老人の寝言:関西電力は東京電力のとばっちりを受けた被害者か

2012年7月17日火曜日
昨日は晴れ。朝から高温注意報が流れた。最低気温(℃) 25.0 04:03 で熱帯夜。最高気温(℃) 36.3 14:59 で猛暑日となった。まだ、梅雨明け宣言はない、小豆の移植を朝飯前仕事として少しだけして、その後は宅内。宅内の室温も33℃と暑い。海の日だからというわけではないが、海水浴スタイルで暑さをしのぐ。梅酢にクエン酸を入れて熱中症対策ドリンクにした。知人からキムチ等の差し入れ。デスクトップパソコンのFANは回りっぱなし。この暑さで、電力消費量が気になった。東京電力と関西電力のホームページを覗く。一昨年(2010年)東京電力の夏の最大電力は、5,999万kWを記録(7月23日)。東京電力の昨年の電力データから、毎日の最大電力をグラフにしてみた。

2012年7月16日の天気

TAVE= 30.0
TMAX= 35.8 最高気温(℃) 36.3 14:59 
TMIN= 25.1 最低気温(℃) 25.0 04:03 
DIFF= 10.7
WMAX= 3.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 6.4(東南東) 14:23 
SUNS= 10.7
RAIN= 0

Q
Q

老人の寝言:関西電力は東京電力のとばっちりを受けた被害者か

昨年は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で、東京電力管内の電力利用者は、節電を強いられた。いま振り返るとあの、強引・無計画な計画停電は原発事故隠しの隠れ蓑そのものに見える。まさに、国民の死活に関係するエネルギーを握っている連中が悪魔のささやきに負けた結果を示しただけにすぎなかったようにみえる。東京電力平成23度報告書によると、個別支給額は開示されていないが、取締役21名で総額179百万、平均8.52百万円/人の報酬を受けていると記されている。この平成23度報告書は、事故の責任としての損害賠償と経営責任としての電力料金増加分も利用者にツケ回して、ちゃっかりこれだけの報酬を受け取とったと当世風経営者倫理のありさまを、永久に後世に伝える記念すべき役割を負っているかのように見える。東電の株主は太っ腹なのか。

昨年は、東は大変、西は安心という雰囲気があったが、原発の稼働停止が現実になり、電力事情は西と東が逆転した。原発がなければ、電力は不足するという、原発稼働への強迫観念が未だに電力業界を支配しているようだ。従って、供給可能電力の根拠や明細は具体的に示されない。国民が見せられているのは、その時々の数値だけで、その裏付けは皆目分からない。ともかく、万一、関西電力側に、何らかのトラブルが発生すると今後は更に問題が複雑化するのではないか。そんな事を考えつつ、猛暑の中データをまとめてみた。ざっと見ると、東京電力は関西電力の約二倍の電力規模。相撲で言えば、東の横綱が死に体。西の横綱が頑張らなきゃ。データは東京電力と関西電力のホームページに掲載されたものである。電力事情が逼迫するのが、7月と8月だが、何が起こってもおかしくないのがこの世の常。東京電力の2011年の最大電力:2011/8/18 4922KW。

Tepco_and_kepco_power_2012_07_16