老人の寝言:日本の新聞記事がジョークになる日;久々に 煮凝りとなる 粗マグロ。1602。

;久々に 煮凝りとなる 粗マグロ。2016年2月5日(金)
昨日は晴れ。ざっそう句;久々に 煮凝りとなる 粗マグロ。調べ物で宅内閑居。車の件で来客。白菜と大根を収穫。野菜を十分食べると便通も順調だ。冬場は、水分摂取が不足なのか何度か便秘気味となった。さあ、残りの粗煮大根でも食べようと鍋を覗くと、にこごりになっていた。ゼラチン質で、最近老人力で軋んきた関節や軟骨に有効かも知れない。

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老人の寝言:日本の新聞記事がジョークになる日

最近、軽減税率の扱いが与党間で議論された。食料品にかける消費税を低く抑える軽減税率は庶民にとって有り難い。だが、税の個人の収入・支出に占める割合に注目すると低所得者に厳しく、高所得者には優遇されて不公平だという議論もある。そのような議論も少ない中で、新聞講読料にも軽減税率が適用されそうだ。野良犬のようなマスコミを番犬化する餌なのか。野良犬の方から餌欲しさに接近するのか。

ともかく、日本の新聞記事は、「~する事がわかった」風の、報道の5W1Hを欠いた伝聞のような記事が多い。新聞記者も出世してボス犬になって一丁上がりなのか。読者の方も記者の評価はお座なりだ。だが、その記事を100年後に読むとどうなるか。やはり、記者の力量が歴史を語り出すのではないか。署名記事にしなければ、日本の新聞も大きく育たないのではないか。

J.Ohgaという人物のWEB調査をした。米国サイトで、この人物が登場する1923年のニューヨークの新聞記事の検索・保存が無料でできた。ほぼ百年前の歴史が手に取るように調べられる。

Iob_the_brooklyn_daily_eagle_tue__s 第一面で、関東大震災のニュースを伝える「THE BROOKLYN DAILY EAGLE. NEW YORK. TUESDAY, SEPTEMBER 4, 1923-P1」の記事。

アメリカでは、パブリックドメインという思想が現実に生きているようだ。見方を変えれば、著作権が消滅した新聞や雑誌が最新のIT技術で世界に公開されれば、一介の新聞記者でも無名に近い市民でも、歴史に名前を残せるのだ。当然、歴史に名前を残すぞと頑張っても、空振りになってしまったという歴史も歴然となる。ほぼ百年前の新聞の日曜版が100ページ近いのも分かる。この全ページも公開されている。

歴史に立ち向かうアメリカの迫力を感じる。逆に日本の非力さも痛感する。百年後に、日本の新聞記事を読んだら、大方の記事がジョークになっていないか。ジョークなら、何らかの利用価値はあるだろうが、まともに現実の報道に取り組まない記事は誰も注目せず、歴史の深海にゴミの如く沈殿してゆくだけだろう。百年後、日本で本当に何が起こったのかを知るために、日本人は外国の厄介にならねばならないのか。

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2016年02月04日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 3.4 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 9.5 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= -1.5 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 11 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 2.9 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 10.1 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -2 6:10
最高気温(℃) 10.4 14:53
出典=気象庁 参照⇒ AMEDASへのリンク
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 5.5(南東) 15:15


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