2008/9/17
根っ子のある株
今日、株といえば証券の株が第一に頭に浮かぶ。
米4位の大手証券リーマン・ブラザーズが9月15日、連邦破産法の
適用を裁判所に申請したとのニュースが飛び交い株価が暴落した。
震源はサブプライムローンにあるようだ。
優良顧客層以外、即ち低所得者(信用度の低い人)向けのローンの
支払いが停滞したのが原因らしい。
経済社会の地下の部分に歪みが貯まったことにより起こった地震のようでもある。
きっと、地下の部分も病んでいるのだ。
幸い、根っ子のある株はそう簡単に動いてくれない。
手入れをすればそれなりに答えてくれる。
証券株は、自分から手入れは出来ない。
いつも動き回っている。その動きの一瞬を狙って売り買いする。
なにか、ハンターのようだ。
きっと、狙いが当たったときは快感が走ることだろう。
根っ子のある株は何年も苦労して手入れをしてやっと果実がなる。
初めて果実がなったときのうれしさは格別である。
投資するなら、根っ子のある株の方が性に合うようだ。