雑木の歌:パイプをくわえたマッカーサー

2012/4/25(水)
昨日は晴れ。気温が上がり初夏のような好天気。外出。チューリップの水栽培の様子を見た。どうも元気がない。気温が上がった分成長も盛んになると思っていた。球根の外皮の部分が黒ずんでかびが生えているように見えた。腐敗が鱗片まで達して、カビと腐敗が成長を阻害しているようだ。ともかく、気温が上がれば、雑菌の活動も盛んになるので、見えない問題を見通す技術も必要だ。古酒の徳利に入れた球根は、ペットボトルで作った球根の台座が高すぎて、水に接しなかったので、水分吸収が不安定であった。2~3㎝ほど芽が伸びたが、球根底部にカビや腐敗が入り、完全に腐ってしまった。細胞組織がジワジワとカビや腐敗により犯されてついに全部死滅してしまうのも、生き残るのも僅かな差があるだけのようにも見える。細胞レベルで見ると、生物の内部では、自分の細胞と外部の雑菌等の細胞と熾烈な戦いがあるようだ。真夏の接木も雑菌との戦いになる。今回のチューリップの水栽培実験では、外皮や鱗片のカビや腐敗を除去して続行して、最後まで結果をみるつもりだ。
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チューリップ水栽培:球根外皮のカビや腐れを除去(DCS==2012/4/24)

2012/4/24(火)の天気

TAVE= 18.4
TMAX= 25.2 最高気温(℃)  25.7  14:19
TMIN= 10.9 最低気温(℃)  9.7  04:19
DIFF= 14.3
WMAX= 5 最大瞬間風速(m/s)   9.6(東南東)  19:12
SUNS= 11
RAIN= 0

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雑木の歌:パイプをくわえたマッカーサー

腐さりかけたものは、放置すれば完全に腐敗してしまう。類似の現象が至る所に起こっているように見える。パイプをくわえて、厚木飛行場に降り立ったマッカーサーの写真をいつ頃見たのか。あのマッカーサーの姿に何を見ていたのだろうか。日本は敗戦により独立を失い、国家の上でGHQが日本を支配した。マッカーサーのGHQにより新しい日本に改造されたと言えなくもないだろう。しかし、自分の運命を自分で選べないとは余りにも情けない。

○名門の 大本営に 降り立つは 六法くわえた マッカーサー弁護士

○天下分け目 総大将は 奥の院 腹も切れずに 部下を駆り出す

○ああ理不尽 見えないものに とりつかれ 見えないものに 運命繰られ

○法あれど 浮き雲のごと 吹く風に 流れ流れて 寄る辺無き国

○天災に 文句も言えず もどかしく 不安尽きない 人災大国