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2013年6月8日

2013年6月 8日 (土)

田舎老人徒然草(目に留まった風景):伊勢崎市立図書館駐車場脇の石像

2013年6月8日(土)
昨日はくもり朝方一時雨。最高気温(℃) 24.6 14:49。ざっそう句:にぎやかに カラス飛び交う 巣立ち式。苗箱の整理。失敗と諦めていたが、ホウセンカ、オシロイバナ、マツバボタン、セルリの苗が少数生き残っていた。これらを救出。寒アヤメを株分け移植。列植したリュウノヒゲから離す。葉が長い植物は花後に葉が垂れた時を想定して植えると見苦しくなくて良い。昨日は軽い雷鳴もあったが、鳴るだけ。

2013年6月7日の天気(AMEDAS)

TAVE= 20.7 NO DATA
TMAX= 24.2 最高気温(℃) 24.6 14:49
TMIN= 17.9 最低気温(℃) 17.9 24:00
DIFF= 6.3 NO DATA
WMAX= 3.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 8.5(東南東) 20:37
SUNS= 0.9 NO DATA
RAIN= 2 NO DATA

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田舎老人徒然草(目に留まった風景):伊勢崎市立図書館駐車場脇の石像

先日、何となく伊勢崎市立図書館へ行った。一番近い駐車場にも車がない。開館日を示す張り紙を見たら当日は休館日であった。一瞬、意識の空白が生まれた。車に戻って前方を見ると、植え込みの奥に石の塊がある。最初、それより手前にある、古い道標等が目に入っていた。

石像らしいと思い、西側にまわると、何やら石掘りの観音様のように見える。それにしても、石像には、それに込められたメッセージがあるだろう。視線が集まる方向に背中を向けた石像をみると、なんじゃこれと思う。

右手を頬にあて、頭を軽く前方に傾げて、なにやら思索・瞑想の姿のようだ。左手を下げて何も持っていない。この石像を、ジッと見ていると、色々な想念が浮かんでくる。なぜ、ここにあるのか。なぜ、人目を避けるような西向きの配置なのか。

色々考えると、タテマエとホンネのジレンマに挟まれた当局者の悩んだ結果が現れているように感じた。経緯は別として、廃棄するより保存する価値を認めた結果ではあるだろう。そういう努力は十分認めるべきではある。それにしても、あの石像の表情や配置を見ると、何となくやりきれなくなる。

行政はタテマエでは、宗教の自由という原則から、特定の宗教との関わりを避けようとするのだろう。しかし、宗教に正邪は無いと割り切って、見捨てられようとしている石仏等は、文化遺産として正当に評価して保存に努めるべきではないか。

伊勢崎市ホームページ:「上植木の建長石仏(http://www.city.isesaki.lg.jp/www/contents/1354681185448/index.html)。(2013年1月4日更新)」は「市指定重要文化財」である。

おそらく、その石像が置かれている一角は、そのような遺物が集められているように見える。願わくば、説明板も設置して貰いたいものだ。図書館とはまさに精神の自由を担保する最後の砦ではないか。当局も、文化行政に関してはその立脚趣旨を明確にした上でクレームを付けられてもそれを跳ね返すだけの度量をもってもらいたいものだ。
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    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
  • TYPE LIST事始め
    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)