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2012年5月15日 (火)

果樹を楽しむ:サクランボにケムシの巣

2012/5/15(火)
昨日は晴れ。空の色は春霞がかかったようで白っぽかった。本日も朝晩2回灌水。灌水をしっかり行ったためか、大豆が発芽していた。丁度、播種から一週間目。大豆の水栽培試験の方は発芽の気配なし。豆がふやけただけ。発芽条件も色々ある。水分・湿度、気温だけでなく、他の日光(明るさ)等が関係しているのか。種子が不良の可能性もある。これは一粒だけは分からない。デジカメをサクランボの枝にぶら下げて仕事をしようとしたら、目の前に毛虫の巣があり、ケムシが沢山集まっていてぎくりとした。
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2012/5/14(月)の天気

TAVE= 18.4
TMAX= 25.9 最高気温(℃)  26.4  14:40
TMIN= 10.6 最低気温(℃)  9.5  04:28
DIFF= 15.3
WMAX= 4.8 最大瞬間風速(m/s)  10.0(南東)  17:01
SUNS= 10.4
RAIN= 0

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果樹を楽しむ:サクランボにケムシの巣

サクランボに実を着けさせるには、授粉のため別品種を植える事と本等にある。数本サクランボの記を植えてあるが、一度も実を収穫していない。昨年は味見をしようと思った頃には鳥が全部食べてしまった。以前、サクランボの矮化栽培に興味があった。その苗の作り方で特許が出されていた。鉢栽培なら、収穫が楽だろうと思った。サクランボの産地では、品質を向上させるためハウス栽培との事。露地栽培では、雨が降るとサクランボの実に亀裂が入ってしまうらしい。同じような現象は他の作物でも起こる。

特許電子図書館により「サクランボ 苗」で検索。5件ヒット。その中の一件が以下の特許。

********************************************
「出願番号 : 特許出願2001-61810  出願日 : 2001年3月6日
公開番号 : 特許公開2002-65059  公開日 : 2002年3月5日
出願人 : 大塚 博美  発明者 : 大塚 博美
発明の名称 : 桜桃の苗木の育成方法及び桜桃の栽培方法   

イメージ ID=000002 要約:

【課題】 鉢植えとして適当な大きさに養成することができ、接ぎ木を確実にして結実率を高め、サクランボの良品を得られるようにする。
【解決手段】 桜桃の台木を鉢植えして鉢のみで養成した後、露地で育成した1芽~5芽程度の葉芽を有する桜桃の二年枝30を、前記鉢植えされている台木20に接ぎ木し、台木に接ぎ木した鉢植えの状態のまま養成して、地植え用あるいは鉢植え用の苗木を育成する。台木20に二年枝を接ぎ木する際に、ハウス内であらかじめ台木を加温して、露地栽培での接ぎ木時期よりも早い時期に接ぎ木し、その後、鉢植えの状態で露地にて育成する。」
*********************************************

2006~2009年にかけて露地に数本のサクランボを植えた。実を着けたのは2006年に植えた暖地桜桃だったと思う。サクランボを露地植えするとどんどん大きくなりそうで、実より先々の管理が心配になってきた。鉢植えで根の伸長が制限されれば樹高も制限されるのだろうか。

今となっては、サクランボもお荷物になりかけている。畑仕事で、デジカメが邪魔になり、それを近くのサクランボの枝にぶら下げた時、その近くを見ると、ケムシの巣があって、沢山のケムシが密集していた。ケムシで名前を特定出来るのはイラガの幼虫程度。イラガの幼虫も小さきときは密集している。個々の個体としてはまだ弱いので、集団防衛をしているように感じる。成長すると、密集している段階から、単独行動に移るようだ。こうなると薬剤防除以外手はないのだろう。不思議なのは、このケムシが巣にいる時、頭部をピクピク振る動作。なぜ、そのような動作をするのか。変な事を考え出すと際限がない。ともかく、ケムシの段階ではせいぜい1㎝/s程度の移動速度だが、羽根を付けた成虫になると1m/s程度の速さで飛ぶので、100倍程度の能力向上、動き回る範囲は数Kmになるだろう。そんなケムシを見てぞっとする人間には本能的にそいう習性が仕組まれているのか。
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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
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    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)