日々農天気:老人の寝言:歴史の転換:歴史の呪いから抜け出よう!;世の秋を 知るか知らぬか ちちろ虫。1509。

2015年9月16日(水)
昨日は晴れ一時曇り。最高気温(℃) 27.9 14:24。最低気温(℃) 17.7 05:50。ざっそう句;世の秋を 知るか知らぬか ちちろ虫。空を見上げるとあちこちに雲が浮いている。地表に注ぐ日光は晴れてはいるがやや弱い。白菜二回目の定植を行った。本葉4~5枚。最初に芽を出す双葉はへらへらだ。昼間でも、大きく育った雑草の中から蟋蟀の声が聞こえる。夜になるとそれが大合唱になる。もう秋たけなわか。オレの人生ステージは既に晩秋か。

2015年9月15日の天気(AMEDAS)

TAVE= 22.2 NO DATA
TMAX= 26.6 最高気温(℃) 27.9 14:24
TMIN= 17.8 最低気温(℃) 17.7 05:50
DIFF= 8.8 NO DATA
WMAX= 3.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.9(東南東) 18:28
SUNS= 6.1 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA


Q
Q

日々農天気:老人の寝言:歴史の転換:歴史の呪いから抜け出よう!

カボチャ等の双葉は厚く頑丈だ。白菜は種子が小さく数は多い。生き残る確率を種子の数で向上させているように見える。メヒシバ等の雑草を取り除き、地面に太陽光が注ぐと、こぼれ種の雑菜等が一斉に発芽してくる。雑菜も発芽密度が高すぎると共倒れになり、大きく育たない。

終戦後ベビーブーム時代が到来した。学校の一学年は50人クラスでが6クラスあり、300人規模であった。この出生力は何か雑草の生命力に通じるものがあるように感じる。おかげで、団塊の世代として、厳しい生存競争も体験した。現代の少子高齢化現象が不思議に思えるほどである。雑菜は過密になると共倒れをするが、人間にはそれを解決する知恵があると信じたい。

学生時代は、学園紛争が花盛りであった。ハンドマイクを握り、立て看板の前でアジ演説をする学生もいた。それを冷ややかな目で見る学生。どちらかと言えば後者の部類で学生生活を送った。学生運動は、日本だけの現象ではなく、欧米の先進国でも同様にあった。だが、米国では若者が、ベトナム戦争にかり出された。やはり、学生はその時代で戦争の気配を最初に感じる世代ではないか。

学生時代の事を思い出すと、ふと「花はどこへ行った」を思い出した。当時、この歌がTV等で良く流れた。結局、アメリカはベトナム戦争に破れた。でも、そのベトナム戦争に静かに反対した世代がいたのも確かだ。性懲りも無く、アメリカは世界のあちこちで、正義無き戦争を続行している。正義の司祭という幻想から離れられなくなってしまったのか。

日本は違憲と言われる、安保法制関連法案が成立するか否かという歴史の転換点にさしかかっている。為政者が勝手に憲法を作ったり、解釈して政治を行えば独裁国家と何ら変わらなくなってしまうだろう。為政者の判断一つで戦争を起こされては、全てがリセットしてしまう。明治維新以来積み上げてきた先人達の努力が水の泡になってしまうのは明らかだ。

国会周辺で、安保法制関連法案反対デモを行っている学生が公聴会で発言した。時代は少し進歩したのか。

「ピーター・ポール&マリー(PPM)/花はどこへ行った(Where Have All The Flowers Gone) (https://www.youtube.com/watch?v=bOTCa1F3F0c)。」(このサイトへのリンク


WIKIPEDIA「花はどこへ行った。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%B8%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%9F)」(このサイトへのリンク

その歌詞の先頭部分(「Peter, Paul & Mary Where Have All The Flowers Gone Lyrics(http://www.lyricsfreak.com/p/peter+paul+mary/where+have+all+the+flowers+gone_20107752.html)。)(「Peter, Paul & Mary  Where Have All The Flowers Gone Lyrics」へのリンク


Where have all the flowers gone, long time passing?
Where have all the flowers gone, long time ago?
Where have all the flowers gone?
Young girls have picked them everyone.


この歌の繰り返しで無いキーセンテンスを抜き出すと、

Young girls have picked them everyone.
Gone for husbands everyone.
Gone for soldiers everyone.
Gone to graveyards, everyone.
Gone to flowers, everyone.
Young girls have picked them everyone.

短く超訳するとまさに、ぐるぐる回りの戦争物語でもあるように感じる。

花はどこへ行った
若い乙女たちが摘んだ

若い乙女たちはどこへ行った
夫たちの元へ

夫たちはどこへ行った
兵士になった

兵士たちはどこへ行った
墓場へ行った

墓場はどうなった
花が一杯咲いた

花はどこへ行った
若い乙女たちが摘んだ

この歌の歌詞を読んでみて、最初に戻って、どうどうめぐりで際限なく歌えるような構成であるのを知った。でも、もうそんな悲しい事は止めようよという反戦の気持ちが流れていると痛感する。

ページ先頭へ飛ぶ

Ranking