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2011年5月22日

2011年5月22日 (日)

老人の寝言:日本は物造りの前に人造りで失敗していないか

2011/5/22
昨日は真夏の暑さ。アメダスのデータ:最高気温(℃)= 32.3 、 JST=14:20 。ビーチパラソルの下で仕事を始めたが、風に飛ばされた。そこで梅の木の下に引っ越し。我ながら良いアイデアと思っていたところに、大きなアゲハの幼虫を発見してびっくり。本日アゲハチョウが飛んできたのを初めて見たばかりだったのに。もうこんなに大きいのがいたのか。幼虫で越冬したわけではないとすると、相当前に卵からかえっていたのだろうか。気持が悪いが、撮影のため手の平にのせて持ってきた。蚕と同じ感触がした。

asahi.comは、「地震3時間後、原子炉建屋で放射線検出 福島原発1号機
;url=http://www.asahi.com/national/update/0521/TKY201105210431.html(2011年5月21日22時28分))」というタイトルで、「東京電力福島第一原発1号機の原子炉建屋で、3月11日の地震発生約3時間後に放射線を検出していたことが東電の資料でわかった。事故後の放射線量上昇としてはこれまでで最も早い。東電は、放射線や放射性物質漏れの可能性は認めるが、線量の上昇幅は小さく、ほかに大きな異常を示すデータも得られていないことなどから、「重要な機器が壊れた可能性は低い」と説明している。」と報じた。

福島原発1号機は運転開始から40年経過している。原子炉は放射線、熱、高温高圧の水蒸気等で常に過酷なストレスを受けている。プラスティックのバケツ等のプラ製品を屋外の日光に1~2年さらしておくだけで、紫外線でぼろぼろになってしまう。経年劣化は確実に進む。阪神淡路大震災ではコンクリート構造物の劣化が問題になった。建物の耐震補強問題はこのような経年劣化による強度不足が背景にある。地震3時間後に原子炉建屋で放射線が検出された事は、地震の震動で原子炉が損傷を受けて放射性物質が原子炉外部に漏れたことを示している。言い換えると、原子炉の五重の壁は地震の直撃だけで破られている。これは全ての原発に通じる由々しい問題で、当局はこの事実を見て見ぬふりをしている。福島原発事故では津波を犯人に仕立てているが本当だろうか。経年劣化と地震は他の原発にも確実に忍び寄ってくる。福島原発事故による直接的な損害だけでも金額換算で数兆円で、機会損失等の間接的な損害はその十倍では納まらないのではないか。間接的な損害は政治、経済、社会等あらゆる方面に及ぶ。政府は太っ腹にも金はいくらでも出すというような態度を示しているが口先だけでは信用を失う。政治の停滞だけでも機会損失を生んでいる。日本には原発が55基あるとの事だが、廃炉の費用が1基数千億円。全原発の廃炉費用となると数十兆円となる。今後、福島原発事故を教訓に、各原発の補強だけでも相当の費用がかかるだろう。しかし、原子炉の寿命は確実にやってくる。寿命が近づけば事故の確率も上がってくる。よくよく考えると原発にかかる総コストも日本国債の総額に迫り、日本国債と同じように日本をむしばんでゆくのではないか。

「日本国債(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E5%82%B5;最終更新 2011年5月21日 (土) 20:59 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)によると、「2010年(平成22年)12月末の発行残高は919兆1511億円で国民一人あたり722万の借金を背負っていると言われている。」との事だ。

昨日の天気

TAVE= 24.0
TMAX= 31.9
TMIN= 16.5
DIFF= 15.4
WMAX= 4.7
SUNS= 11.4
RAIN= 0

Ageha_youcyuu_s

老人の寝言:日本は物造りの前に人造りで失敗していないか

BLOGOSというサイトに、「堀江貴文氏独占インタビュー「結局、世の中を変えるのは技術革新しかない」;url=http://news.livedoor.com/article/detail/5555535/(2011年05月16日09時30分))」というタイトルの記事があり、ついついクリックしてしまった。

堀江貴文氏は例のライブドア事件で有罪判決が確定し、収監される前に行われた池田信夫氏のインタビュー記事であった。19~21世紀は技術革新の時代であったのは確かだ。それ以前にも技術革新はあるが、今日では当たり前の技術になってしまってそれと気付かないだけかも知れない。従って今日の技術もしばらくの期間が過ぎれば当たり前の技術になってしまうかもしれない。堀江氏がはまってしまった穴は激動するIT技術とITビジネスだったのかもしれない。要するに技術もビジネスもバーチャル化されてしまい、濃霧やブラックホールのように見通しが困難になっているのが現代の技術だろう。

以下に目に付いたインタビューの一部を引用する。

「堀江:人間はこれまで技術革新という選択肢をとり続けてきた。豊かになりたいから。
堀江:30年経ったら、僕は何歳ですか? 68歳ですよ(笑)。僕が老害になってますよ(笑)。
池田:日本の社会で何が弱点かというと、役所や金融、労働市場もあるけれど、一番大きいのは教育だと思うんです。」

時代の変化は早い。時の人が知らぬ間に忘れ去られた人になってしまう。「科学技術の研究機関を作りたい」とうのが堀江氏の今後の夢との事だ。米国では産学協同でベンチャー企業の創設が盛んだとの事だ。hp社等の優良有料企業もそういう環境から生まれている。ところが、日本ではベンチャーが生まれ育つ環境が非常に脆弱のようだ。ベンチャーが儲けた金はどこに向かうのか。投資家が技術者とその夢を買ってくれないのにも原因がありそうだ。平強氏のブログ「挑戦せよ」が更新されていたので、「戦略に命をかけた男 ~中條高徳さんの講演会を聞く~。」という記事を読んだ(url=http://tsuyoshitaira.com/)。企業の再建について書かれている。平氏は半導体ビジネスでは、駆け出しの頃お世話になった方である。エンジェル投資家として活躍されている。教育とは才能を引き出すというのが本義のようだ。そういう意味ではエンジェル投資家も名馬を見いだして育てる伯楽に似ているのかもしれない。思うに、近未来になると、知力・体力は技術が相当の部分を補ってくれるようになるのではないか。その時、見直されるのが感性ではないか。この部分は教育等で開発できるのだろうか。日々自分で磨かねばならないように思われる。堀江氏の出所後の動静に注目したい。

以下本題。

かみつけ女流歌人 雅:生きつぐいのち

歌題=生きつぐいのち:

■物なき日 父買ひくれし 宮入雛 古びし面に 髪のほつれぬ 67 多田 鶴子

今日のように物が豊富にない時代だけに父親が買ってくれた雛の有り難さがわかる歌。

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    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)