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2011年7月18日

2011年7月18日 (月)

歴史の転換:東日本(東北関東)大震災に関する情報量-PART2

011/7/18
暑い日が続いている。AMEDAS最高気温(℃)=38.0(15:57)パイプハウス下で38℃あった。午前中、直射日光が当たらなくなった時の気温。灌水不十分で傷んだ苗を一回り大きなポットに植え替えた。後手後手になるのはどこかと同じ。こちらは事故責任で文句の言いようがない。やや元気な苗はポットに根がぐるぐる巻いていた。よれよれで元気の無い苗は根が巻くほどでなく隙間があった。もともと小さなポットの苗は大きな苗の下になり水が十分かからない。こんな所に生きるか死ぬかの分岐点があるようだ。植物も生存に必要な水を、最後の最後まで必死に取り込もうとしている。苗をポットから出して、ようやく気付いた事だ。この暑さにかかわらず、通路のオヒシバがぐんぐん伸びている。オオバコも元気だ。オヒシバとオオバコは人気ヒトケのあるところを好むようだ。人に踏まれたり、抜かれたりする場所なので、根が地面をとらえる力は非常に強い。そんな性質があるのを人間も学習しているのか手を出さなくなる。

2011/7/17の天気

TAVE= 30.9
TMAX= 37.3
TMIN= 24.7
DIFF= 12.6
WMAX= 4.2
SUNS= 12.8
RAIN= 0

歴史の転換:東日本(東北関東)大震災に関する情報量-PART2

2011/4/21に東日本(東北関東)大震災に関して、Googleの検索ヒット件数を調べた。東北関東大震災も日がたつにつれて人々の意識の中で変化しているだろう。同じキーワードでその変化を調べてみた。ヒット件数がどういう意味を持つかは何の説明も不可能だろう。しかし、何かを語っているだろう。広大なインターネット空間の空気のようなものかもしれない。「福島原発 放射能」というようなキーワードはある事態が生じてから何らかの大きな変化が生じている事を示しているように見える。隠蔽された情報が姿を現すには時間がかかる。意識の変化が起こるのにも時間がかかる。一体、そのような時間遅れによる利益と損失のバランスは存在するのか。情報が少ない、不確実だという場合、それを風評という人がいる。そういう人は、どちらに倒れても安全な立場にいるのだろうか。風評でも、それにまともに、妥当な範囲で対応して、危険を回避することしか出来ないのが庶民だ。そのような庶民の行動を責める理由は無い。そのような事態では誰も助けてくれないのだから。

Google検索キーワード 2011/4/21 2011/7/17
東北地方太平洋沖地震: 112,000,000 112,000,000
東日本大震災: 149,000,000 138,000,000
東北関東大震災: 4,460,000 14,000,000
福島原発 放射能: 10,200,000 18,400,000
福島原発被害: 8,740,000 21,500,000
東日本大震災 水: 59,500,000 64,800,000
東日本大震災 携帯: 42,800,000 54,600,000
東日本大震災 食料: 35,200,000 71,400,000
東日本大震災 電話: 33,700,000 48,900,000
東日本大震災 交通: 22,300,000 35,800,000
東日本大震災 停電: 16,000,000 13,600,000
東日本大震災 被災者:   14,600,000 39,600,000
東日本大震災 義援金: 14,000,000 1,200,000
東日本大震災 津波:  13,600,000 17,900,000
東日本大震災 寄付: 9,710,000 9,440,000
東日本大震災 ガソリン: 7,670,000 7,310,000
東日本大震災 火災: 3,000,000 5,370,000
東日本大震災 救助: 2,510,000 2,540,000
東日本大震災 安否: 2,090,000 2,590,000
東日本大震災 飲料水: 1,460,000 1,470,000
東日本大震災 家屋倒壊: 277,000 4,210,000

九州電力のやらせメールに関して社長の引責辞任のニュース。電力会社の社長はトカゲの尻尾のようで、院政を敷いている会長は安泰という構造が多いようだ。これでは、責任も使い捨てティシュペーパー並だ。ところで、以下の二つの報道は同じ現象だがニュアンスが違わないだろうか。

asahi.comは、「九電社長、月内にも辞任表明 経産相の批判受け;url=http://www.asahi.com/business/update/0716/SEB201107150118.html(2011年7月16日3時6分)」というタイトルで、「九州電力の「やらせメール」問題で、真部利応(まなべ・としお)社長が近く辞任することがわかった。月内に発表する。真部社長は再発防止や信頼回復にめどがつくまでは社長にとどまる考えだったが、海江田万里経済産業相が15日の記者会見で「早期に辞任するべきだ」との考えを示していた。 」と報じた。

時事ドットコムは、「社長の早期辞任を否定=秋に進退判断-九電会長;url=http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011071600410(2011/07/16-23:24)」というタイトルで、「九州電力の真部利応社長が当面続投する見通しであることが16日、分かった。玄海原発の再開をめぐる「やらせメール」問題で、海江田万里経済産業相は真部社長の辞任を促している。これに対して、九電の松尾新吾会長は同日、「(経産相の)発言は重く受け止めるが、すぐ辞任というわけではない。電力供給、再発防止など仕事が山ほどあり、真部社長の力が必要だ」と早期の辞任を否定した。」と報じた。

一体、どちらが正しいのか。asahi.comはちゃんと裏付けをとっているのだろうか。最近は報道の方も、プレスリリースという便利な飴を舐めさせられて取材の手抜きが横行しているようだ。赤字部分をひかくすると微妙な差に見えなくもないが、「近く辞任することがわかった。」とは相当踏み込んだ報道にも思える。新聞記事もやらせで有名になった社もあるのだから裏をしっかりとってもらいたいものだ。朝日の記事は(2011年7月16日3時6分)、時事ドットコムの記事は(2011/07/16-23:24)で、後者は前者の記事を読んでいる可能性がある。憶測で記事を書かれては困る。

追記:当然、誤報の場合報道される本人が一番困るだろうが。

追記2:念のため上記urlにアクセスしたら、「お探しの記事はみつかりませんでした。」と出てきた。

追記3:どこからかクレームが入って安直に取り下げたような事はないのか。報道が正しいか誤っているかはその時点にならないと分からないのだ。

追記3:Googleで検索したら上記記事がでてきた。「お探しの記事はみつかりませんでした。」と出たのはなぜか。

追記4:以下読売の報道。こちらが理解しやすい。(2011年7月16日03時03分  読売新聞)で3分の先行。スピード競争が過熱しているようでもある。「16日未明、読売新聞の取材に対し」とあるが、単独取材とは断っていないところが微妙。

YOMIURI ONLINEは、「九電社長辞任へ…やらせメール問題で引責;url=http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110716-OYT1T00113.htm?from=navr(2011年7月16日03時03分  読売新聞)」というタイトルで、「玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働を巡る「やらせメール」問題で、九州電力の真部利応(としお)社長(66)が、引責辞任する見通しとなった。 海江田経済産業相が15日、真部社長の即時辞任を求めたことを受け、辞任によって経営責任を明確にせざるを得ないと判断した模様だ。27日までに取締役会を開き、辞任を正式決定する方向だ。 松尾新吾会長は16日未明、読売新聞の取材に対し、「経産相の発言を念頭に考えていく」と述べ、真部社長の辞任は避けられないとの考えを示した。真部社長の辞任時期は、不祥事の再発防止策などに一定のメドがついた後とみられる。」と報じた。

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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
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    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
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  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
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    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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