半端道楽:身辺雑記:田舎老人徒然草:第五回伊勢崎市選抜作家秀作展を見学;懲りもせず 私人公費で フルムーン。20180926。

2018年9月26日(水)
昨日は曇り後小雨。ざっそう句;懲りもせず 私人公費で フルムーン。肌寒い一日であった。午前、宅内閑居。午後、予定の用事外出。用事の目的がはっきりせず、アッシー君の感じがしないでも無い。出かけるついでにハガキを投函。空き時間があるので、某スーパーでウォッチング。秋刀魚とキャベツが安かったので買う。秋刀魚は、元気が良かったので袋から飛び出した。袋の裏から掴んで袋をひっくり返す手加減が下手で床に落としただけの話だが...。相乗り客と一緒に目的場所に向かう。用事は無事終わり、相乗り客を送り解放される。雨模様なので畑の心配は無い。そこでタウンウォッチングの続きをする事にした。雨なので遠出をする元気も出ない。ホムセンへ行こうか。ベイシア・ISへ向かった。

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半端道楽:身辺雑記:田舎老人徒然草:第五回伊勢崎市選抜作家秀作展を見学

想定外の展示会がありそうなので直行した。無料なのが有り難い。

ベイシアにホムセンのカインズホームが入ったのはいつだったか。まだそれ程時は経過していないと思う。今年の8月末にベイシアグループのセーブオンがローソンに衣替えした。メガ・フランチャイズ契約の本でコンビニ経営を行うのだろう。これも、一種の経営合理化だろう。

カインズホームがベイシアの建物の中に入ったのも、合理化の一環のような印象を受けた。衣料品の市場は縮小しているのか。競争が激烈化しているのか。利益が低下しているのか。その点、ドイト等のホムセンを駆逐してきたカインズホームがベイシアに入ったのも経営上の判断があったのだろう。デパートもコンビニ化が避けられないのかも知れない。

「ツル(鶴)よ 飛んでおくれ:紳士服のコナカ前橋岩神店が完全閉店か?;小春日に 掘れて嬉しい メイクィーン。1512。(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2015/12/qq-a9b4.html)。(2015年12月 8日 (火))」(この記事へのリンク

ともかくISベイシア内のカインズホームを時間潰しでウォッチングしようとエレベータに向かった。そこで出合ったのが、「第五回伊勢崎市選抜作家秀作展」の掲示であった。4階のイベントホールであるようで、25日が初日であった。これを見ない手も無かろうと4階へ直行した。

iob_2018_poster__senbatusakka2.pdfをダウンロード
原ファイル名=「IOB_2018_POSTER_第五回伊勢崎市選抜作家秀作展_senbatusakka2.pdf」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

このイベントホールで良く見るのが古書展である。芸術作品展ならもっと文化的ではないか。伊勢崎市では、今後文化会館に美術館を併設するようだが、ともかく伊勢崎市は自分勝手に芸術後進国と思い込んでいた。その先入観を打破してくれそうだ。

フラリと会場に入ると、係の人がパンフレットを渡してくれた。広い会場の壁面に作品が展示されていた。とりあえず、入り口から反時計回りに一周した。実は、伊勢崎市内には、芸術家等はそれほどいないと思っていたのだが、多数の市内在住芸術家がいたと知っただけでも収穫だった。

会場に入った時刻が遅かったので、見学者は数名のみ。そこで、アクリルとは何ですかと係の人に愚問を発した。実は市の職員で良くわからないが、水彩画のようですという説明であった。確かに、アクリルと言った方が水のような透明感を感じる。広辞苑によるとアクリル絵の具の説明もあった。絵の具のベースはアクリル樹脂のようだ。

入り口から真正面の奥に展示されている作品は、伊勢崎市が配布しているクリアフォルダに採用されている図柄で親しみがあった。だが、作品のジャンルが「工芸」と表示されておりチョット違和感があった。そこで、また係の人に聞くとご本人がいますからと、作者に声をかけてくれたので、ご本人から直接貴重な話が聞けた。

作者は、ポスターの最初に名前が出ている伊正義氏である。氏の作品は伊勢崎織物の図柄の作成を背景に生まれているようなのだ。一種の切り絵であるが、その絵を表現するのが筆では無く小刀なのだ。実は、同氏が伊勢崎明治館のイベントで切り絵の実演をしている姿を拝見した事があった。

銘仙の反物は幅が二尺・約60㎝との事だ。その織物の仕事も時代の流れで無くなり、展示されている作品のサイズは、明らかに反物の規格とは別で大きなサイズなのだ。かつての職人が、芸術家に大変身したのだ。話は伊藤氏の幼少時の奉公にも及んだ。聞きかじりであるが、職人の奉公の厳しさを知っていたので同氏の話も胸にスッと納まった。

「雪隠大工(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2009/05/post-9eb3.html)。(2009年5月27日 (水))」(この記事へのリンク

我が家の家を建てた大工の棟梁とどこか似た境遇を経て、現在に至っているようだ。小刀で切り出して作品に仕上げる仕事は、確かに工芸と表現する以外にないのかも知れない。展示会に出展する時、仕方なく題名を付けるが、題名で作品を見て貰いたくないというような話もされた。

展示が閉まる時刻が近づいてきた。係の人が、もう話が終わらないかとそぞろ歩きをしている。そこで最後の一問で、後継者の話を聞いた。小刀一本で作品を仕上げるには、身をすり減らすような根気・集中力だけでなく、表現のセンス、奉公や仕事で培ってきた苦労を乗り越える経験も不可欠だ。残念だが、現代の若者はそれに耐えられないだろうという話であった。

だが、職人の世界を知らずに毛嫌いしている若者もいるのかも知れない。どんな仕事も、親方や上司が親切丁寧に教えてくれる物では無い。親方、師匠、上司も弟子が乗り越えて行く目標に過ぎないのかも知れないのだ。

ついに定刻をオーバーしてしまい、お礼を言って会場を後にした。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 495.9 96 269 113587.7 20.7 23.2 17.8 5.4 2.3 0 14 17.8 23.7 5.2(北北西)
時刻等℃   D m/s H mm 24:00 00:17 10:01
2018年09月25日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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