05A_永遠のアナログTV&アナログいろはカルタ

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2019年1月22日 (火)

永遠のアナログTV&アナログいろはカルタ:技術 回顧と展望:技術大国日本はもう終わりか?;卒業を そっと知らせる 年賀状。20190122。

2019年1月22日(火)
昨日は晴れ。ざっそう句;卒業を そっと知らせる 年賀状。20日は年賀はがきの抽選日だった。期待はしていないが、自分に出した運試しと一緒に、貰った年賀状の当選チェック。自分に出した物は落選。貰った物と追加で買ったが出し残りになった物から最下位当選が出た。この結果で、今年を占うと、マァ自分の運もそこそこなのかも知れない。今後の年賀状は卒業させて下さいというのが二三あった。自分もこれで助かった感じだ。喪中はがきを貰ったが、よくよく考えると、これもお付き合いを卒業する良い機会のように思える。寒中見舞いも遠慮した方が良さそうだ。当BLOGの初期に、アナログいろはカルタとう連続シリーズを作成した。自分の場合、技術者人生の前半をアナログ回路技術者として過ごした。その体験を記録して置こうと考えた。あの輝かしい、ラジオ・テレビ・ビデオ等々はアナログ回路技術の集大成のように思える。ともかく、理論と技術と経験・ノウハウ等が渾然一体として機能して、人間の欲望を満足させてくれたのである。その後は、アナログ技術はディジタル技術に駆逐され、アナログが生き延びている分野は、アナログでなければ処理できない特殊な分野に限定されてきているようだ。ともかく、ディジタル技術はコンピュータ等と相性が良い。だが、信号の入り口と出口で、人間の感覚に関する部分を扱うにはアナログが不可欠のようだ。それでも、もはや職人芸のようで、現代ではほとんど注目されない職種になってしまったようだ。インフルエンザが流行しているようだ。ワクチンを接種していないので要注意だ。鳥インフルエンザが発生したら大騒ぎになるだろう。スーパームーンを見損ねた。本日見ようか。

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原ファイル名=「OB_2019_OLD_PIX_DSC=2017_08_03.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

0000_アナログいろはカルタ(目次) :この記事へのリンク

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永遠のアナログTV&アナログいろはカルタ:技術 回顧と展望:技術大国日本はもう終わりか?

日本のアナログTVはアメリカの模倣で始まったが、ついにカラーTV時代になると、アメリカのカラーTVメーカーを市場から追い出してしまった。

「他生の縁:いとしきもの(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2010/06/post-e0a2.html)。(2010年6月22日 (火))」(この記事へのリンク

「永遠のアナログTV:身体で覚えたアナログ技術(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/04/post-433b.html)。(2011年4月 8日 (金))」(この記事へのリンク

Googleにてキーワード「アナログいろはカルタ」で本サイト内を検索(https://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&num=20&lr=lang_ja&q=%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%81%84%E3%82%8D%E3%81%AF%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%80%80site%3Ahttp%3A%2F%2Faf06.kazelog.jp%2F)(このKWで検索

「技術 回顧と展望:リスク対策には二社購買という米国メーカーの戦略(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/09/post-32a5.html)。(2011年9月 4日 (日))」(この記事へのリンク):この記事は、自分の担当機種が海外メーカーに採用された当時の記憶である。海外メーカーは多分GEだったと思う。当時、GEのカラーTVは米国内でなく、アジアの海外工場で生産していた。やがてGEはカラーTVから撤退して、新しいME分野等を開拓して、新市場を切り開いた。米国のメーカーは、事業の転換が巧みで、新しい市場を開拓して生き残って行く例が多い。だが、アップルはどのようにして生き残って行くのか誰も分からないだろう。自分的には、アップルの小型商品は、携帯+電子手帳位にしか見えない。アップルの一人勝ちを許し続けるメーカーは無いだろう。いつかアップルを打ち破るメーカーが生まれることもあるだろう。S.Jobsが死亡したのが2011年。アップルの技術力は永遠なのだろうか。

日本がカラーTVの世界市場を制覇してからは、韓国、中国、台湾等のアジア諸国が市場を制覇して、日本のカラーTV生産は衰退に向かった。ともかく、アナログカラーTVの時代は、それなりに技術の壁があり、後発国の追い上げに対して、時間稼ぎは出来たのだろうが、ディジタルカラーTVの時代になると、技術の壁の高さは低くなり、人件費などの強みが製品の競争力を押し上げてきたようだ。現代のディジタルカラーTVは、コンピュータと同じように、世界中から安い部品やユニットをかき集めて組み立てれば、商品が出来てしまう。ともかく、国際商品はその時々の情勢で、生産国もメーカーも変わって行く。

WIKIPEDIAによると、カロリーベースの食料自給率は世界の先進国では最下位のようだ。今後、外貨を稼げる輸出商品が無くなると食料自給率の低さが日本の国難になる可能性も大きいだろう。そもそも、第二次世界大戦も、食料や資源の争奪と無関係ではない。日本の指導者は、敗戦に到った無策を懲りずに繰り返す積もりなのか。

日本は生産力・技術力で食って行けると盲信しているが、世界の追い上げは日々加速するだろう。日本の国力が低下すれば、日本に向かってきた製品や資源は、行く先を変えて、日本がじり貧になる可能性もある。電機・機械・通信・原発・土木・建築等々は成熟産業で成長が期待できるのか。日本はバイテク・医療・薬品等で競争力があるのか。自動車産業は、今後も生き残ることができるのか。日本には、STAP細胞事件と言うような前代未聞の不審事を引き起こす特殊能力も豊富にある。何が起こっても、不思議では無い国になってしまった。

よくよく考えてみると、日本の将来に明るい展望が開けないのが実態だ。もっとも、平民は、展望というような霞を食って生きている訳ではない。腹を減らせば、思い切った事をしてきたのだ。別に、未来がバラ色に見える必要は無いか、暗黒では困る。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 97.0 344 21 110.3 4.0 8.5 0.3 8.2 7.5 9.7 0 0.3 8.8 13.1(北北西)
時刻等℃   D m/s H mm 24:00 13:05 14:01
2019年01月21日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク

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2011年4月 8日 (金)

永遠のアナログTV:身体で覚えたアナログ技術

2011/4/8
夜大きな地震があった。ラジオニュースによれば、東北地方太平洋沖地震の余震との事だ。以下は気象庁発表:「07日23時32分頃地震がありました。震源地は宮城県沖 ( 北緯38.2度、東経142.0度、牡鹿半島の東40km付近)で震源の深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は7.4と推定されます。」深夜だったが、なにか地震慣れしている事に気付いた。福島第一原子力発電所原発1号機への窒素注入は始まっている。放射能汚染水の海洋投棄も続行。朝日:(url=http://www.asahi.com/politics/update/0407/TKY201104070526.html)は「被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県」の地デジ移行を延期すると伝えていた。

昨日の天気

TAVE= 13.1
TMAX= 20.4
TMIN= 6.2
DIFF= 14.2
WMAX= 3.1
SUNS= 5.3
RAIN= 0

永遠のアナログTV:身体で覚えたアナログ技術

東北地方太平洋沖地震とそれに付随して発生した大津波の災害を東日本大震災と呼ぶことが正式にきまったらしい。最近、東北地方の都市のホームページがどのような震災の名称を使っているのか幾つか覗いてみた。「東日本大震災」と呼ぶより、「東北地方太平洋沖地震」という地震の名前と併用している場合が多いように感じた。辞書によると東日本とは東北と関東、場合によると北海道も含めるとある。しかし、東日本大震災の被害の実態はやはり東北地方が圧倒的に大きいのではないかとおもう。自分は言葉にこだわりすぎるのか、自分がある言葉に持つイメージと異なるイメージで使われるとどうも良い感じがしない。その点では東日本大震災も違和感があった。ところが、原発の放射能汚染で群馬県のホウレンソウ、カキナまで被害が及ぶと仕方ないのかなとも思う。しかし、農産物が被る被害は天災というより人災ではないかとなんとも割り切れない気分のままだ。東北地方の人々は「東北地方」という言葉に自分の故郷を重ね、自己のアイデンティティを強く感じるだろう。そのアイデンティを大切にして復興に向けて頑張ってもらいたい。

東北地方太平洋沖地震の発生以前は、我が家のアナログテレビにはいつもうっとうしく「お宅のテレビはアナログテレビです。はやく地デジにかえて下さい。」という表示がでていたが、最近その枠には何も出ていない。やはり、どんな商品でも生まれてきたからにはその寿命を全うしてもらって使えなくなってからこの世から姿を消してもらいたいと思っている。

自分が技術者として生きた時代はアナログ技術の全盛の時代であったとおもう。主にTV関係の集積回路の開発に従事してきた。その時の体験や失敗を「アナログいろはカルタ」という形にまとめた。それを読み直してみると、アナログ技術の多くがカラーテレビの中に使われていることを改めて実感した。仕事もカット&トライで身体で学んだ部分が多かった。そんなわけで、アナログテレビ放送が終焉するという事には何となく自分の時代も一段と遠くなるように感じている。

デジタルテレビの時代になったが、テレビの基本技術にはほとんど変化はない。日本では戦前に浜松高専の高柳健次郎がイロハのイの電送に成功したのがテレビの歴史のスタートとなった。自分が入社した頃は真空管TVがトランジスタTVに代わる頃で、他社のトランジスタを自社のトランジスタに差し替える仕事等もさせられた。半導体も農業に喩えられ、天気により歩留まりが変わったという話も聞いたことがある。

1967年に自社の最初のTV-VIF集積回路の開発に着手したのが自分の上司で、内蔵部品点数はわずか8個であった。その後、1968年に発表された米国モトローラ社製品のセカンドソース品の開発を自分が担当した。内蔵部品点数は81個だった。この頃は、集積回路の経験者もいないので開発手法と言えばリバースエンジニアリング、別名デッドコピーに近かった。福島第一原子力発電所原発第1号機も同じような状況からGE社の製品をベースに国産化されたようだ。それにしても産業用の大型製品の寿命の長さには驚く。民生用部品では生産終了後約10年間のスペア部品の在庫が求められるが製品寿命が比較的短いので集積回路の寿命も余り長くはないのが多い。ASSPとして用途が限定されているのも日本の半導体の特徴であった。しかし、汎用品では数十年の製品寿命を持つ集積回路もある。その後は集積度を向上させチップ数の削減が大きな流れになり、1978年に308素子を内蔵したVIF-ICの開発を最後に信号系の集積回路の開発から離れた。

TV用信号系集積回路の生産数はVTRにも使われて急増した。累計の生産量を集計した事はないが、数千万個から億単位になるのではないかと思う。そんな事を回想しつつ、「アナログいろはカルタ」というカテゴリー名を「永遠のアナログTV」に変更した。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:むらさきを帯ぶ

歌題=むらさきを帯ぶ:

■耐ふるとは 吾のみならず 迫(せり)出して 今か落ちなむ 大屋根の雪 7 阿部 美代子

大屋根の雪のように大きな力に耐えているのは自分だけではないと自分を励ましている歌。

追記:「今か落ちなむ 大屋根の雪」をもう少し踏み込んで読むと、雪の積もった厚さ・重さ・屋根の傾斜・雪解けのようす等にもかかわらず、落ちないよう落ちないよう踏ん張って耐えている姿が目に浮かんできた。今読み直すと作者の実生活が詠み込まれた歌だった。歌も心の支えになっているのだと再確認した。この作者から生前の母宛に新しく出版された歌集が送られてきた事があった。以下はその時作った歌。この中の一首を添えて母に代わってお礼の手紙を出した事を思い出した。

■片時に 人生分け合い 歌詠みし 友にしあれば 不思議なる縁
■つむぎたる 歌の軌跡は 果てしなし 大空巡る 飛行機雲か
■寄せ返す 波の記憶よ 同人の 歌集を解せぬ 母とはなりぬ

2010年8月15日 (日)

青くなる:いとしきもの

2010/8/15

本日は終戦・敗戦後65年という区切りになる年である。書きためてあったアナログいろはカ

ルタも本日で区切りをつける事にした。過去の記憶をたぐり寄せる作業は何かゴムヒモで物

を引き寄せようとする作業のようでもある。重い記憶は容易に表現できない。太陽を回る地

球のように対象のまわりをぐるぐるまわっていただけのようにも思える。しかし、遠巻きではあ

るが、対象をとらえようとつとめ、そこに一つの区切りをつけて、新しい未来への出発の契機

とする事にはそれなりに意義があるのではないかと思う。終戦・敗戦は日本国民の共通体験

であったが、その体験の記憶も日々遠くなってゆく。共通体験は人間集団の色々なレベルに

ある。共通体験には人と人を結びつける糊のような役割があるようだ。共通体験という大きな

流れと別に、本人だけしか体験できない固有の体験もある。戦争の本当の重く、辛い個別の

体験は本人しか分からないし、本人もあえてそれを具体的に伝える事は少ないようだ。

固有体験は、こういう重く、辛い体験は自分だけでよい、後に続く人々をあえて束縛しまいと

いう配慮等で本人と共に去って行く。戦争を体験した人々の声なき声に耳を傾けてみたい。

**************************************

アナログいろはカルタ:青くなる

す:

■ 墨に染まれば黒くなり、ノイズに染まれば青くなる

この一札にもコメントなしであった。いろはカルタに○粋は身を食ふ ○墨に染まれば黒くなる

○ 雀百まで踊り忘れぬ 等があるようだ。説明不要であろうが、 墨に染まれば黒くなるのは

憂き世の真理。ノイズに染まれば青くなるのは技術者の顔色。やばいという技術者の心理で

もある。技術者として色々なノイズに遭遇し、悩まされ、何とかやりすごして来た。自然界に存

在する1/f揺らぎもノイズのひとつであるが自然の奥深さを教えてくれた。ノイズとのつき合い

もまったく無駄ではなかったようだ。

**************************************

以下は書き置き後の投稿時のコメント:

イロハの最初と最後の札は始めに出してしまったのでこれが最後になる。いろはかるたにこ

じつけて、気ままに書き留めておいたものにコメントを付けてみた。技術者現役時代からも適

当に時が離れているが、まだ現役時代を振り返る気持ちもあったので当時の思い出をまとめ

たもので、これも一つの区切りとなり、過去はますます遠くなってゆくだろう。単なるイロハカ

ルタでは中身が分からないのでアナログという形容詞を付けて中身を限定した。ところがアナ

ログを日本語であらわすとどういう単語が該当するのか気になっている。辞書をひくと、似て

いる、類似とかの意味があるが、どうもしっくりあてはまる単語に出合っていない。アナログと

いう概念に対してデジタルという概念もある。デジタルに対応した日本語を探してもアナログと

同じ様な事態に遭遇する。アナログという概念には比類・抽象というかなり人間の認識の本

質的な部分が含まれているように感じられる。デジタルという概念にはかなり実用的な割り切

りという概念が含まれているようだ。しかし、アナログ、デジタルという概念の発生を辿ると同

じ所に淵源があるようにも感じる。結局、本来別々の概念ではなく双子の兄弟のように感じ

る。思うに、コトバ自体が人間が発明した最大のデジタル技術のように感じる。コトバはある

概念を表すために切り捨て切り上げを必然的に行ってしまう。コトバはデジタイズの代償とし

て流通、伝達の利便性を獲得する。それを、現代のデジタル技術が益々強化する。一方アナ

ログの本質にはこの世に起こる現象をどのように捉えるかという命題が含まれているように

思われる。何が・どこが・似ているかという命題を言い換えると何が・どこが・違っているかと

いう命題にもなる。切り捨てたり切り上げたりした部分にも光をあてねばならない。ともかく、

類推等アナログ的な手法を意識的に使う事が、技術だけでなく、この世の現象や光の当たっ

ていない部分を自分なりに理解する上で相当役立っているのも事実である。そういう意味で

このアナログいろはカルタは今後の生活にも全く無駄では無かったということになるかもしれ

ない。少なくても仕事上の色々な失敗も楽しく思い出させてくれるだろう。

追記

最近、カテゴリー欄の識別用に画像を貼り付けてみた。カテゴリーの名前を「05アナログいろ

はカルタ<br><img src="http://af06.kazelog.jp/tugiki_ss.jpg"><br>」とHTMLタグを

入れて編集した。これも、いたずらや実験の類である。画像はサーバーに送る。ともかく、画

像をいれるだけでも手間がかかる。自分にはテキストベースが気楽で良い。考えてみると、

画像データは別として、HTMLはテキストそのもののようだ。インターネットの表示のかなりの

部分がこのHTML技術に乗るのだから驚きだ。このアナログいろはカルタのカテゴリーの写

真は桑の接木の写真である。接木もA(穂木)とB(台木)が保有する優れた特性を発揮しつ

つ共生するという技術とみると興味深いものがある。実は半導体素子がその機能を発揮す

る異なる素材の接合という工学的な技術と工学よりはるかに歴史が長い穂木と台木の利点

を引き出す接木という農学の技術との類似性に関心をよせつつ、少しばかりの成功を楽しみ

に日々多くの失敗を繰り返しているのが現状である。

2010年8月14日 (土)

微弱信:いとしきもの

2010/8/14

アナログいろはカルタ:微弱信

せ:

■背に腹はかへられぬ微弱信号処理

作っただけで何のコメントも無かった一札。いろはカルタに○ 背に腹はかへられぬ○ 背戸

の馬も相口 ○性は道によって賢し 等があるようだ。背と腹は別物。裏と表という見方もでき

る。背には背骨即ち人体を保持する重要な骨格の意味があるようだ。腹はいくら頑張っても

人体をしゃきっと保持する機能がない。結局代用物が無いほど重用という意味になると思わ

れる。信号処理でもその信号を失っては元も子も無くなってしまう。信号がどんどん小さくなっ

ても信号は信号。しかし、何も無いように見える所もよく見ればノイズが一杯。結局、信号もノ

イズの中に埋もれてしまう。結局情報を情報として認識できる最小レベルが必然的に存在す

る。しかし、砂浜の中の一粒の砂金等は手間暇かければ分離できると思われる。ようするに

そこには物質毎に異なる情報がある。問題は同じ素材で書かれた情報である。電気の世界

では電圧、電流が最もポピュラーだ。テレビの画質の善し悪しの大まかな基準としてS/N比が

40dBであると言われていたのを思い出す。通常の比率で表せば10000:1。この程度のS/N

比があるとノイズの存在はほとんど気付かない。しかし、スノーノイズに埋もれそうな微弱な画

像がテレビに写ると何となく感動する。一面の桜、一面の菜の花等を見るとやはり気分は高

揚する。同じ花が一斉に咲く場合も同じ様な印象を受ける。そんな中に少しばかりの雑草が

あると目立ってしまう。信用できない喩えを千三つと言うらしい。千に一つならばなんとか我慢

して許して貰えるのか。嘘となると千のうち二つ三目からイエローマークという所だろう。とも

かく本当の信号をキャッチしようとしたらいくら微弱だからと言ってそれを捨て去る訳にはゆ

かない。

2010年8月12日 (木)

回路屋十年:いとしきもの

2010/8/12

アナログいろはカルタ:回路屋十年

も:

■桃栗三年柿八年、回路屋十年もう古い

果樹は花が咲いて実がなって一人前。かつては回路屋が一通りの仕事を一人前にできるま

で10年かかると言われていた。いろはカルタに○  門前の小僧習わぬ経を読む ○桃栗三年

柿八年○ 餅は餅屋 等があるようだ。学生の理工系離れの懸念が現実化してからかなり時

代が経た。製造業を中心とする第二次産業からサービス業を中心とする第三次産業へのシ

フトが終戦後一貫して進んできたように思われる。日本の社会では技術者の専門職という位

置づけが明確ではない。自分が飯を食った業界でも設計業務の一部は海外でも行われ、派

遣技術者が職場に来るようになった。十年も同じ仕事ができる環境があるのか。会社も十年

もかけて人材を育成してもペイしないと判断すれば日本の技術も沈没する以外にない。しか

し、経営の基礎に技術を据えている会社も多い。人材育成の手法も出尽くしている感があ

る。技術者の促成栽培はいかがかと思うが、会社も技術者本人も自覚的かつ体系的に技術

の向上に努めることが課題であるようだ。それが実現すれば、技術者の能力もより早く、より

大きく開花するのではないか。ともかく技術の仕事にも適材適所がある。いつも自分が望む

仕事ができるわけでもない。いやな仕事が回ってくることもある。かつて海外から研修に来た

若い技術者に家族の事を聞いたことがあった。本人は優秀で兄弟が多いと言う。自分が稼

いだ金で弟を大学に出してやるのが夢だと語ってくれた。技術にかけるこういう夢もあった。

以下はしばらく寝かせていた記事を投稿時に再読しての追記である。日本でも、自分では上

の学校へは行かずに弟を上の学校に行かせた例はあったと思うし、そう言う例を聞いた記憶

もある。それは、誰もが生活が苦しく、金のままならない時代の事であった。こういう時こそ家

族の支え合いが意味をもつのかもしれない。いろいろ社会制度が整うと家族の支え合いも余

りいらなくなり、家族の連帯も弱まってしまうようにも感じる。

2010年8月11日 (水)

センス:いとしきもの

2010/8/11

アナログいろはカルタ:センス

ひ :

■瓢箪から駒、アナログはセンスを研けS/N比

これも一読して意味不明だった。いろはカルタに○  貧乏暇なし○ 貧僧の重ね食○瓢箪か

ら駒 等があるようだ。瓢箪から駒とアナログはセンスを研けS/N比とどういう関係になるの

か。意外な物から意外の物が出てくればびっくりする。センスを研けとはS/N比を上げる事に

通じる。センスにはもう一つファッションのセンスというスマートな感覚という意味もある。この

辺は残念ながら外来語の方がしっくりする。特に集積回路に多用される回路ブロックそのも

のの構成とそれに付けられた名前に美的・理論的・実用的なセンスを感じる。それは単なる

職人芸のセンスではなく科学に通じるセンスである。例えば集積回路ではカレントミラー回路

を使わないで設計が出来ないほどポピュラーな回路である。しかし、その回路も特定の個人

が発明した筈だ。カレントミラーを直訳すれば電流鏡。英語では日常語と技術用語が非常に

近い印象を受ける。言い換え・概念の組み直しを必要としないのであるからあらゆる面で合

理的である。残念ながら日本の技術用語はまだ江戸末期の体質から抜け出していないよう

だ。

2010年8月 9日 (月)

縁の下:いとしきもの

2010/8/9

アナログいろはカルタ:縁の下

え:

■ 縁の下の力持ちは電源と高周波

これも手前味噌のようだ。いろはカルタに○  縁は異なもの○ 縁の下の力持ち○ 縁の下の

舞 等があるようだ。無線で電波を飛ばすのが高周波。最近ではCPUのクロック周波数も

Ghzオーダーまで上昇している。しかし、システムでみると高周波ブロックは全体システムの

極一部である。電源も同じだが、能動素子を使う回路には電源は不可欠ではある。電源と高

周波は問題が生じて初めて重要性に気付く縁の下の様なものであることには違いない。家屋

でも縁の下部分に相当する基礎が重用だ。ここで手抜きをすると家が傾く。

2010年8月 8日 (日)

知らぬが仏:いとしきもの

2010/8/8

アナログいろはカルタ:知らぬが仏

し :

■知らぬが仏はおれ(電磁界上人)のこと

作ったときのまま。どうも意味が分からない。これこそ知らぬが仏のようだ。いろはカルタに

○  知らぬが仏 ○尻食へ観音○ しはん坊の柿のさね 等があるようだ。仏とは全知全能の

事か。凡人は余計な事を知って心が迷う。よく考えてみたら、おれを電磁界上人という偉いお

方に喩えたようだ。回路をやっていても天上の電磁界などほとんど気にしなくても何とか仕事

ができる。要するに回路の大きさが仕様周波数の波長より十分小さい場合がほとんどである

から電磁界上人に遭遇できない。しかし、高周波、超高周波となると電磁界上人のお出まし

となる。数年前から2Gの携帯を使っていたが、それには引き出し式のロッドアンテナが付い

ていた。最近3Gの携帯に変更したがケースの外側からはアンテナは見えない。2Ghz帯の電

波が使われているらしいのでアンテナ・高周波部分は波長を考えた設計がされているのであ

ろう。

2010年8月 6日 (金)

錆落とし :いとしきもの

2010/8/6

アナログいろはカルタ:錆落とし 

み :

■身から出た錆、ライフテストで錆落とし

刃物が錆びると使い物にならない。この世に存在するものは必ず何かに取り囲まれ

て、そこからストレスを受ける。 逆にその外部ストレスを受けやすい部分を少なく

すれば信頼性は向上する。いろはカルタに○身から出た錆○ 蓑売りの古蓑○ 身は身

で通る 等があるようだ。錆が出始めるまでには一定の時間が掛かる。金属の酸化が

進んで錆が出るが、その出方は湿度や温度等の条件により異なる。ライフテストは意

図的に過大のストレスを与えてストレス対応力を調べる試験である。身から出た錆と

は本人が原因になっている何かの結果を例えているようだ。新製品も設計試作段階で

は色々な欠陥が紛れ込んでいる。それも身から出た錆の一種かもしれない。当然、市

場でそのような錆がでる前に設計試作段階でその錆び落としをするのが理想だ。

2010年8月 4日 (水)

アース:いとしきもの

2010/8/4

アナログいろはカルタ:アース

め :

■目の上のこぶ避けて、足もとしっかりアースとれ

目の上のこぶとは気になるもの。ついついそちらを気にすると足元が注意不足になる。いろ

はカルタに○  目の上のこぶ ○ 盲の垣のぞき 等があるようだ。アースとは日本語では接

地。GNDとも表記する場合がある。その対がVCC等電源となる。配管で言うとVCCが上水

道、GNDが下水道。この中間に利用設備が置かれる。アースもグランドも強電の配線のリタ

ーン回路を形成するが、送配電部分は目に付くが、電気の帰り道のアースは余り目立たな

い。しかし、プロの電気工事ではアースの部分がしっかりと処理されている。要するにアース

と電源の間に電気が流れてようやく回路が形成されるのであり、当然その部分にインピーダ

ンスが存在する。回路図ではそこを省略するから、リターン回路のインピーダンスを忘れてし

まう。回路図を読む場合、アースインピーダンスZEを介してVCCまで接続されている事をイメ

ージできればアースの問題の大半は解決出来ると思う。当然同じように電源側にもZCが存

在して同じ様ないたずらをする。もう一つ、アースもVCCも等電位面を示している。というよ

り、この回路を正常に動作させるためにはアースもVCCも等電位に保てという要請を示して

いると理解すべきかも知れない。電源ラインとGNDラインにデータカップリングのコンデンサ

ーを入れるのは交流的な等電位面を作る事。当然容量値は対応する周波数から決める。

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  • 橋本 英文: 刃物雑学事典 図解・刃物のすべて(1986年 株式会社 講談社 ブルーバックス B-659)
    刃物という視点で多くの事例が取り上げられている。刃のある道具の理解にも役立つ。類書が少なく貴重な一冊。「すべり変形が切断の原理」という考え方で説明している。
  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
  • 沼田 真(編): 07_雑草の科学(研成社1979)
    雑草を多面的に解説し防除の基礎も述べる

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