2008/12/25
いろいろな子供の遊び
子供の仕事は遊びにある。ギャンブル性のあるものでは、ビー玉、メンコ。キシャゴ(オハジ
キ)は主に少女の遊びであったが玉のやりとりがあった。石蹴り、お手玉、まりつき、縄跳び、
跳び馬、とうりゃんせ、チャンバラ、雪合戦、雪だるま作り、竹スキー、そり遊び、かくれんぼ、
キャッチボール、野球、セミ捕り、虫取り(カブトムシ、クワガタ)。主な遊びは既に書いてみ
た。今、思い返すと子供の遊びは実に多くあり多様であった。幼少であればあるほど遊びの
男女差は近づく。従って大抵の遊びは多かれ少なかれ男女の差もなく遊んだようだ。ところで
今日の子供達はどんな遊びをしているのであろうか。ギャンブル性のあるもの、ルール性の
あるもの、原始生活の延長みたいのもの等視点により色々分類できそうだ。しかし、大人の
仕事の準備、動機付けの練習を無意識のうちにやっているようでもある。遊びは子供の仕事
である。その仕事を手がかり足がかりとして大人の仕事に乗り換えるのである。大人の仕事
が昔の労力を中心としたものから知力を中心したものに変質した結果、子供の遊びも変わら
ざるを得なくなった。労力はホワイトボックスだ。なにをどうすれば良いか人目で分かる。しか
し、知力はブラックボックスである。箱の中身とその構造を読み解かなければ本当の仕事が
出来ない。大人も仕事から落ちこぼれる。子供の遊びも不透明にならざるをえないのかもし
れない。