20101/27
ランキング
何事も数を確保すればビジネスになる。その典型がランキング。そこには需要と供給というビ
ジネス原理が働いているようにも見える。検索エンジンも色々なものがあるがついつい巨人
の足元にひざまづいてしまう。いくつかのキーワードで絞り込めばマイナーな情報も探す事が
出来るのであろうが、そこまで気合いが入らない場合が多い。ネット上に何十万、何百万の
情報があっても大抵は上位の10~20件でお手上げになる。一般論として検索には昇順と
降順がある。数十年前、ボーリングが隆盛であった時期があった。そこでも得点という序列
がゲームの大半を支配してしまう。たまたま、ブービー賞と言うのをもらって、こういう賞もあっ
たのかと思った。トップが脚光をあびるのは当然なのかもしれないが、ゲームの参加者として
はその逆順も同じだけ価値があるのではないか。ラストが一つ一つ欠落してゆくとトップもなく
なってしまう。かつては、<春うららタケが乗っても負け続け>という句を作った。いまでは、
<春うららタケが乗っても春うらら>の方が愛しく思う。検索もアクセスの少ない順から表示し
てくれればと思うことがある。これでは、利用者の大部分が不満を持つだろうから、オプション
でそういう検索を提供してくれると有り難い。更に言えば、検索オプションはランダム検索、ア
クセス頻度や更新頻度等は数段階設けて頂くと痒い所に手が届くようになるかもしれない。と
ころが、気まぐれに検索していたら、<検索下位1000位からの逆ランキング表示するサーチ
エンジン「1000.sc」>というのがあった。これは1000位から降順に並べるのか。ともかく、本
体のサーチエンジンと連携したサービスのようで、サーチエンジンを選ぶようだ。使えないサ
ーチエンジンが表示されていて、しきりに試したがダメであった。これはどういう意味があるの
だろうか。ともかく、逆転の発想に興味を覚える。