老人の寝言:今年の我流一文字漢字は「言」+「化」=「訛(いつわる)」;ナアナアで この一年も 明け暮れる。1512。

2015年12月11日(金)
昨日は一時晴れ後曇り。最高気温(℃) 11.1 14:42。最低気温(℃) 1.4 01:34。ざっそう句;ナアナアで この一年も 明け暮れる。寒い一日。宅内閑居。USBメモリーのデータ整理。Gbyteオーダーのデータ移動には結構時間がかかる。そこで古本の拾い読みをしてみたが集中できない。そろそろ今年の一文字漢字が発表される時期になったようだ。今年の流行語の選定には色々異見が出たようだ。並べる順序や数値に利害がからむと、そこへチョッカイが入る。当然、外野の平民は出されたデータにこだわる義理もない。今朝、茹でた秋ジャガ(デジマ)を食べた。ホクホクしてうまかった。ところで、ユルキャラグランプリ、今年はグンマちゃんは出場辞退なのか。はしゃぎすぎては世界の真相が見えないのではないか。何かしら反省があったと見たい。

2015年12月10日の天気(AMEDAS)

TAVE= 7.1 NO DATA
TMAX= 11 最高気温(℃) 11.1 14:42
TMIN= 2.4 最低気温(℃) 1.4 01:34
DIFF= 8.6 NO DATA
WMAX= 2.3 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.0(西北西) 10:01
SUNS= 1.1 NO DATA
RAIN= 0.5 NO DATA


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老人の寝言:今年の我流一文字漢字は「言」+「化」=「訛(いつわる)」

子供の頃から、嘘は泥棒の始まりと、嘘を吐いてはならないと教えられた。成人になると、嘘も方便という便利な用語も理解するようになる。相手の為なら、軽度の嘘を吐いても良かろうという便宜主義も身に付いてくる。

嘘を吐くのも、自分や自分の仲間の利益の為なら、多少の良心の呵責を感じるのではないか。ともかく、嘘には動機と効果が伴う。泥棒は自己の利益を動機とする場合が多いので嘘は泥棒の始まりという言葉にも、それ相当の合理性はある。

だが、逆は必ずしも真ならず、というのが論理学の教える所だ。金持ちから金品を取り上げ、貧乏人に施す義賊もいた。同じような事を現在は行政が生活保護とかの名目で行っている。義賊も生活保護も全体の比率から見ればその割合は低く例外に相当するのかも知れない。

今年の世相としては、貧困問題や大規模暴力団の分裂問題も話題になった。「貧」や「混」も世相の一端を表す漢字かなと思う。昨年も、世相という点では明るいイメージが浮かばなかった。ノーベル賞も相当前の貯金の利子のように見える。この先、ノーベル賞に値する成果が、この日本から生まれるのか心細い思いがする。

昨年はSTAP細胞事件を象徴する「言」+「狂」で「誑(たぶら)」かすという漢字に関心を覚えた。今年最大の国民的関心事は安保法制問題ではなかったか。安倍政権は解釈改憲という手法で自衛隊の海外派兵と武器使用を容認する法律を制定させた。

「言」+「化」で「訛(いつわる)」。安保法制の国会中継はNHKでは一部しか行われなかったと思う。NHK自らが国民の知る権利を封殺した。衆議院・参議院のホームページでテレビ中継の録画を見る事ができる。法政局長官の答弁が空しかった。目は心の窓。口と目が別々に動いているように見えた。まさに、「言」+「化」だけでの答弁だったのか。

漢字源によると「訛(いつわる)」の意味は、「本来の意味をかえて相手をだます」とある。昔なら、権力を振りかざし、鹿を馬と言いくるめる事ができたろうが。聞く時は、眉に唾を付けて、見る時は、口は食いしばる位真剣に立ち向かわないと、騙されてしまう。偉い世の中になったものだ。

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