三つの環境

2008/10/22

三つの環境

環境という言葉は分かっているようでも、いざ定義せよといわれると難しくて困る。

自分は環境を割り切って境界のある入れ物と考えている。

境界も変幻自在で見える物から見えない物まで、極微から極大まで及ぶ。

そこで、生物としてのヒトと社会的存在としての人間を含む環境を更に割り切って以下の三つ

基本的な階層の環境に割り切ってみる。

1.自然環境・・・ヒトも人間もどうしても逃げ切れない牢屋のような入れ物。

2.人体環境・・・自分が生きて行くための入れ物。逃げ切れない牢屋のような入れ物ではあ

るが、極わずかであるが選べる対象もある。

3.社会環境・・・ヒトが人間となる入れ物。選べる対象と選ばない対象がある。

残念ながら、現在はこの三つの環境が相互に関連しつつ病んでいる。

しかし、希望もある。この三つの環境の一つの一部がわずかでも改良できれば他の環境も

関連して改良できるのだ。なぜなら、この三つの環境に境界があるようで実は作用を阻止す

る境界は無いからである。境界は作用の出入り口である。環境とは人間が生きて行くための

作用が伝わる場のようなものかもしれない。

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