2008/9/4
イシミカワとママコノシリヌグイ
小さな棘を葉や茎につける蔓草である。
イシミカワとママコノシリヌグイはそっくりさんで漫然と見ているだけでは
区別がつかない。
母がこれはママコノシリヌグイだと教えてくれたことがある。
小さな棘とママコノシリヌグイという名前が強烈な連想で結びつく。
しかし、秋に紫色の実をつけるとなんとなく愛らしい。
植物図鑑を見ているとそっくりさんにイシミカワというのがあった。
どうも、いつも見ているのはイシミカワであるようだ。
イシミカワは小さな托葉が茎の全周を取り巻くとのこと。
ママコノシリヌグイはその名前で損をしているのだと思ったりもする。
蔓草なので周辺に樹木等があるとそれにはい上がってくる。
小さな果樹苗などが樹冠を制覇されると衰弱したり、枯れたりする。
油断をすると大敵に変身する。
ともかく、敵の名前を知るのも対策作戦の第一歩であるに違いない。
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追記(2019/06/25):タイトルに日付を挿入。10年以上前の記事だが、検索で読まれたらしい。実は、これがママコノシリヌグイだと実物を見た記憶が無い。畑に育っているのが、イシミカワだ。それが伸びて樹冠を制すると素手で引き下ろすのが大変だ。秋に、ツルを引っ張ると青い実がボロボロと落ちる。これには腹が立つ。実は綺麗なのだが...。