身辺雑記(愛しきもの 生き物):片足でけなげに生きていたキジ

2012/5/24(木)
昨日は晴れ。雨後なので灌水無し。草かき。草花の種を播く。午後用事外出。チューリップの水栽培に使ったペットボトルでアボガドの種子栽培を試みる。アボガドの種子はかなり大きい。植物の発芽等の観察をするには好適だろう。仮に直径を3㎝、微細な種子の直径を0.3㎜とするとその比は100倍。体積はその三乗となるので十の六乗・百万倍となる。ローズカスミソウの種子も播いた。砂粒のような色と微細さで種子の大きさの差を考えてみるのも面白い。キジが近くで鳴いた。探すと下草を刈ったミカン樹の下にいて餌をついばんでいた。

2012/5/23(水)の天気

TAVE= 19.1
TMAX= 26.8 最高気温(℃) 27.4 14:26
TMIN= 13.1 最低気温(℃) 13.0 00:47
DIFF= 13.7
WMAX= 4.4 最大瞬間風速(m/s)
SUNS= 9.6 (風向(16方位)) 9.2(東南東) 18:13
RAIN= 0

Q
Q

身辺雑記(愛しきもの 生き物):片足でけなげに生きていたキジ

我が家の近くにキジが住んでいるのを確認したのが四月。雑木の歌:雉子の家族(2012年4月 4日 (水))http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/04/2012.html。このキジが動き回っている範囲はかなり広いようだ。数百メートル離れた所でもその姿を見た。5/23の朝、再び数メートルの近さでそのキジを見た。ぴょんぴょんと飛び跳ねているようだが、なにかその動きがぎこちない。目をこらしてみるとどうも片足が使えない様子だ。

デジカメにその様子を納めようとシャッターを押したが、メモリー容量無しの警告が出た。どうもファイルシステムが不調のようで、SDカードをパソコンでフォーマットしてから、デジカメで再フォーマットして使っていた。一度、家に戻ってSDカードを再フォーマット。もうキジはいないだろうと思って現場に行くとまだいた。片足が使えない様子は静止画でははっきりしないので、動画撮影することにした。メモリー容量の関係で静止画と動画を併用。動画撮影は初めてだった。デジカメでは再生できたが、画面が小さすぎる。いざパソコンにデータを取り込む段階で、新しく撮影したファイルのデータ転送がストップ。次回再起動するとメッセージが出て、ファイルの修復をしたようで、10000個数百MBYTEの修復ファイルが出来ていた。修復された静止画ファイルは読めるようになったが、画像として認識できるのは画像の極一部だった。動画の方はMOVファイルだったが、これはQUICK TIMEのファイルらしくお手上げ。結局画像は見られないで居る。

息子にも怪我をしたキジがいると話したら、しばらくしてやってきた。場所は10メートル位変わったが、相当長い間近くにいたことになる。その一帯は野良猫の生息圏でもあるので、野良猫に見つかったらどうなるか気になる。息子は保護しようとしたのか、少しキジの方に近づくと、羽音を立てて飛び立ったので、一瞬怖じ気づいた。近くにキジの子もいたようで、それも一緒に飛び立った。万一の危険な場合に、空間という三次元への脱出ができたのだ。鳥の飛ぶという能力を再確認した。これは二次元に住む生き物と衝突しない知恵なのかもしれない。