お金の使い始め
2008/12/2
お金の使い始め
いつ頃からお金を使うことを覚えたのかははっきりしていない。幼少の時でも、母親は忙しい
のでちょっとしたお使いは子供にさせた。行き先は近所のしもたやであった。雑貨、食品等の
日用品を扱っていた。お使いに行くと店のおばさんがちょっとしたおまけを付けてくれた。これ
がおつかいの楽しみであった。家の手伝いをしてお駄賃を貰ったのは小学校入学以前であ
ったので、お金を使い始めたのもそのころであったと思われる。今の子供達のようにお金を
銀行等に貯金するほど貰った覚えはない。竹筒で作った小遣い入れに硬貨を貯めるくらいで
あった。その竹筒も一杯にならないうちに割ってしまったのが実状であった。ともかく、お金は
幼いながら労働の対価であった。お金の大切さはお手伝い等の仕事を通して実感していた。