2016年2月15日(月)
昨日は晴れ。ざっそう句;春一番 吹けどお寒い このお国。雨が上がり天気予報通り暖かくなった(最高気温(℃) :23.1/16:39)。予定の案件も無事終了。続いて老人モードで配り物と事務封筒を投函。汗がにじんできた。春先、気温が上がると花粉症が出てくる。ふと花粉症を思い出した。今年の杉花粉の飛散量は少なそうだが。WEB情報で春一番が吹いたと知る。本当に春らしくなるのは彼岸頃から。農作業シーズン到来だ。このお国のお寒い状況は春たけなわになっても終わる事がなさそうだ。庭の紅梅が咲き始めた。タンポポ、フクジュソウもちらほら咲いてきた。大根を収穫。早速、肉無しのヘルシーダイコンカレーになった。ダイコンの葉は枯れているが、芯から芽が出そうだ。芽が出て抽薹すると食べられなくなる。良い保存方法はないか。
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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(17):関東大震災がニューヨークまで影響した!
米じいさんという伝説の人物を追いかけて行くと、J.Ohga という人物に出会った。多分、米じいさんはこのJ.Ohga といつも身近な付き合いをしていたのだろうと思う。更に詳しく調べると、何と当時のニューヨークの新聞「THE BROOKLYN DAILY EAGLE. NEW YORK. TUESDAY, SEPTEMBER 4, 1923」の中で、J.Ohga の活躍が報じられていた。この新聞は十数ページあり、J.Ohga が見つかったのは、20ページの極短い記事の中であった。その中に、「the disaster」という言葉が出て来るが、具体的に何を示すか理解できなかった。
この新聞は、いくつかのサイトに掲載され、OCRでテキスト検索できた。認識精度が悪く、誤変換が目立つサイトもあった。http://www.nypl.org/collections/articles-databases/brooklyn-daily-eagle-online-1841-1902のデータでは、最初のP1も参照できた。そのトップ記事が伝えていたのが、まさに、関東大震災の惨事であった。
WIKIPEDIA「関東大震災。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD)」によれば、「関東大震災(かんとうだいしんさい)は、1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒(日本時間、以下同様)に関東地方又は近隣で発生した大正関東地震による地震災害である[注釈 1]。神奈川県・東京府を中心に千葉県・茨城県から静岡県東部までの内陸と沿岸に広い範囲に甚大な被害をもたらした。」未曾有の大災害であった。(このサイトへのリンク)
上記、「THE BROOKLYN DAILY EAGLE. NEW YORK.」をたどると、既に9月2日付けの記事で関東大震災が報じられていた。今まで、当時の通信事情は、不案内であったが、既に1923年に日米海底ケーブルも敷設され、電送写真も実用化が進んでいたようだ。従って、ニューヨークにいても、居ながらにして、東京・横浜の様子が伝わっていたのである。
その結果何が起こったか。当時の日本からの主な輸出品は生糸(SILK)等であった。ニューヨークでも、日米の貿易で生活をしていた日本人が多かったろう。当時ニューヨークには数千人の日本人がいたようだ。ニューヨークといえば、何を置いても、世界の商都である。関東大震災の被害の巨大さが伝わると、直ぐに株や商品の取引や相場が大混乱に陥ったようだ。J.Ohga が直面した「the disaster」という言葉は、日本発の関東大震災がニューヨークでも、大きな災難をもたらしている事を伝えているようだ。そうすると、在ニューヨーク日本人の多くが、その日の生活に困ったと想像しても大きな誤りはないだろう。The Japanese Christian Institute, Inc.(紐育日本人キリスト教會 )という団体の、スポークスマンJ.Ohga が、災害救済基金を創設すると述べた事は、色々な面から妥当性があったと思われる。
米じいさんが帰国した時期は、はっきりしていない。いろいろな伝説からこの関東大震災前後の事と思われる。だが、今までは、米国の排日運動が厳しくなったのが主な原因だろうと、漠然と考えていた。米じいさんの軌跡と、J.Ohga の活躍、関東大震災等々の点を結ぶと、少しだけ伝説では解けない謎が解けてきそうに感じる。
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2016年02月14日 伊勢崎(イセサキ) | ||
TAVE= | 14.2 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値 |
TMAX= | 21.6 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値 |
TMIN= | 8.6 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値 |
DIFF= | 13 | 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差 |
WMAX= | 9.5 | 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値 |
SUNS= | 5.7 | 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値 |
RAIN= | 2 | 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値 |
1日の極値 | データ | 時刻 |
最低気温(℃) | 8.6 | 4:04 |
最高気温(℃) | 23.1 | 16:39 |
出典=気象庁 | 参照⇒ | AMEDASへのリンク |
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) | 13.8(北西) | 22:58 |
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