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2010年11月 6日 (土)

雑草句録:変装

2010/11/6

雑草句録:変装

■雨蛙落ち葉の如く変装す

雨蛙が周囲の色に合わせて皮膚の色を変えるのを見ると不思議に思う。そのメカニズムをいつかどこかで読んだように思うが完全に忘れている。もう一度調べてみる。

WIKIPEDIAのニホンアマガエルの項:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%A8%E3%83%AB:によると「体色は腹側が白色で、背中側が黄緑色だが、背中側は黒っぽいまだらもようの灰褐色にも変えることができ、保護色の一例としてよく知られる。この色の変化は、まわりの環境、温度、湿度、明るさなどに応じてホルモンを分泌し、皮膚の色素細胞を拡張・伸縮させることによる。」とある。

BIGLOBEなんでも相談室 によると、「カエルの体色変化は,内分泌学では神経内分泌反射といいます。目からの視覚情報(神経)により,脳下垂体中葉からインテルメジン(MSH)等のホルモン(内分泌)が分泌され,黒色素胞等がそれらに反応しまして体色変化を起こします。反射ですから,我々の瞳孔が光の強さで開いたり閉じたりするのと同じです。」とある。

周囲の環境に合わせて自動的に体色が変化するような性質を進化の中で獲得してきたのであろう。ある古老の話では、捕ってきたウシガエルかヒキガエルか忘れたが大型のカエルをバケツに入れた蓋をしておいて、しばらく後で見たら色が変わっていたのでびっくりしたとの事だ。アマガエルだけでなく他のカエルも体色を変えるようだ。

追記:昨日畑の草を片づけているときに出てきた雨蛙は枯れ草色に変わっていた。まだ、完全冬眠はしていないようで、のこのこと動き出してどこかへ消えた。「BIGLOBEなんでも相談室」では、「目からの視覚情報(神経)により」と書いているが、雨蛙が草むらに潜り込んでいる時や冬眠中は眼を開いているのだろうか。ともかく、外界の刺激⇒ホルモン分泌⇒体色細胞⇒体色変化という流れで体色が変わるようだ。体色は、雨蛙が考えて変わるのではなく、生体システムにの機能で自動的に作動するようだ。

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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)