桃袋:いとしきもの
2010/9/16
雑草句録:桃袋
■桃袋中身ないままぶら下がり
桃がなったので紙袋をかけた。そろそろ熟したかと中を覗いてみたら既に落果した後であった。桃の袋かけも技術がいる。それよりも、消毒を徹底して果実を育てるのが基本のようだ。手遅れとなった桃袋はそのままぶら下がっている。
追記:袋は市販の物を使用した。桃は果柄(用語はこれで良かったかナーとネット検索:写真でわかる園芸用語集にお世話になった。)が短いので枝と距離が近く、袋掛けが難しい。袋をかけても収穫はゼロで出費だけで終わった。リンゴの袋掛けは最初は害虫の防除の為に使われたと言う。殺虫剤を含ませた袋もあるようだ。早生桃の春雷という品種は害虫が盛んに活動する前に実が生るためか、消毒も袋掛けもせずに収穫できている。樹齢5~6年程度であろうか。最近は枝がたわむほどなる。糖度はやや低め、形もやや小さい、種は核果であるが軟らかいとやや普通の桃とイメージが異なる。人気も今ひとつであるが、逆に幾つでも食べられて、畑のオアシスになっている。