身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(12):米じいさんの同僚達;老醜を 写す鏡は 日々曇る。1602。

2016年2月8日(月)
昨日は晴れ。ざっそう句;老醜を 写す鏡は 日々曇る。宅内閑居。断片的に電話。色々意見を聞かれても、電話での意見は扱いに困る。かみさんが出かけた所に来客。お茶はどこだっけとこれも困る。SW付きのUSB-HUBを使って見たが、ディスクを認識するまで時間がかかる。認識しない場合もある。手間とイライラが増大するだけか。これも困る。落果したハッサクがウマイとの事で試食。確かにウマイ。運動不足に糖分過剰は要注意だ。昨日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したようだ。すべての兵器は断固撤廃すべき。

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身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(12):米じいさんの同僚達

米じいさんの手紙に印刷されていた二番目の人名は「J.OHGA,EXC.SECRETARY」であった。漢字姓名で無いので手がかりは掴みにくい。

「J.OHGA  The Japanese Christian Institute, Inc.」で検索すると、「Ml THE BROOKLYN DAILY EAGLE. NEW YORK. TUESDAY. SEPTEMBER 4. 1923. (https://www.newspapers.com/newspage/58029621/);The Japanese Christian Institute, whoso headquarters are at 330 E. 57th St., Manhattan, will take Immediate steps toward ralstng a relief fund for their stricken countrymen, it was announced by J. Ohga, the organization secretary, today. The institute Is one of the factors among the Japanese of the Metropolitan District. .Mr. Ohga said that there probably is not one of his national who has not been affected the disaster. All have members their families, friends and business connections In the wrecked districts.」という記事がヒットした。当時の新聞記事の電子化記事で、「 J. Ohga」が出て来る。役職も住所も手紙に印刷されたものと同じである。従って「 J. Ohga」も実在の人物だろう。

尚、WEB検索で在野のダンテ研究者でキリスト教徒の「大賀壽吉」がヒットするが、The Japanese Christian Institute, Inc.のJ. Ohgaとは別人の可能性が大きそうだ。三番目の人名は「Z.XXXXXXX,SOCIAL SEC.」であった。この「Z.XXXXXXX」が米じいさんの可能性があるが、WEB検索ではヒットしなかった。SECRETARYでも職位に差があって、EXC.SECRETARYはSOCIAL SEC.より高位の職で教会の対外的業務等全般を扱い、SOCIAL SEC.は、社交事務担当私設秘書という意味で、言い換えれば上役に仕える何でも屋に近い職かも知れない。米じいさんの手紙に書かれた「私儀 相変わらず人様のために働いて居ります故ご安心下さい。」とは、このSOCIAL SEC.としての仕事の事だったのかも知れない。

The Japanese Christian Institute, Inc.を代表するのは、やはりREV.SOJIRO SHIMIZU,MINISTERであったろう。WEB上に散在する情報によると、清水宗次郎牧師は1913年にThe Japanese Christian Institute, Inc.に着任以来35年間(終戦後まで)布教活動に専念し、1948年に引退したとの事だ。同氏はMcCormic Theological Seminaryを卒業したようだ。同大学のホームページ(http://mccormick.edu/)によれば、「As a seminary of the Presbyterian Church (USA), McCormick educates women and men for service in Christian ministry and faithful leadership in God's world.」とある。

米じいさんは、REV.SOJIRO SHIMIZU,MINISTERが引退する四半世紀も前に帰国している。教会活動をどんな形で行ったのか、その期間はどれほど長かったのかもはっきりしない。まさに、海風のように捉え難いのだ。

追記(2019/02/21):BLOG記事で移民と海外への出稼ぎを話題にした。そこで、下記記事にリンクを設定してアクセスしやすくした。    
検索結果    
「炬燵で聞いた遠い遠い昔話」で検索した結果、以下の記事/ウェブページが見つかりました。    
タイトル 投稿日 タイプ
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(24):J.Ohga はJunji Ohgaらしい!;春霞 秘書は金持ち 雲霞。1602。 16/02/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(23):広島の女と群馬の男;重力波 捕らえた如し 猫の髭。1602。 16/02/23 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(22):米じいさんの手紙に残されたキーワード;タコ銀が 食い詰めて食う 自他の足。1602。 16/02/22 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(21):米じいさんの奥さんの面影を求めて;雨水かな そぼ降る雨は 憎からず。1602。 16/02/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(20):米じいさんが娘に付けた名前;起きて見りゃ 夢物語も 夢の中。1602。 16/02/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(19):米じいさんの恋人の手紙の一節を読む;立ち話 行き着く先は 墓の事。1602。 16/02/19 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(18):米じいさんの伝説:閑話休題;後ろ指 指されて燃える アホもアホ。1602。 16/02/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(17):関東大震災がニューヨークまで影響した!;春一番 吹けどお寒い このお国。1602。 16/02/15 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(16):J.Ohga という人物が活躍したニューヨークで何があったのか?;チョコで釣る 人の心の ほろ苦さ。1602。 16/02/14 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(15):米じいさんが貿易に挑戦;裏の顔 知って納得 スキャンダル。1602。 16/02/11 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(14):米じいさんが隣町のビジネスマンに遭遇;スクープを 打てずに放つ サルダマシ。1602。 16/02/10 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(13):米じいさんに逆風が吹いたのか;尋ね人 ぽっと出てくる 貰い本。1602。 16/02/09 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(12):米じいさんの同僚達;老醜を 写す鏡は 日々曇る。1602。 16/02/08 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(11):米じいさんが米国で出会った女性の謎;立春の 薄暮に大根 抜いてやる。1602。 16/02/07 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(10):海を渡る風(海風);世も末だ 借りて利子取る エゲツ無さ。1602。 16/02/03 記事
     
0B1_炬燵で聞いた遠い遠い昔話(目次) 16/02/01 ウェブページ
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(9):米じいさんの初恋は?;盆栽狂 咲いた椿の 腕自慢。1602。 16/02/01 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(8):The Japanese Christian Institute, Inc.とは何か;雪融けて 畑が恋いし 黒い土。1601。 2016-01-31 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(7):母から渡された玉手箱を開く;雪溶けて キケン・キタナイ ウラの道。1601。 16/01/27 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(6):米じいさんの奥さんの謎;きけよきけ わだつみのこえ いまこそは。1601。 16/01/24 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(5):米じいさんの娘の訃報に仰天;アンマリだ ブルータスかよ あのTPP。1601。 16/01/21 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(4):米じいさんの先輩の矢嶋昇という人物;大雪の 注意伝える 黒電話。160118。 16/01/18 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(3):米じいさんの葬式;大砲の 音よりましな 落雪だ。1601。 16/01/20 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(2):米じいさんの帰国;事故初め 地獄に向かう スキーバス。1601。 16/01/16 記事
     
身辺雑記:田舎老人徒然草:炬燵で聞いた遠い遠い昔話(1):米じいさんの伝説;そこにある 道も歩けば 古道かな。1601。 16/01/12 記事
     



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2016年02月07日 伊勢崎(イセサキ)
TAVE= 3.7 毎正時のアメダス観測値(気温)の平均値
TMAX= 7.2 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値
TMIN= 1.1 毎正時のアメダス観測値(気温)の最小値
DIFF= 6.1 毎正時のアメダス観測値(気温)の最大値と最小値の差
WMAX= 7.4 毎正時のアメダス観測値(風速)の最大値
SUNS= 10.2 毎正時のアメダス観測値(日射)の合計値
RAIN= 0 毎正時のアメダス観測値(雨量)の合計値
1日の極値 データ 時刻
最低気温(℃) 0.9 23:08
最高気温(℃) 7.4 13:53
出典=気象庁 参照⇒ AMEDASへのリンク
最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 13.4(北) 14:55


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