2019年5月10日(金)
昨日は晴れ一時曇り。ざっそう句;イモ文化 一冬過ぎて 全てパー。午前、サトイモ区画の整理。ヤブガラシ、スギナ、その他の雑草を片付けて、里芋を掘り出した。残っていたのは、イモの表皮だけで、中身は腐ってすでにその残骸も無い程であった。軽く土寄せをしたような記憶はあるが、それだけでは防寒が不十分であり、早期に腐り、腐敗菌がイモの本体を食べ尽くしたのだろう。サツマイモが低温に弱いのは知られているが、サトイモも弱い。同じ、低温腐敗菌が活動するのか。仕方が無いので、耕起・鶏糞散布して終了。午後は、諸用で用事外出。先ず、スーパーで買い物。次にホムセンで野菜種子。直売所でオカラ他。メインの用事を済ませてリサイクル店で数点。農業資材店で、ナスとミニトマトの苗。百均店で野菜の種子と万歩計用のリチウムイオン充電池。別のスーパーで買い物。色々、捜し物をして店を回るので、結構時間が掛かる。家に向かったのが薄暗くなってきた頃。
「日々農天気:サツマイモの低温障害(腐敗)はなぜ起こる?大仮説 二度ある事は 三度ある。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/12/post-d1cc.html)。(2014年12月25日 (木))」
サトイモ球茎の耐低温性と貯蔵に関する研究(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-10760018/)によれば、「サトイモ球茎の腐敗は低温による壊死ではなく外生菌の侵入によるものと考えられる。サトイモの腐敗はサトイモ組織の外生菌に対する防御機構が大きく関与しており、防御機構の機能に温度が関わっていると観測される」との事である。
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日々が農好天気:カボチャ栽培2019年PART3:金山赤カボチャ苗の生育状況
金山赤カボチャの栽培を始めたが、発芽のバラツキが大きかった。発芽良好と発芽が遅れた苗は分離して育成中だ。発芽という現象を見ても、発芽しない種子から順調に発芽成長している種子まで、そのバラツキ範囲がかなり広い。これが、植物の生き残り戦略の一つなのかも知れない。
原ファイル名=「iob_2019_k_a_kabocya_20190509.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones
発芽した種子は、元に戻れない。発芽した時点で霜に当たればそこで凍死してしまう。種子の個性で、発芽が遅れれば、生き延びるチャンスがある。栽培する農民の都合とは無関係なのだ。
発芽しないで腐ってしまった種子にも、突き詰めればその原因があった事だろう。植物の生き残り戦略と言っても、進化のプロセスの中で獲得した特性で、それが今の条件に最適では無いのは明らかだ。言わば、その特性が負の遺産の場合もあるだろう。
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項目 | 日積温 | 残日 | 通日 | 通積温 | TA | TX | TN | TD | WX | SN | RN | 瞬低T | 瞬高T | 瞬風 |
DATA | 430.4 | 236 | 129 | 27270.9 | 17.9 | 24.3 | 11.9 | 12.4 | 3.3 | 6.9 | 0 | 11.6 | 24.5 | 6.8(南東) |
時刻等℃ | 日 | D | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | m/s | H | mm | 05:13 | 16:37 | 16:18 | |
2019年05月09日 伊勢崎(イセサキ) | 1年の | 35% | 経過 | AMEDASへのリンク |
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