ざっそう句:柿

2011/10/14
昨日は終日ほとんど曇り。畑の手入れ。アメリカセンダングサや紅柏の退治やK落果を拾ったり雑用の一日。一昨日はポポーの種子をポットに播いた。WEBで調べると「オオバベニガシワ(おおばべにがしわ・大葉紅柏) 」とあった。最初は名前すら知らなかったが庭の片隅に植えてあった。春先に紅色の若葉を開き綺麗だし、低木で毎年楽しめる。そんな思いで、畑の道沿いに植えた。どんな樹木も、野菜を作るような畑は天国のようだ。地下10㎝程度に根を張り回して紅柏が林立してしまった。放置したら手が着けられなくなる。急遽引き抜きを始めた。根が横に伸びて浅いので比較的容易に抜ける。昨年もかなり引き抜いたが今年もまだ生き残りが伸びてきた。WEB通販価格は1000円台とあった。複雑な心境だ。ポットや鉢に植えたらどうなるだろうか。マメガキの原木の方をチェック。見上げるほどの高さになっていが実は付いていない。接木の方は背丈は低いが実を着けている。果樹は生育条件が良いと伸び伸びとして実を着けるのが遅いようだ。大器晩成とはある意味本当だ。実生苗を買ったロウヤガキも実を着けていた。ロウヤガキは雌雄があるので実が生らない株もある。ロウヤガキ愛好家は授粉をさせてやっているようだ。筆柿や蜂屋柿、甘柿大養(福島天香園の苗)も実を付けた。url=http://www.fukuten.com/02hinsyu/view.php?id=133によると大養は「熟期:晩生種で、福島市では11月上旬~中旬頃に収穫できる。;樹性: 樹勢は強健で、単為結果性が強く、生産力も高いが、種子が4粒以上入らないと渋味が残るので、授粉樹の混植が必要である。」との事。大養の収穫は今年初めての予定。試食が楽しみだ。昨年は柿の裏年。今年は実付きが良い当たり年のようだ。柿は日本の代表果樹だが、皮をむくのがメンドーな時代になってしまった。

2011/10/13の天気

ざっそう句:柿

■草むらに影を潜めた蜂屋柿
■豆ガキを食う夢もあり子供時
■久々に妻が誉めたる接木柿
■腹膨れ秋の味覚も鳥の餌
■落ち葉して実は鮮やかに時を待つ