に、我が家は盆暮も自宅で来客対応するだけなのでつまらないと言ったような事を読んだような気がする。

子供がお客に行けば、お菓子や小遣いが貰えるのだ。松下幸之助が子供の頃体験した事は、従業員に給料をくれるという天性の経営者魂をその時体得したというエピソードだったのか。もらう楽しみよりくれる楽しみを体得するのは難しい。

墓に団子を供えるとカラスが待っている。団子を供えるのは止めようと思うことがあるが、それができない。カラスはご先祖様から、供物のお下がりを頂いているだけなのか。

釈迦が、最後に弟子にさとした言葉は、自灯明、法灯明という言葉だったようだ。時と場所が変われば悩み事も変わる。道理を自分で良く考えればそれなりの解決策があるという意味にとれるのではないか。

「自灯明、法灯明」でWEB検索すると「自灯明・法灯明(自帰依・法帰依、自洲じす・法洲ほうす など) 」(http://ponto.cs.kyoto-wu.ac.jp/~akimoto/JikieHokie_Nakamura_Haya.pdf)がヒットした。言葉の奥深さを感じる。(このサイトへのリンク

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