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2014年3月4日

2014年3月 4日 (火)

半端道楽:写真で俳句る:大雪に埋もれてしまったがどっこいまた咲いた福寿草(大雪も 知らぬげに咲く 愛おしさ。)

2014年3月4日(火)
昨日は晴れ一時曇り。最高気温(℃) 9.8 13:19。最低気温(℃) 1.6 23:52。ざっそう句:ご苦労さん 自分に褒美 買ってやる。かみさんと古里の昔話。その後用事外出と近所訪問。その昔話とは稚蚕共同飼育所の事。そこで働いた事はないが身近に話は聞いていた。稚蚕共同飼育所というのはあちこちの地区にできたらしい。養蚕農家が無くなるとその稚蚕共同飼育所も無用の長物になり取り壊しされる例が多いようだ。稚蚕共同飼育所がどういう理由でできたのか聞いた事がないのではっきしないが、昭和40年代の後半に出来たようだ。当時の組合員の顔ぶれを名簿で見ると故人になっている人が大多数だ。蚕種会社から箱入りの蚕種を購入し、その蚕の卵を掃きたて蚕の幼虫を手間のかからない大きさの蚕になるまで育て上げる段階までが稚蚕飼育のようだ。養蚕用語としての「掃きたて」は既に死語に近いように感じる。

広辞苑によると、「掃きたて:養蚕で孵化した毛蚕(けご)を、蚕卵紙から羽箒で掃きおろし蚕座(さんざ)へ移すこと。」とある。

野菜や果樹では種苗生産がこの段階に相当するのだろう。稚蚕飼育は家内分業で主に農家の女性の役割であった。細かい配慮が必要で、まさに子育てに通じているように感じる。稚蚕共同飼育所は農家の家内分業が地域の分業にまで発展した養蚕業発展の一里塚のようだ。養蚕が衰退に向かい始める頃にようやく稚蚕共同飼育が始まり、養蚕農家が無くなると共にその使命を終えた。養蚕業衰退の時期に合わせて登場したまぼろしのような絹産業遺産ではないか。

サイト内でキーワード「稚蚕OR飼育所」を検索(https://www.google.com/?hl=ja#hl=ja&q=%E7%A8%9A%E8%9A%95OR%E9%A3%BC%E8%82%B2%E6%89%80%E3%80%80site%3Ahttp%3A%2F%2Faf06.kazelog.jp%2Fitoshikimono%2F)。

2014年3月3日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.1 NO DATA
TMAX= 9.3 最高気温(℃) 9.8 13:19
TMIN= 1.7 最低気温(℃) 1.6 23:52
DIFF= 7.6
WMAX= 7.6 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 13.5(北北西) 16:34
SUNS= 7.4 NO DATA
RAIN= 0.5 NO DATA

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半端道楽:写真で俳句る:大雪に埋もれてしまったがどっこいまた咲いた福寿草(大雪も 知らぬげに咲く 愛おしさ。)

2014年2月は二回の大雪に見舞われた。庭隅の福寿草は完全に雪の下。徐々に雪解けが進むとまた花を咲かせた。福寿草の花が開くのは日中の気温が高い時だけのようだ。光か温度かはっきりしないが、雪が降りそうになると花を閉じてしまうのではないか。

Iob_photo_hikuling_fukujyusou_ooyuk

「半端道楽:写真で俳句る:敵が咲く前に咲いてやれ(人知れず 律儀健気に 福寿草。)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/02/post-358c.html)。(2014年2月8日(土))」

花を閉じる事は、もっと花を咲かせて子孫を残そうとする行動にも見える。そこまで考えてしまうと情緒がなくなるようにも感じる。でも、植物の逞しさと愛おしさを同時に詠み切れれば、良い句になるのは間違いないだろう。

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    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)