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2013年1月12日 (土)

老人の寝言:エネルギー価格は将来どうなるか 夢が描けない国日本

2013年1月12日土曜日
昨日は晴れ。最低気温(℃) -2.2 23:41。最高気温(℃) 7.3 13:58 。ざっそう句:この冬も 原発思い あんか絶つ。録音CD焼き増し。調べると現用のXP2号機の発売時期が丁度10年前だった。その前に使っていたのがME機。こちらはCD-ROM搭載。現用機もCD-ROMだけの機能と思っていたが、DVD-ROMとCD-Rの機能が付いていた。既にブルーレイディスクの時代になり現用機も風前の灯火のようかも知れないが、録音CD焼き増しには付属のCD-Rの機能が役立った。昨日が11日の金曜日という事で、福島原発事故を思い出し、東京電力のホームページを覗いてみた。

2013年1月11日の天気(AMEDAS)

TAVE= 2.4
TMAX= 7 最高気温(℃) 7.3 13:58
TMIN= -1.6 最低気温(℃) -2.2 23:41
DIFF= 8.6
WMAX= 7.2 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 12.9(北北西) 12:49
SUNS= 9.2
RAIN= 0

Q
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老人の寝言:エネルギー価格は将来どうなるか 夢が描けない国日本

民間の家庭で使う全てのエネルギーを自給自足できる例は極少ないと思う。エネルギーとしては、都市ガス、プロパンガス、ガソリン、灯油等々多様な選択枝がある。その中で、電力使用料金だけは、市場価格が無いようだ。自由主義経済において、価格決定は市場の競争原理に任せれば、最適解が得られるという前提か思いこみがあるのだろうか。従って、競争原理に従う市場では、利益もライバル企業の作戦によって刻々変わり、最悪は赤字になり、倒産に追い込まれる。自由主義経済は弱肉強食という形で生き残る企業の新陳代謝を図っているとも言えるかもしれない。

マネイジメントゲームという、市場経済をシミュレーションするようなゲームがあり、現役時代に研修でそれをした記憶がある。ゲームの参加者が、物の生産販売を行う事業者になって、売上高を競うゲームである。このゲームは良くできたゲームで、目先の利益を求めて投げ売りをしたりするとそのツケが後になって現れてくる。市場価格形成を理解するのには格好のゲームではある。逆に、自分は経営者には不向きな人間のようだとも感じた。

「読みかじりの記:2020年電力9社崩壊の日 藤田幸雄著((株)イーストプレス:1993/5/1第2刷)(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2011/04/post-018c.html)。(2011/4/26)」一昨年、福島原発事故直後に読みかじった本だ。日本の電力企業も、戦前は乱立から、国防という大義名分で、国家管理の独占体制に移行した。終戦後、電力自由化の動きもあったようだが、結局、電力地域独占の電力9社体制が現在まで続いている。

東京電力は、「プレスリリース 2012年 電気料金の値上げについて。http://www.tepco.co.jp/cc/press/2012/1203333_1834.html。(平成24年5月11日))」というタイトルで、「~燃料費等のコスト増加~」と報じた。この記事は、電気料金の値上げは権利という経営トップの発言を必死になって隠そうかという意図が見えて、ごちゃごちゃ弁解を重ねているが、「値上げは権利(参考:院長の独り言。http://onodekita.sblo.jp/article/52310559.html)。」という姿勢は一貫して示されている。電力地域独占体制が、電気料金設定を原価+利益方式を保証しているのだ。

上記プレスリリースによると、改訂後の標準世帯の電気料金の例が示されている。使用電力が290KWHで電気料金が7453円である。25.7円/KWHである。この数値を見て不思議なのは、電気料金7453を使用電力が290で割ると、25.7と割り切れる事だ。電気利用者としては割り切れない気持ちがする、電力単価、25.7円/KWHが最初にありきではないか。電気料金は契約条件等により変わる傾斜料金となっているので、ついつい比較する気にならなくなる。電気はスイッチ一つで使える便利さと裏腹にスイッチを切らない限り電力消費量が積み上がる。じわりと、知らぬ間に料金が吸い上げられているのが実状ではないか。

食パンのカロリー:8枚切り: 50g カロリー:132kcalとの事だ。
1 ワット(W)=0.860kcal/h   ⇒1KWH=860kcal
860/132=6.530  1KKHは一斤8枚切りの食パン6.5枚相当のエネルギー。
食パン一斤8枚の再安価格は80~90円程度か。
仮に一斤8枚を100円とすると、一枚当たり12.5円。
25.7/12.5=2.056。

大雑把だが、電力料金1KWHで25.7円は食パン2枚程度に相当するようだ。食パンなら、価格も品質も色々選べるのだが、電気はそれが選べない。国のエネルギー基本政策も定かではない。脱原発が発原発へと風向きも変わりそうだ。所で、この食パンも輸入小麦に頼っている。電気の元になっているLNG、石油も輸入。TPPで農林水産物も輸入が増大したら、日本は雪隠詰めになるのではと心配になる。

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    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)