2009/8/6
スーパーマリオ
任天堂のファミコンのソフト。このソフトで遊ぶためにファミコンを買った場合も多かったので
はないか。ファミコンとは名前からもコンピュータなのであるが、ほとんどの人がゲーム器とし
て見ていたと思う。自分も熱中している子供からファミコンを借りて試しに遊んだことを覚えて
いる。このソフトの発売が1985年との事で実際に買ったのはもう少し遅かったかもしれない。
ともかく、キャラクターが動くだけではなく、ストりー性やサウンドも子供達を魅了したようだ。
サウンドは今も耳の片隅に残っている。ファミコンにはゲーム性はあるが教育に使える外の
ソフトもあった。また、ファミリーベーシックと言ってキーボードとROM-BASICでプログラムが
できた。これを子供に買い与えたが余り使わずにお蔵入りした。コモドールからVIC-1001と
いう廉価のパソコンが1981年に発売されて自分用に買った。ディスプレーはテレビ画面であ
った。このコンピュータもゲームで少し使って、簡単なプログラムを走らせただけでお蔵入りし
ていたのだが。子供達は自分の持っていないソフトを友達から借りて遊んだりしていた。自分
の持っているソフトを持って遊びに行き来する。一種の社交の道具になっていた。ある時、子
供達がカセットを差し込んだが、画面が出ないのでそれを引き抜いてカセットの接点部分を
舐めている姿を見た。接触不良を経験的に対策していたのである。カセットを調べてみるとゴ
ミがへばりついて接触不良を起こしていた。小学校の授業にコンピュータが登場するのは相
当後の事であろう。スーパーマリオは日本でも世界でも有数の売り上げを記録している。そ
れだけ多く同じゲームの経験が共有された。ゲーム世代の人がパソコンにも抵抗無く入れた
のも事実であろう。これは遊びの効用か。