2009/7/13
15ゲーム
1から15までの数字の駒を位置を一つずつずらせながら正方形の4X4の形に順に並べる単
純なげーむであった。ケースが駒を動かす盤になっていた。これが面白くかなり熱中して遊ん
だ記憶がある。暇つぶしのゲームだったのかもしれない。しかし、ゲームが面白いのはルー
ルの単純さとその解法が容易でないというチャレンジ精神を誘う二つの要素が必要なよう
だ。知恵の輪遊びといって何個かの針金をくねくね曲げてつなぎ合わせたものをほどくゲー
ムもあった。これは針金が通る空間が一度読めてしまうとそれで解けてしまい解法を覚えて
しまう。したがって、一度解けるまでは熱中するがその後何回も繰り返させるという魅力がな
っかたようだ。しかし、知恵の輪で遊ぶのも面白かったことは事実である。難しい知恵の輪は
根気との勝負であった。一回だけのゲームというのもそれ相応の面白さがあったのだろう。
むしろ人生の局面で遭遇する難問を解くのはこういう知恵の輪遊びを解くような要素がある
のではないか。根気よく色々と試すとぱっと解けてしまうことがある。知恵の輪という名前にふ
さわしい遊びだったのかもしれない。ともかくこういうゲームに興じたのが小学生の中頃であ
ったと思う。