2018年4月20日(金)
昨日は晴れ。ざっそう句;春宵の 空に三日月 チャリを漕ぐ。夏日=日最高気温が25度以上の日。昨日のアメダス瞬高T=24.4、15:30。夏日に近い暑さだった。午前、畑土の水分がある内にと思い、百均店のダイコン種子を蒔いた。スギナを掘り上げるのに手間がかかる。耕起後、畝にコーヒーの空き缶を押しつけ蒔き穴を作り、2粒ずつ蒔いた。カンレイシャを掛けて終了。24~25日に降雨がありそうなので灌水せずに済みそうだ。午後、後半から接木の続きを少しする。その後、軽く夕食をとり、夕方からチャリを押して超老人モードで用事外出。運動とタウンウォッチングを兼ねて歩くが、薄暗く段差が多い歩道を歩くのは命がけである。反射タスキを着用していたが、それに気付いて自動車の照明をハイビームにされると目がくらむ。自分もやりかねないので要注意だ。小一時間かかって目的地に着く。用事が終わり、帰路はチャリに乗って返った。痔の悪化を気にしつつ...。西の空に三日月が懸かっていた。春宵値千金ダ~。ポンコツ自転車で出かけた価値があったナ~。夜になったが来客があり、麦茶で雑談。話題が安倍首相の訪米になった。拉致問題対応をトランプ米大統領に頼む事等は一国のトップとしては、子供の使い以下で、恥ずかしと言う点で意見は完全に一致した。何か、表現が安倍・トランプ会談のニュース見出しの様になって恥ずかしいが...。小泉さんは、北朝鮮へ行って拉致被害者を連れて帰った。安倍さんは、胸に青バチッを付けるのは忘れない様だが、拉致問題を政治利用しているだけだと手厳しい。それにしても、次官、知事の辞め方もおかしい。止めるなら退職金を返上して止めよとこれも手厳しい。下級官僚が不祥事で辞めたら再就職も難しい。悪事を反省しているなら武士の情けで退職金付きで辞めさせても容認できるかも知れない。だが、高級官僚に退職金の食い逃げを許し税金を無駄遣いさせる様では、中級・下級官僚に対する示しが付かないのでけしからん...云々。辞職届を受理せずに、減給処分を科してから辞職させるなら納得だが...云々。お蔭で、一杯の麦茶で議論は延々と続いた。ナヌ、安倍さん又もゴルフか。ゴルフ代は誰が出したのだ...。これぞ、平民の春宵夜話に違いない。
原ファイル名=「IOB_2018_MS_DAIKON_宮重ダイコン播種20180419.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones
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2008/10/9
田舎のアインシュタインとノーベル賞(改題):技術 回顧と展望:老人の寝言:日本は中流国の下で十分だ
追記(2018/04/18):この過去記事は、ほぼ10年前に書いたが、読みにくさがあるので、読み易く整形、再読して、印象・コメント等を追記して再利用。
終戦直後、日本は食糧難で、給食はパンと牛乳にわずかなおかずだけであった。そのおかずを盛りつける容器は布の袋に入れて首からぶら下げて学校に通った。自分の食器と瓜二つの食器を同級生の女の子が持って来て、おかずの盛りつけの時よく間違った。それが、非常に嫌に感じた。それ故か、その女の子の名前を今でも覚えている。
やがて、牛乳は、脱脂粉乳で、ユニセフからの支援物資であると知った。たった今まで、ユニセフをユネスコと勘違いしていた。最近は、オリンピックのメダルの数も、ノーベル賞の数も、もうどうでも良いと感じている。それよりも、田舎のアインシュタインのような、自分の分に合った生活が出来る事の方が重要だと思う。所詮、他人様が獲った賞で、庶民は飯を食う事は出来ないのだ。
それでは、ここから旧記事の改造をしよう。
2008年10月7日、国会予算委員会の審議のラジオ中継で国民新党の亀井静氏が麻生総理に語りかけるような口調で論戦を挑み他の質疑と一風異なる印象を受けていた。
日本という国はこれからどうなるのかという一抹の不安を抱きつつ聞いていた。その晩、 スウェーデンの王立科学アカデミーは7日、小林誠氏、益川敏英氏、南部陽一郎氏の3氏に今年のノーベル物理学賞を授与するというニュースが走った。明るいニュースである。
湯川秀樹博士の日本で初めてのノーベル受賞が終戦後の暗い気分を追い払い国民に自信を与えてくれた事が思い出される。ともかく、基礎物理の素粒子の世界は我々百姓とは別の世界ではある。
「荘子と混沌(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/10/post-1488.html)。(2008年10月19日 (日))」(この記事へのリンク)
WIKIPEDIA「日本人のノーベル賞受賞者。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E8%B3%9E%E5%8F%97%E8%B3%9E%E8%80%85)」(このサイトへのリンク)
自分にとって、馴染みのあるノーベル賞受賞者は、湯川秀樹、朝永振一郎、江崎玲於奈程度で、他に名前と業績が一致する受賞者はほとんど無い。
「読みかじりの記:生涯最高の失敗 田中耕一 著 (2003年 朝日新聞社)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/08/2003-1be9.html)。(2011年8月24日 (水))」(この記事へのリンク)
しかし、だれにとっても極微の世界と極大の宇宙は何となくロマンチックではある。
ある時、近所の百姓のおじさんがアインシュタインの相対性理論とはどういう物かと話にきた。まったく、予想もしていない出来事でありびっくりした。まさか、自分の所に来る事等考えられなかった。
でも考えることは自由なのだ。おじさんは田舎のアインシュタインであった。いろいろな事に関心があり、勉強もしていたようだ。しばらく、とりとめのない話をした。
偉大な真理はただ一つしかなく、ただ一度発見されるだけである。極微のニュートリノに質量があることが分かった。この発見もノーベル賞で報いられた。
重力が生じる理由、物質の生成と消滅など今後基本的な真理が解明されてくるのであろう。一度真理が発見されれば、田舎のアインシュタインでもそれが理解できるようになる。
今回のノーベル賞に触発されて田舎のアインシュタインになってみるの良かろう。この科学上の真理は全ての利害を超えて人類共有のものである点で無用の用がある。ひょっとすると我々の見ている事の中に誰も気づかないでいる真理があるのかもしれない。
しかし、真理の女神が究極的に微笑んでくれるのは真理の探究に尽くした大勢の人々の中の極少数の人だけでなのである。
ともかく、ノーベル賞のニュースは多くの国民にときめきを与えてくれた。受賞者のみなさん、ありがとう。そして、おめでとうございます。
どうも、この記事は、当時走ったニュースを聞いて書いた様だ。湯川秀樹や朝永振一郎のノーベル賞は、紙と鉛筆だけで生み出された様に感じていたが、戦時中は、軍事研究とも関わっていたらしいと知ると、科学がバラ色だけでは無かった衝撃を受ける。
東京新聞は、「湯川博士「原爆研究」記す 終戦前後の日記公開;url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017122202000134.html(2017年12月22日 朝刊)」(このサイトへのリンク)というタイトルで、「京都大は二十一日、日本人初のノーベル賞受賞者、湯川秀樹博士(一九〇七~八一年)が四五年の終戦前後につづった日記を公開した。戦後はアインシュタインらと核兵器、戦争の廃絶を唱えたことで知られる湯川博士が、京都帝大に軍が依頼した原爆研究に関与した記述がある。一方で、終戦直後の社会の窮状に心を痛めていることも書かれている。 (勝間田秀樹)」と報じた。
湯川秀樹、朝永振一郎は、一般向けの著書もあり、それを介して物理学に志す学生等を啓発したと思う。そのような著書を、研究の合間に書くのは大変な事だろう。最近の事情は良くわからないが、ノーベル賞受賞者が啓蒙書を各時代は終わってしまったのか。
その点、田舎のアインシュタインなら、何の気兼ねも無く質問が出来るので、多数の田舎のアインシュタインが出ることを期待したいと思う。
実はプロ級の研究者は、山ほどいると思うが、自分の所に来た様な田舎のアインシュタインは、日本広しと言えども、数人もいないだろう。
金、名声、地位等俗世の一切の勲章を求めず、ただ疑問だけを解明しようと努めるおじさん、まさに変なおじさんだが、それなりに希有な存在だった。もっとも、このおじさんと変な学問談義をしたのはこれ一回限りであった。
こんな事が日常茶飯事になると、日本は中流国の下に止まるかも知れない。それで十分ではないか。ノーベル賞のパロディ版にイグノーベル賞と言うのがある。田舎のアインシュタインはイグノーベル賞とも無縁で無敵だ。ライバルが居ない。
もっと割り切れば、飯だけ安心して食える下流国の方が理想ではないか。
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2008/10/9
田舎のアインシュタインとノーベル賞
2008年10月7日、国会予算委員会の審議のラジオ中継で国民新党の亀井静氏が麻生総理
に語りかけるような口調で論戦を挑み他の質疑と一風異なる印象を受けていた。
日本という国はこれからどうなるのかという一抹の不安を抱きつつ聞いていた。
その晩、 スウェーデンの王立科学アカデミーは7日、小林誠氏、益川敏英氏、南部陽一郎氏
の3氏に今年のノーベル物理学賞を授与するというニュースが走った。
明るいニュースである。
湯川秀樹博士の日本で初めてのノーベル受賞が終戦後の暗い気分を追い払い国民に自信
を与えてくれた事が思い出される。
ともかく、基礎物理の素粒子の世界は我々百姓とは別の世界ではある。
しかし、だれにとっても極微の世界と極大の宇宙は何となくロマンチックではある。
ある時、近所の百姓のおじさんがアインシュタインの相対性理論とはどういう物かと話にきた。
まったく、予想もしていない出来事でありびっくりした。
でも考えることは自由なのだ。
おじさんは田舎のアインシュタインであった。
いろいろな事に関心があり、勉強もしていたようだ。
しばらく、とりとめのない話をした。
偉大な真理はただ一つしかなく、ただ一度発見されるだけである。
極微のニュートリノに質量があることが分かった。
この発見もノーベル賞で報いられた。
重力が生じる理由、物質の生成と消滅など今後基本的な真理が解明されてくるのであろう。
一度真理が発見されれば、田舎のアインシュタインでもそれが理解できるようになる。
今回のノーベル賞に触発されて田舎のアインシュタインになってみるの良かろう。
この科学上の真理は全ての利害を超えて人類共有のものである点で無用の用がある。
ひょっとすると我々の見ている事の中に誰も気づかないでいる真理があるのかもしれない。
しかし、真理の女神が究極的に微笑んでくれるのは真理の探究に尽くした大勢の人々の中の
極少数の人だけでなのである。
ともかく、ノーベル賞のニュースは多くの国民にときめきを与えてくれた。
受賞者のみなさん、ありがとう。そして、おめでとうございます。
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項目 | 日積温 | 残日 | 通日 | 通積温 | TA | TX | TN | TD | WX | SN | RN | 瞬低T | 瞬高T | 瞬風 |
DATA | 417.4 | 255 | 110 | 20211.1 | 17.4 | 23.9 | 10.5 | 13.4 | 3.6 | 12.3 | 0 | 10.1 | 24.4 | 7.6(東南東) |
時刻等℃ | 日 | D | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | m/s | H | mm | 05:22 | 15:30 | 16:19 | |
2018年04月19日 伊勢崎(イセサキ) | AMEDASへのリンク |
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