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2011年5月17日

2011年5月17日 (火)

老人の寝言:あらゆる所に蔓延している情報隠蔽は弱さの裏返しなのか

2011/5/17
昨日は苗床の草むしり。苗と雑草の競争だ。苗は発芽中でこれから展葉する。弱小という言葉を思い出す。生き物は小さい時は弱いという点で共通する所が多い。根を張った小さなスギナ等を引き抜くのに百円ショップのキウイフルーツ用皮むきナイフを使ってみた。ノコギリ状の歯が両面に付いているので根がきりやすい。台所用具を農作業用の小物として転用するのも楽しみの一つだ。近所のおばさんがふらりとやってきてしばらく雑談。サツマや野菜の苗を植えたとの事だ。年齢は自分より二回り位高いらしいが元気だ。百姓仕事が身についている。その点足元にも及ばない。

昨日の天気

TAVE= 18.3
TMAX= 24.5
TMIN= 11.6
DIFF= 12.9
WMAX= 4.1
SUNS= 4.5
RAIN= 0

老人の寝言:あらゆる所に蔓延している情報隠蔽は弱さの裏返しなのか

読売新聞は、「メルトダウンは3月11日…初動の遅れ裏付け(url=http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110515-OYT1T00527.htm;(2011年5月16日08時58分  読売新聞))」というタイトルで、「東京電力は15日、福島第一原子力発電所1号機で起きた「メルトダウン(炉心溶融)」は最近起きたものではなく、同原発が津波に襲われた約4時間後の3月11日夜に始まったとする分析結果を公表した。
 東電が注水を開始したのは、炉心溶融が始まってから10時間以上後の翌12日朝で、事故に対する東電の初動が遅れたことがデータからも裏付けられた。」と報じた。原発事故収束への工程表発表後1ヶ月で、5月17日にその改訂版が出るとの事だ。そう言うイベントの前に隠蔽された情報がお化粧をされて出てくる。改訂版の内容によっては最初の工程表の信頼性も試されるのである。

ラジオ中継で聞いていた昨日の衆議院予算委員会の審議で、地震直後に内閣総理大臣が放射能被曝という危険な状況を認識しながら無防備で福島第一原子力発電所を視察した件についての議論があったが、すれ違いで終わったように見えた。国家の危機管理という重責を担う職務にある公人のドンキホーテ的な振る舞いは余りにも不適切ではなかったかというのが質問者の問いかけではなかったか。権力がおもちゃのように弄ばれて、少しばかりうまくいくとそれに悪酔いしてくせになり、挙げ句の果てに大失態されるのでは国民にとっての最大の国難になるのではなかろうかという懸念に通じるのだろうか。人知を越える自然災害にはあきらめもつくが、人災はあきらめるか否かではなく許すか否かの問題になってしまう。最近の世論調査にも行き場のない国民の心情が現れているように感じた。

雑木の歌:花粉症

花粉症は国民病とまで言われて、2011年は前年の5倍程度大量に飛散すると予想されていた。ところがその花粉症の時期と東京電力福島原発事故の放射能物質の飛散時期が完全に重なってしまった。ニュースバリューでは、放射能物質の飛散が花粉症の飛散を圧倒して、花粉症もすっ飛んでしまった。これは個人的な感覚なのだが、疫学的には花粉の飛散と放射能物質の飛散の効果を分離できるのだろうか。放射能物質の飛散対策が結果的に花粉の飛散対策になっていた可能性があるが、自分の場合は花粉症の症状は例年以下のような印象であった。以下の作品は2010年のもの。文語調にするとどうしても叙情的になってしまう。そこで口語調で作ってみた試作品だ。福島原発事故でまき散らされた放射能物質で、今後癌が多発するか懸念される事だ。チェルノブイリ原発事故では甲状腺癌が有意的に多発していると伝えられている。先楽後憂は結果的には、原発事故以降に当局が取った態度である。花粉症なら笑い飛ばせるが、放射能被害は重く長い後遺症を残す。

■花粉症 クシャミ百発 目が痒い おごりと怠慢の 文明病だ
■真因は 花粉じゃない 副作用に ごまかされるな 立派な病気だ
■遅発病 癌も同じだ 先楽後憂 曲がって生きよ 生身の人間

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:風暖かし

歌題=風暖かし:

■枯れ芝の 明るき庭に 布団干し 陽のぬくもりを 母に敷きやる 93 峯岸 千恵子

冬の光景だが、母を思う気持ちと行動が明るくテンポ良く詠われている。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)