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2011年7月20日 (水)

読みかじ読みかじりの記:妖怪子弟対談 水木しげる VS 京極夏彦 著 (1997年 IN POCKET2月号 講談社社)

2011/7/20
昨日は台風6号の影響で雨。ようやく恵みの雨となったが、もう少し早く降ってくれたらとかってな願い。雨でパソコン遊びになってしまった。ME機でBLOG後、XP機の様子を見た。不思議なことになにもなかったように順調に動いた。まさか、妖怪の「座敷童子」ならぬ「パソコンわらし」がいるのではないか。何か手がかりはないかと考えた。そういえば、会社のパソコンでWIN2000を使っていた事があった。それにはイベントログがあった。XPにもイベントビューアがあった。そこにエラー:DISK イベント11とあった。内容はハードディスク コントローラエラーを検出。これが原因か確定できない。雨で室温が28℃程度で熱暴走という原因は消去できるようだ。また、起動不安定もHDDコントローラのソフト的な理由なら理解できる。でも、「パソコンわらし」より一歩前進だ。

2011/7/19の天気

TAVE= 25.4
TMAX= 28.4
TMIN= 23.6
DIFF= 4.8
WMAX= 4.7
SUNS= 0
RAIN= 46.5

最高気温(℃)=28.7(00:01):雨で日中の気温は上がらなかった。

ところで、気になる「座敷童子;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%A7%E6%95%B7%E7%AB%A5%E5%AD%90(最終更新 2011年7月15日 (金) 06:07 )」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「座敷童子(ざしきわらし)は、主に岩手県に伝えられる精霊的な存在。座敷または蔵に住む神と言われ[1]、家人に悪戯を働く、見た者には幸運が訪れる、家に富をもたらすなどの伝承がある。柳田國男の『遠野物語』や『石神問答』などでも知られ、『遠野物語』には17話・18話に「ザシキワラシ」または「座敷ワラシ」の表記で話が掲載されており、「この神の宿りたまふ家は富貴自在といふことなり」「ザシキワラシは座敷童衆なり」と記述がある。近年では、座敷わらしに会える宿として岩手県の「緑風荘」「菅原別館」「わらべ」などがテレビ番組や雑誌に取り上げられることでも知られている(後述)。」とある。

妖怪やお化けが、俗世間に俗人と住むなら有益無害かも知れないが、政界や財界を跋扈されては困る。

読みかじ読みかじりの記:妖怪子弟対談 水木しげる VS 京極夏彦 著 (1997年 IN POCKET2月号 講談社社)

講談社の文庫本サイズの雑誌「IN POCKET」に掲載された対談。

雑誌ニュース(url=http://www.digital-zasshi.jp/info/in-pocket/)は、「月刊文庫情報誌「IN★POCKET」は、小説、エッセイ、対談、文庫に関する情報を掲載し、若い人を読者対象とする、
クオリティの高い文庫サイズの雑誌です。」、「創刊  1983年10月 発売日  毎月15日
発行部数  23,000部[2008/10-2009/09平均]」と伝えている。現在も出版されているようだが、書店で探しても見つからなかった。価格は@150円とある。確かその前は@100だったと思う。上記記事に「自社の文庫情報だけでなく、他社の約50の文庫の「新刊文庫総目録」は、フェアさが業界でも評判になっています。」とあり、同じ印象を持っている。

今日、妖怪と言えば水木しげるだが、当時の京極夏彦は売り出し中の作家。妖怪談義がこの小さな雑誌につまっている。「IN POCKET」は一種のアンテナ商品のようで、ここで反響があれば単行本にするという方式のようだ。本書の中で水木しげるは妖怪学博士の井上円了に言及している。「井上円了;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%86%86%E4%BA%86;(最終更新 2011年5月5日 (木) 00:15)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「哲学者として著名な井上であるが、近代的な妖怪研究の創始者としても知られ、オカルティズムを廃した科学的見地から研究を行った。 井上は『妖怪学』『妖怪学講義』などでそれぞれの妖怪についての考察を深め、当時の科学では解明できない妖怪を「真怪」、自然現象によって実際に発生する妖怪を「仮怪」、誤認や恐怖感など心理的要因によって生まれてくる妖怪を「誤怪」、人が人為的に引き起こした妖怪を「偽怪」と分類し、例えば仮怪を研究することは自然科学を解明することであると考え、妖怪研究は人類の科学の発展に寄与するものという考えに至った。 こうした研究から、井上は「お化け博士」「妖怪博士」などと呼ばれた。彼の後の体系的な妖怪研究は、江馬務、柳田國男の登場を待つこととなる。」とある。

振り返ってみると、幼少時代は妖怪やお化けの話には事欠かなかった。いろいろな迷信も行われていた。ゲゲゲの鬼太郎はTV時代の作品だったか。「ゲゲゲの鬼太郎;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%82%B2%E3%81%AE%E9%AC%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E;(最終更新 2011年7月15日 (金) 16:21)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。の記事に「誕生の経緯 [編集] 1933年から1935年頃にかけて、民話の『子育て幽霊』を脚色した、伊藤正美作の富士会の『ハカバキタロー(墓場奇太郎)』という紙芝居が存在し、『黄金バット』をも凌ぐほどの人気であった。 1954年、紙芝居の貸元である阪神画劇社と紙芝居作者として契約していた水木は、同社社長・鈴木勝丸に前述のハカバキタローを題材にした作品を描くよう勧められた[1]。作者承諾の上で、水木はオリジナルの紙芝居『蛇人』『空手鬼太郎』『ガロア』『幽霊の手』の4作を仕立てた。これが鬼太郎シリーズの原点である。」とある。水木しげるの人生と重なる部分がほとんどで、妖怪をイメージ化して見せてくれたところに水木しげるの大きな功績があるのだろう。

水木しげるは本書の中で、「妖怪とは、木石、自然の万物に宿るアニミズム的な八百万(やおよろず)の精霊のこと。」と言っている。そう言われると何となく納得する。しかし、アニミズム等は未開の代表みたいな考えが支配している現代では、妖怪に関心を持つのは主に幼少期になってしまう。お化けと妖怪の違いは何かと考えるが、お化けは人間世界の怨念とかを動機としてある人物とかが変身してなにかいたずらをするために創出された架空のもので、やはり、精霊としてどこにでも出没する妖怪とは一線があるようだ。梅原猛が描いた怨霊は日本人が持っていたたたりの怖さを見せてくれた。架空の存在も何らかの不可解な現象があると真実みをもたらす。井上円了が日本人の科学意識を高めようとしたのには日本のそういう特質を見抜いていたのだろう。アニミズム的なものの見方は西洋的な自然観と対立するようにも見える。一方では人間が神の位置に立ってしまうと見失ってしまうものも多い。水木しげるは言う「そもそも、森が深いほど妖怪は活き活きしているんです。日本でも、神社に森があるのは偶然ではありません。目に見えない存在とか妖怪というものは、いろいろ辿ってくと、精霊なんです。縄文の昔から、すべての人は妖怪と、つまり精霊と交信していたんです。」最後の「これからの日本と妖怪の相関関係」が印象に残る。
水木:森を失った、歪(いびつ)な都会で育っている子供には、妖怪と出会う機会もありません。これでは、スマートな冷酷な人間がふえるだけです。
京極:ただの経済大国ではもう国民は幸せになれない。日本は妖怪大国を目指せ、と。
水木:うん。それでこそ我が弟子!

調べると怪異・妖怪伝承データベース(url=http://www.nichibun.ac.jp/youkaidb/index.html)があった。その異界の杜に鳴動の記事がある。東北地方太平洋沖地震では地震の地鳴りを聞いた人があるようだ(url=http://www.eud.co.jp/blog1/2011/03/89:環境都市設計社長ブログ「3月11日午後2時46分ごろ、大変大きな地震が発生したことは皆さんご承知だと思います。ちょうどその時間、仕事で茨城県の北部におり屋外の現場で立会を行っておりました。突然、地面が揺れだしたかと思う間もなく揺れが大きくなりました。少し収まったと思ったらまた、地鳴りとともに大きな揺れが起こり、さらにドーンという感じの激しい揺れがおきました。」)。自然現象と関係する事が伝承されて変質する事もあるかもしれない。

ところで、見えない物の怖さは、現在放射能が筆頭格だ。放射能には妖怪と言えども勝てない。妖怪もあまりにポピュラーになりすぎて見放される時がくるのだろうか。人間味がある妖怪大国は歓迎だが、そういう妖怪が住める場所は日々狭くなっているような感じがする。

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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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