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2012年5月14日

2012年5月14日 (月)

日々農天気:チューリップの水栽培/花は咲かずも子は育つ

2012/5/14(月)
昨日は晴れ。湿度が低くからりとした晴天であった。群馬県全域に乾燥注意報が出ていた。残念ながら、AMEDAS伊勢崎には、気圧と湿度のデータが無い。前橋のデータ(13時:時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間 湿度 気圧)は:13 22.9 0 北西 2.4 1 23 1010.7であった。昨日の前橋の最低湿度が23%。朝飯前に作物に灌水したが、一巡した頃には乾き始めた。夕方に2回目の灌水。宮澤賢治の〔雨ニモマケズ〕を思い出す。「ヒドリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ」...。異論もあるようだが、「ヒドリ=ヒデリの誤記」説が有力のようだ。「歴史の転換:東日本大震災に関する情報量(2011年4月22日 (金))(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/04/post-fa42.html)」百姓の歴史を辿ると、どの地域にも干魃と冷夏の歴史があるようだ。還暦を迎えて定年帰農する近所の人と立ち話。ハウス1棟100万円では施設園芸は無理。モモクリ三年、モモなら花も実も楽しめる。試しに、モモでも植えてみようか云々。お互い楽しい夢をみよう。生姜苗の植え付け。ジャガイモに土寄せ。障害物が少ない畑では、風が吹くと作物はかなりの風圧を受ける(AMEDAS では4~5m/sの風)。土寄せは苗の倒伏防止として株元まで土をあげた。それ以後は鎌で下草刈り。5/13日は母の日で、GoogleのTOP PAGEも母の日特集で「Google」の文字がパントマイムのように踊っていた。それをクリックするとWIKIPEDIAの母の日の項が列んでいる。その上に関連広告。花屋さんは賑わっていたそうだ。

2012/5/13(日)の天気

TAVE= 16.4
TMAX= 23.1 最高気温(℃)  23.2  14:47
TMIN= 9.2 最低気温(℃)  8.2  04:21
DIFF= 13.9
WMAX= 6.2 最大瞬間風速(m/s)  12.1(西北西)  01:29
SUNS= 12.5
RAIN= 0

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日々農天気:チューリップの水栽培/花は咲かずも子は育つ

2011年、植え残したチューリップの球根4個を水栽培した。更に、猫が植え場所で遊び、植えた直後に地上に出てしまった球根1個も植えずに残った。そのまま屋外に放置。全部で5個が過酷な屋外耐久試験にさらされるはめになった。水栽培の1個は台座が不適で、水分不足。屋外に放置の分を含め、結局水分不足の2個は、痩せて、雑菌が入ったのか腐ってしまった。残りの3個も管理不十分で、一度根が出てたが育たず。芽も出たが、途中で成長が止まり、ついには葉も枯れだした。蕾らしい物も一時見えたが花も咲かない。しかし、途中で分球が始まり、3個以上に分球した。花が咲いた株を堀上げて比較してみた。こちらも3個に分球していたが、球根がやや大きい。ともかく、花は咲いても咲かなくても、生きていれば分球したわけだ。想定外の結果ではあった。生き残った3個の球根は、ポットに植えて、ポットごと地中に戻した。花が咲くのを気長に待とう。植物にも、生んでくれて、お母さんありがとうというエピソードがあるのかもしれない。
Tulip_hikaku

追記(2016/03/28):たまたま、放置してあったポットを見ると、まだ分球したチューリップが生き残っていた!球根力を感じる。球根を肥大させないと花は咲かないだろう。

Iob_bunkyuutulip160328

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  • 沼田 真   : 植物たちの生( 1972年 岩波新書(青版 833))
    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    POST IT :ブログ画面への張り紙に使える。
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)