妨害安定度試験

2009/6/23

妨害安定度試験

あるシステムが外部からの妨害に対して耐えられるかどうかは実用的な観点からは重要な

評価事項である。特にラジオやテレビの受信機/受像器ではその評価が欠かせない。世界に

は色々な電波が複雑に飛び交う所があるらしく、セットをそこまで持ち込んで試験をして問題

が無ければ合格になるという話を聞いた事があった。受信機にAGCとかノイズキャンセル機

能を付けることにより外来ノイズに対する動作を安定化させるのが一般的である。しかし、ノ

イズというのはその特性を特定できないことが多く十分満足の出来る試験法が無いのが実

状であった。回路設計やシミュレーションの段階では電動消しゴムが発生するノイズを受信ア

ンテナにや入力に加えて安定性を評価した。これも現実的なノウハウの一つだったのかもし

れない。この試験では理論と実際がうまく整合できないイライラを感じていた。理論的にスマ

ートに解決出来れば問題ないが、そのような理論に足を突っ込んでいたらいつになっても製

品は出来ない。従って、泥臭いが目で見て効果を確認できる方法を採用せざるを得なかっ

た。今日でも、飛行機の反射はによるテレビ画面の揺れなどをシミュレーションするとなると

相当な技術が必要になるのではなかろうか。テレビ信号のデジタル化で従来のアナログ技術

がどのような形で生き残るのか残念ながら予測できない。デジタルの世界でも実状上不可欠

な色々な試験が為されているのであろう。なんとなく興味がある事だ。