2009/3/19
PC98互換パソコン
NECのパソコンのPC98が日本のパソコンの歴史で大きな地位を占めていた。業務用でデフ
ァクトスタンダードになるだけのハードとソフト面で大きな実力を持っていた。かなり厚い使え
るソフトを集めた冊子も提供されていた。しかし、当時はソフトもハードもかなり高額であっ
た。そんな、状況を受けたのかエプソンがPC98の互換機を販売していた。IBM PCも互換機
が盛り上げたという一面があったろう。ともかく、互換機は主役ではないが、使用者に選択の
幅を与えてくれて、主役を引き立てる脇役も買っていたようだった。自分も自作パソコンを使
う前はエプソンのPC98互換機をDOSで使用した。知的所有権の問題を避ける為か何か面
倒くさい操作が必要な場合があった事を思い出す。DOSからWINDOWSに変更しようとした
が価格の点等で実現できず、いつしかエプソン機も使わなくなってしまった。PC98ノートが出
て始めてNECのパソコンを購入した。モノクロの液晶画面であった。これに外付けハードディ
スクを付けて統合ソフトのワークスを入れて何とか実用的な仕事が出来た。