09D2 初代群馬県令 楫取素彦 没後100年記念(2012年)

09D2 初代群馬県令 楫取素彦 没後100年記念(2012年)

今年の8月14日に、初代群馬県令となり群馬県の基礎を作った楫取素彦の没後100年を迎える。Googleで「吉田松陰」を検索すると数十万件のヒット数がでるが、「楫取素彦」を検索すると数万件のヒットにとどまり、およそ十倍の差がある。一方、Googleで「高山彦九郎」を検索すると「楫取素彦」二倍程度である。歴史上の人物の評価は時と共に変わる。評価が変わるという事は、そのような評価が求められている、そのような先人の考えや行動が必要とされているという事を示しているのではないか。その歴史を読み、感じ、行動するのにも個人の資質と無関係ではない。現実は歴史だけでは進まない。しかし、歴史の理解を通して、現実をより良い方向に変える一助にはなるのではないか。今まで、「楫取素彦」についてはほとんど知らなかった。たまたま、楫取素彦の名が刻まれた御蔭松の碑を見て不思議に思った。その碑は楫取素彦が吉田松陰を顕彰しているのではないかとう推測だが、その碑文の解明とともに、その碑が何を語っているのか感じる取ることが重要ではないかと思っている。(2012/7/18)

(1)楫取素彦についてWIKIPEDIAで調べる。
   楫取素彦 - Wikipedia
   WIKIPEDIAより=「楫取 素彦(かとり もとひこ、文政12年3月15日1829年4月18日) - 大正元年(1912年8月14日)は、日本官僚、政治家。」

(2)Googleにより「楫取素彦」を検索。
   Googleにより「楫取素彦」を検索。
   
(3)Googleにより「楫取素彦 没後100年」を検索。
   Googleで「楫取素彦 没後100年」を検索

(4)Googleにより「楫取素彦 顕彰 」を検索。
   Googleで「楫取素彦 顕彰 」を検索

(5)Googleにより「楫取素彦 -中村紀雄」を検索。
   Googleにより「楫取素彦 -中村紀雄」を検索。

(6)Google検索:「心象の足跡:吉田松陰を彷彿とさせる渋川市の御蔭松と楫取素彦」

(7)Google検索:「高山彦九郎 吉田松陰 楫取素彦」

(8)前橋市 高浜公園(群馬県庁北隣接)にある楫取素彦関係碑
A.「前群馬県令楫取君功徳之碑」区域全体
Katori_m_mon_and_pent_2pix_2
左:高浜公園北側入り口。ゴミ箱のように見えるのが門標。質素でよろしい。右:中央に「前群馬県令楫取君功徳之碑」、その両脇に白く見えるのが、旧説明板(左)、新説明板(右)。旧説明板の左端に「功徳之碑」建立者の名前を刻んだ脇碑がある。

B.碑の詳細
「文化と文明雑感(ちょっとした旅の思い出):「楫取素彦没後100年」を思う
(2012年8月10日 (金)。http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2012/08/post-3fd0.html)」の記事参照。

C.「前群馬県令楫取君功徳之碑」区域整備後の様子
Katori_hi_seibi_go
障害になっていた樹木を取り払い、足下が整備されて、右端に新しい説明板が、「楫取素彦没後100年」を記念して増設されていた。

D.新設説明板
Katori_m_sokuseki

E.「宮崎有敬翁紀功碑」(楫取素彦撰文)
Miyazaki_y_2pix
左:.「宮崎有敬翁紀功碑」、右:「楫取素彦撰」の部分。明治40年建立。尚、刻字は次項の説明板によると、「井上澹泉」である。「井上澹泉」 は「八幡沼の碑」も刻んでおり、新しい発見であった。「八幡沼開鑿と川端宇兵衛翁(2008年11月25日 (火))。http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2008/11/post-d6f7.html」参照。

G.「宮崎有敬翁紀功碑」の説明板
Miyazaki_y_hi_setumeiban
楫取素彦が、伊勢崎藩の御用商人、実業家、初代県議兼県議会議長であった宮崎有敬翁を顕彰して碑文を撰している。「富岡製糸場と絹産業遺産群」がユネスコの世界遺産登録を目指しているが、生産・加工だけではなく、その販売・輸出等の流通面にも注目する必要があるだろう。(記事:2012/9/4、DSC:2012/9/1)

「富岡製糸場と絹産業遺産群 - 世界遺産登録に向けて。http://worldheritage.pref.gunma.jp/ja/」参照。

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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)