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2010年2月21日

2010年2月21日 (日)

甘えの構造:いとしきもの

2010/2/21

甘えの構造

日本人が日本人論に沸くのは何か不思議な思いがする。一時期、甘えの構造という本が話

題を集めた事があったと思う。甘えの逆の意味を現す単語を思い浮かべたが直ぐに出てき

ない。シソーラス辞典では幼稚、自分勝手、狎れる・甘える、他力、世話になるという意味が

ある。ふと思い出した、というより、秋霜という片言からたぐりよせたのが秋霜烈日という言

葉。夏に青々としていた里芋の葉などは一回の秋霜で完全に萎えてしまう。夏の厳しい猛暑

の時も同じようになる。ネットで調べると秋霜烈日―検事総長の回想という本があった。たし

か、読んだ記憶もある。ロッキード事件で捜査を指揮した伊藤栄樹東京地方検察庁検事(の

ち検事総長)の著書であった。当時は連日公聴会の証人尋問等の様子がテレビ中継され、

自分もテレビの前に釘付けにされた事を思い出す。確かに、甘えるという社会現象は全く無

意味ではなかろう。甘える人と人の間に介在する物と関係の在り方が問題だったのかもしれ

ない。要するに、甘えはあいまいな中間の存在を許す。その重心は色々な力関係で決まる。

その力関係には時の雰囲気も作用する。日本の契約には本契約に定めのない事案は誠意

をもって協議により解決するというような条項がある場合が多い。一方、西洋では神との契約

が文化の基礎にあるためなのか、合意した契約は厳しく履行することを求められる。最近の

風潮では政治公約をマニュフェストと言い換えて国民との契約であると流布されている。自分

は縦の物を横にしただけというものに胡散臭さを感じる質かもしれない。公約のほうがずっと

すきりしていると思っている。逆に公約といったら嘘がばれると心配しているのかかんぐりたく

もなる。公も約も字義通り解釈すれば嘘も押し通せないであろう。ともかく、日本は甘えて、

狎れるあえる余力すらなくなったのだろうか。まだ、至る所甘えの構造が沈潜しているのか。

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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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