2011/8/3
昨日は終日曇り。下草刈り。サツマ除草。サツマ苗植え付け。苗はツルの先端を切りペットボトルの水に挿して発根させたもの。芋が出来るか不明だが実験。萩の蕾が少し色付いてきた。ヒマワリが本格的に咲き出した。花の向きは東向き。西側は日陰となるので確かに日当たりが良い方を向いているようだ。
2011/8/2の天気
TAVE= | 23.5 |
TMAX= | 26 |
TMIN= | 21 |
DIFF= | 5 |
WMAX= | 2.3 |
SUNS= | 0.2 |
RAIN= | 0.5 |
最高気温(℃) =26.9 (13:03 )
asahi.comは、「過去最高10シーベルトを計測 福島第一の配管外側;url=http://www.asahi.com/special/10005/TKY201108010451.html(2011年8月1日21時7分)」というタイトルで、「東京電力は1日、福島第一原子力発電所1、2号機の原子炉建屋の間にある主排気筒付近で、毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)以上の放射線を測定したと発表した。事故後に測定された放射線では最高値で、一度に浴びると確実に死に至る量だ。放射線源は不明。発電所周辺のモニタリングポストの計測値は上がっておらず、環境中への放射性物質の漏れは確認されていないという。 東電によると、毎時10シーベルト以上が測定されたのは主排気筒の根元付近。原子炉格納容器の圧力を下げるためのベント(排気)の際に気体が通る「非常用ガス処理系」の配管が主排気筒につながるところで測定された。 」、~「1、2号機では地震発生直後の3月12、13日にベントが行われた。」と報じた。
何故今になって「過去最高10シーベルト」なのか、何故「放射線源は不明」なのか納得が出来ない内容だ。ベントとは格納容器のが破裂するのを防止するため空気を抜く作業の事だろう。ともかく、放射能が高いのは原子炉以外にないと素人は考えるのだが。
科学ニュースに独り言:大衆受けするか「花咲かホルモン」もっと知りたい花の秘密
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学は、「花咲かホルモン(フロリゲン)の受容体を世界で初めて発見 自在に時期を変えて花を咲かせる技術の開発、穀類の増収やバイオ燃料の増産に期待
;url=http://www.naist.jp/pressrelease/detail_j/topics/1158/(平成23年7月27日)」というタイトルで、「【概要】
花を咲かせる植物のホルモン(花咲かホルモン、フロリゲン)が葉で作られたあと、茎の先端部で受け取る受容体を、奈良先端科学技術大学院大学(学長:磯貝彰)バイオサイエンス研究科の島本功教授、田岡健一郎助教、大木出助教、辻寛之助教、大阪大学蛋白質研究所の児嶋長次郎准教授らが世界に先駆け発見した。[14-3-3]と呼ばれるタンパク質が受容体として働くことをつきとめ、さらにフロリゲンと受容体を含む複合体の立体構造を原子レベルの解像度で決定したもの。フロリゲンと受容体との結合強度をさまざまに変化させることで、花を咲かせる時期を変化させることにも成功した。」と報じた。
「花咲かホルモン」から「花さか爺さん」の昔話を思い出す人が多いのではないか。花さか爺さんは枯れ木に花を咲かせるのだから、人間の欲望を素直に話にしているのではないか。花さか爺さんになれる条件は善良という性格を供えなければならない。ところが、本当の植物が花を咲かせる条件は科学的に未だ完全に解明されていない。ノーベル化学賞と花成ホルモン:http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/10/post-3520.htmlに早く花を咲かせる事に対する期待を書いた。
同上の奈良先端科学技術大学院大学のホームページには、「自在に花を咲かせる夢のホルモン(フロリゲン)を発見;url=http://bsw3.naist.jp/achievements/20070528a.html」というタイトルで、「掲載論文Tamaki, S., Matsuo, S., Wong, H. L., Yokoi, S. and Shimamoto, K. (2007) Hd3a protein is a mobile flowering signal in rice. Science 316, 1033-1036.
」の解説記事もあった。
研究が分子レベル、遺伝子レベルとなるとなかなか理解が難しくなる。植物の雌雄が出来たのが数億年という事らしい。その植物の歴史が現在の植物の生態や成り立ちに反映していると考えると理解しやすくなるのではと連想してみた。花を咲かせるという信号は葉が作って送り出すという事は葉の方が古いと言うことか。多細胞でないと出来ない業だ。花を咲かせる場所は種子を拡散させるためには高いところが良い。そうなると茎の先端。いわば植物も多細胞生物として役割分担をしている事なのだろう。ホルモンとはあくまでも刺激をあたえる補助物質。受容体とは刺激というボールを受け止めるグローブの様な物。グローブの性質を変えることにより開花時期等を調整できる事を確認している。これらのボールとグローブという物質を色々操作することにより開花を制御するのが終局的な目的かも知れない。科学的にはそのメカニズムの発見だけでも進化のミッシングリングを発見する事に通じるのだろう。
ここで、ふと、ヘッケルの事を思い出した。遺伝子が発現するまでのプロセスも生物が辿ってきた進化の歴史を反復しているのか。人間も受精から誕生までの間進化のプロセスを再現しているようだ。母体内の環境も進化の過程で過ごしてきた環境と同じなのか。あまり科学技術が進んでしまうと未来の人類は最早知りたい物もなくなってしまうのだろうか。
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CEEK.JPにて「地デジ」キーワードにてニュース検索:2011/8/2
最初の100件のみ引用。