老人の寝言:ウメは昔も酸っぱいよ;梅梅に 幾ら実がなる あの小梅。1602。

2016年2月6日(
昨日は晴れ。ざっそう句;梅梅に 幾ら実がなる あの小梅。宅内閑居。黒電話3件あり。会議の開催連絡、開催案内、行事調整。そろそろ期末で野暮用の引継もある。その準備も思うように進まない。本を処分するのも勿体ないのでと、数束の本をもらった。積ん読中だったが、面白そうな二冊を抜き出して拾い読み。咲きだした梅も寒さで一服。いよいよ本格的に咲き出すか。

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老人の寝言:ウメは昔も酸っぱいよ

梅梅で産め産めを連想した。小梅は子産めか。小梅は、梅の品種の中ではかなり豊産だ。我が家の小梅も良く実を付ける。最近、希望出生率とかいう聞き慣れない言葉を聞く。戦前の産めよ増やせよの再来か。

案ずるより産むが易し。これは、一面の真理。厳しい現実は産んだ後からやってくる。

芭蕉句で梅が含まれる句を抜き出した。それでは、芭蕉の梅を賞味しよう。

手鼻かむ音さへ梅の盛り哉

これは傑作か。

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我も神のひさうや仰ぐ梅の花

忘るなよ薮の中なる梅の花

留守に来て梅さへよその垣穂かな

世に匂へ梅花一枝のみそさざい

山里は万歳遅し梅の花

またも訪へ薮の中なる梅の花

まづ祝へ梅を心の冬籠り

時鳥正月は梅の花咲けり

降る音や耳も酸うなる梅の雨

人も見ぬ春や鏡の裏の梅

春もやや気色ととのふ月と梅

暖簾の奥ものふかし北の梅

手鼻かむ音さへ梅の盛り哉

月待や梅かたげ行く小山伏

旅烏古巣は梅になりにけり

初春まづ酒に梅売る匂ひかな

里の子よ梅折り残せ牛の鞭

盛りなる梅にす手引く風もがな

蒟蒻の刺身もすこし梅の花

この槌のむかし椿か梅の木か

この梅に牛も初音と鳴きつべし

紅梅や見ぬ恋作る玉簾

香を探る梅に蔵見る軒端かな
香を探る梅に家見る軒端哉

香に匂へうに掘る岡の梅の花

数へ来ぬ屋敷屋敷の梅柳

御子良子の一本ゆかし梅の花

打ち寄りて花入探れ梅椿

あこくその心も知らず梅の花

梅が香に追ひもどさるる寒さかな

梅が香にのつと日の出る山路哉

梅が香に昔の一字あはれなり

梅が香やしらら落窪京太郎

梅が香や見ぬ世の人に御意を得る

梅恋ひて卯の花拝む涙かな

梅白し昨日や鶴を盗まれし

梅椿早咲き褒めん保美の里

梅の木に猶宿り木や梅の花

梅稀に一もとゆかし子良の舘

梅柳さぞ若衆かな女かな

梅若菜丸子の宿のとろろ汁

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2016年02月05日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 5.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 11.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 0.1 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 11.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 3.5 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 9.3 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) -0.3 2:39
最高気温(℃) 12.9 13:36
出典=気象庁 参照⇒ AMEDASへのリンク
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 7.4(北西) 10:34


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