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2013年7月 7日 (日)

残照雑記:「国定忠治終世の地大戸見学日程」の思い出(8)=おもとさんの墓

2013年7月7日(日)
昨日は曇り時々晴れ。最高気温(℃) 35.6 14:25。今年の夏初の猛暑日。ざっそう句:梅雨明けだ 猛暑なれども オクラ植え。ポットに4粒位播いたオクラの双葉から本葉が出始めている。根はポットに巻き始めている。根鉢を崩し細根を切らないように株を分離して植えた。畑土は乾燥しているので鶏糞液を植え穴に撒いてから定植。気温はどんどん上がり軒下で38℃。植え終わって退散。本日は七夕。小暑。暑い日が続きそうだ。tenki.jpは、「関東甲信梅雨明け、過去4番目に早い。http://tenki.jp/forecaster/diary/detail-6128.html(2013年7月6日 11時10分)」」と報じた。

2013年7月6日の天気(AMEDAS)

TAVE= 28.2 NO DATA
TMAX= 35.2 最高気温(℃) 35.6 14:25 
TMIN= 22.7 最低気温(℃) 22.5 02:19 
DIFF= 12.5  
WMAX= 1.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 4.9(西北西) 04:35 
SUNS= 2.8 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA

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残照雑記:「国定忠治終世の地大戸見学日程」の思い出(8)=おもとさんの墓

日程の第9番目には、高山村の忠治最後の妾おもとさんの墓とある。地図もカーナビも無く、Aさんの指示に従って運転し、ようやくおもとさんの墓に到着した。Aさんが示した塔婆には、「寺尾根堂守尼僧藤澤もと明治二十三年四月二十三日信州の生家の寺で没(平成十九年建)」と記されている画像が残っていた。これが塔婆の裏面らしい。

改めて、当時の写真を整理してみると、現代の墓の裏側にぽつりと一つだけ墓があり、その左手に、石像が二体立っている。その石像も素朴で苔むしており、刻まれた文字も判読できないほどである。その墓の脇に「国定忠治之愛妾 藤澤素貞尼百十七回忌」と書かれた塔婆が立っている。その塔婆にもAさんの名前があった。墓の地際を見れば、誰か花を供えたようだ。現代の墓にも花が供えられているので、その関係者が供えたのだろうか。

忠治の処刑が嘉永3年(1850年)。素貞尼の没年明治23(1890)年。忠治の死後40年尼僧として生きたという事なのだろうか。素貞尼の墓が高山村にあるのも何か理由があったのだろう。二体の石像については何も聞かなかったが墓碑建立以後なのか。石像にも刻字があるが写真からは判読できない。図章的には千手観音のように見える。向かって右の合掌している方は、手の数が多く裳裾がスネまでしかなく顔も男性らしく見える。別の方は合掌せず、手の数が少なく数珠を持っており、裳裾は足の甲まで降りており顔はふっくらとして女性らしく見える。

そうすると、この二体の石像は男女を現しているように見えてくる。そうであれば、その石像を建てた人は、そこに忠治と素貞尼の姿を見たのだろうかと想像したくなる。菊池徳が忠治の墓を建てたのも史実だろう。素貞尼の墓と二体の石像を誰かが建てたのも史実だろう。菊池徳が死亡したのは、明治22(1889)年。菊池徳と素貞尼の生きた時代と没年があまりにも近いのでびっくりした。

酔雲庵―侠客国定忠次一代記 創作ノート(http://www.suwiun.net/newpage136.html)によれば、忠治をとりまく女性として、「6.お鶴・お町・お徳・お篠・お貞の略歴」を紹介している。忠治研究一筋に60年のAさんは「高山村の忠治最後の妾おもとさん」と資料に書いているが、もっと詳しいことを知っていたのだろう。あらためて、Aさんまでも虜にしてしまった国定忠治の魅力は何だったのかと思う。
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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)