DOS/Vパソコン
2009/2/4
DOS/Vパソコン
二つの予期せぬ出来事で豆まきを怠ってしまった。しかし、季節は着実に進んでいる。
杉花粉の飛散が何時頃から始まるか気になるところだ。
一般人にとってメインフレームコンピュータは雲の上の存在である。パソコンという形で市場
に流通して身近な存在になる。パソコンの歴史を振り返ると下克上の時代を経て天下が統一
されるような印象を受ける。8ビットCPUを使用したホビーパソコンがパソコンを一般人になじ
ませた功績は大きかった。しかし、実用的な仕事をさせるには8ビットCPUでは能力不足で、
16ビットCPUが普及してから真のパソコンの実用化時代が到来した。DOS/Vパソコンは日
本IBMが1990年に開発したPCである。IBM PC互換機ではPUBLIC DOMEINというフリーソ
フトが多くあり、それが使いたかった。パソコンの進歩は早いので最新機を追っていてはお金
がついて来ない。何世代か遅れた中古機種を使っていた。秋葉原を巡っていた時、型遅れ
だが新品の純正IBMPCが店頭に並んでいた。そこそこの値段だったのでつい買ってしまっ
た。
追記(2019/11/09):最近このパソコンと物置で面会して写真撮影したのでここに載せておく。FDDに蓋がない!ディスクは読めるか?ROM-BIOSだったので起動はするか?
原ファイル名=「IOB_2019_IBM_DOS_V_パソコン20191103.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones
しかし、自宅までどうして運ぶか考えていなかった。重い段ボール箱を持って宅配業者を
捜した。OSは初期のIBM DOS J4.0/Vであった。本体はまだ物置の隅にある筈だ。ともかく、
IBMは関連のドキュメントを用意しており詳細情報を得たい時には重宝した。IBMがパソコン
部門をLENOVO社に売却した事でIBMとパソコンの関係は遠くなった。IBMの集中と選択と
いう戦略の中でパソコンがその主流から外れた事に間違いはないだろう。