老人の寝言:STAP細胞はES細胞のなれの果てだって?それを言っちゃァお終いョ。誑かし 半真半疑 その秘訣。
2014年12月27日(土)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 8.4 13:49。最低気温(℃) -2.0 07:01。ざっそう句:誑かし 半真半疑 その秘訣。買い物等で用事外出。暖かいブリダイコンでも食べたいと思い、安めの粗を買った。最近、安いと思っている粗が高いと感じるようになった。節約志向で買う人が増えたのではないか。見栄より中身だ。今年はダイコンが豊作で、かみさんがダイコンを茹でて待っていた。と言うより、食べ残っていた茹でダイコンが鍋に残っていた。それにブリを入れて火を通すと、早速ブリダイコンが出来た。理化学研究所のSTAP細胞論文外部調査委員会の調査結果発表があり、そのニュースを聞きながらブリダイコンを食す。ダイコンはいくら食べても当たらないと言うので、大根役者と言われるほどだ。今年は、役者としては素人かもしれないが、世間の注目を浴びた、大根役者が大勢輩出した。調査結果は、STAP細胞と呼ぶ万能細胞が出来たとされたが、それが理化学研究所が研究してきたES細胞に由来することにほぼ間違いないと言う物であった。STAP細胞はES細胞のなれの果てだったか。それを言っちゃァお終いョ。クリスマスの翌日の金曜日に設定された会見も何となく意味深に感じた。
2014年12月25日の天気(AMEDAS)
TAVE= | 3.1 | NO DATA |
TMAX= | 8.1 | 最高気温(℃) 8.4 13:49 |
TMIN= | -1.9 | 最低気温(℃) -2.0 07:01 |
DIFF= | 10 | |
WMAX= | 9.4 | 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.6(西) 13:44 |
SUNS= | 9.3 | NO DATA |
RAIN= | 0 |
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老人の寝言:STAP細胞はES細胞のなれの果てだって?それを言っちゃァお終いョ。
かみさん曰く、ワタシノマエデぶつぶつ寝言を言わないで!イヤ、オレハテレビに向かって喋っているのだ。お父さんはあの女が良いんじゃネン。最近は老人の寝言も余り出なくなった。
記者会見で、驚くべき事が述べられていた。一種の遺伝子操作をする施設が、施錠管理も徹底されず、フリーパスに近かったという事だ。調査の結論は、製造中のSTAP細胞の元にES細胞が混入され、STAP細胞は出来ずに、混入されたES細胞をSTAP細胞にでっち上げたようだ。これを手品に例えれば、左手に持っている卵を、エイというかけ声と共に消して、右手に鳩を取り出すようなものかも知れない。裏から見れば、卵は卵、鳩は鳩で何の変化もない。偶発的にES細胞が混入しただけでは、全調査結果を招来する可能性は少なく、犯人Xが意図的にES細胞を混入させたが疑いが濃厚だと仄めかしている。
調査委員会は、死亡したCDB副センター長を除いて各ネイチャーSTAP細胞論文著者にES細胞を混入したかただしたが、全員潔白を主張したようだ。結局、論文著者の主張が真実なら犯人Xは論文著者以外になるというストりーがこの記者会見にはありそうだ。ただ、全員が潔白であると言うので、それ以上調べないという性善説という都合の良い煙幕が張られているのも事実だ。調査委員会も論文著者もその煙幕の中に逃げ込む手段を残している。
結局、STAP細胞実験室が誰でもフリーパスに近かったので、犯人Xを特定できないと言うのが調査委員会の暗黙の結論なのかも知れない。理化学研究所のホームページに調査結果が掲載されたようだが、謎は深まるばかりだ。
ただ、今回の調査結果は理化学研究所でES細胞の研究に従事したまたは従事している研究者にも疑惑の目を向けさせる事にもなり、中途半端すぎる印象は拭えない。また、悪いのはXだと言うような印象操作の存在も臭ってくる。
ここで、気になるのが、バイオハザードである。アメリカ映画では格好の題材になっている。遺伝子組み替えをした、細菌やウィルスが、密閉された環境に閉ざされていれば、人間に与える影響は限定的だが、一度でも開かれた環境に拡散するとその危機や不安は際限なく広がる。その恐怖はエボラ出血熱の流行が世界中で関心を集めた事でも明白だ。生物は増殖するだけ始末が悪い。極論すれば、現状が続けば理化学研究所発のバイオテロという危険きわまりない事態発生の可能性も否定し得ないように思われてしまうのだ。
発掘捏造の考古学会、福島原発事故時の原子力ムラ、STAP細胞の科学学会、どこの世界でも捏造と隠蔽は付き物なのか。今回の、理化学研究所の「研究論文に関する調査委員会」の最大の功績は理化学研究所が研究管理はおろか実験室の管理すらできていなかった事を明らかにした事か。STAP細胞はES細胞のなれの果てだったと言う調査結果は、STAP細胞研究全体が限りなく捏造に近いという事ではないか。この結論は、理化学研究所自身の責任を問う物でもあろう。この結論は、STAP細胞騒動の幕引きのような役割を持つように見えるが、多々残る疑惑解明の序章かもしれない。
トカゲは、自身に危害が及ぶと自ら尻尾を切る。分離した尻尾はしばらく動いている。トカゲの捕食者がその尻尾に気を取られている間に逃げ切れれば、自分の尻尾切りは成功した事になるのだろうか。
「環境雑録:半端道楽:写真で俳句る:俺が馬鹿だった!(食いつくし 残す知恵なき 冬の鳥)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2014/01/post-b60c.html)。(2014年1月13日 (月))」