半端道楽:写真で俳句る(写真+凡句):もう稲刈りが始まった?(頭垂れ 水路労う 稲穂かな。);秋の夜は 小股の猫を 追わぬなり。161006。

2016年10月6日(木)
昨日は曇り。ざっそう句;秋の夜は 小股の猫を 追わぬなり。厚い雲がかかりどんよりとした天気。日本列島を縦断すると予測された台風18号は日本海に沿って北上し能登半島北方で熱帯低気圧になった。古新聞を資源ゴミとして出す。全一輪車がパンク中で、コンテナを乗せたハウスカーで運んだ。超老人モード。帰路は散歩を兼ねて遠回り。既に、稲刈りが終わった田圃もある。兼業農家は土日の休日に刈ったのだろう。ミカン樹にはい上がったツル退治をした。日光不足で枯れた枝もある。来年は先手を打って、ツルに勝てるか。気温は上がらず、発汗は余り無かった。昼過ぎまで。その後は宅内閑居。

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半端道楽:写真で俳句る(写真+凡句):もう稲刈りが始まった?(頭垂れ 水路労う 稲穂かな。)

米作りは、米という漢字が八十八に分解できる事から、八十八の工数がかかると言われているようだ。終戦後、ほとんどの農家のセガレ達は、職業選択で、迷った経験があるだろう。

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当地区の農家は、米麦、養蚕を中心としていた。生産技術は、時代に連れて変わったが、基本は大きく変わらなかったと思われる。専業農家になると、全ての工数を自分の裁量で決める必要があった。終戦後の経済成長で、農業収入は、サラリーマンの月給に追い越され、農家のセガレ達は専業から、兼業へカジを切った。名目的には兼業だが、実質はサラリーマン専業になって行く傾向も色濃くなった。

既に、麦は採算が合わず、ほとんどの農家は麦作から撤退している。周辺の養蚕は皆無となり、養蚕からの撤退後、数十年が過ぎているだろう。当地区の稚蚕共同飼育所ができたのが、昭和48年頃のようだ。その施設は、現在別の用途に使われている。そうして、現在は水稲が曲がり角に立たされているように見える。今まで、米作の全行程を自前で行って来た農家も、高齢化等で、農業法人に任せる例が増加している。

「稚蚕飼育所(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/07/post-0ffe.html)。(2009年7月 3日 (金))」(この記事へのリンク

地域では、水田所有農家には水路の維持管理の代表となる水利役員が回ってくる。老人だから、女性だからという理由で、免責が通用すれば、役員になる人がいなくなってしまうのが実情だ。そんな水利役員を体験すると、水田に水が開通し、稲が実り、稲作シーズンの最後に、水田に引かれた水が切られているのを見ると、感慨深い思いがする。

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2016年10月05日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 19.9 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 20.8 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 18.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 2.1 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 3.6 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 0 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) 18.5 2:57
最高気温(℃) 21.1 10:55
出典=気象庁 参照⇒ AMEDASへのリンク
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.3(西) 22:58


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