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2014年1月29日 (水)

ハトよ 鳴いておくれ:愛しき古里:目に留まった風景:広瀬川のせせらぎに新生伊勢崎市10周年の産声を聞く

2014年1月29日(水)
昨日は晴れ。最低気温(℃) -4.0 02:46。最高気温(℃) 12.7 16:35。ざっそう句:オンカロが 教えてくれる 愚かしさ。宅内閑居。一昨日の放射冷却で昨日の朝の気温は低かった。日中は気温が上がった。その効果で今朝の室温もやや高い8.1℃。WEBサーフィンをしていると、フィンランドの核廃棄物の最終処分場であるオンカロで取材した映画がYOUTUBEに投稿されているとい記事に出会って、その映画を見た。

YOUTUBE「100,000年後の安全(https://www.youtube.com/watch?v=dtH_Lkd73eQ)。」

WIKIPEDIA「オルキルオト原子力発電所。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%88%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80)」。

WIKIPEDIA「放射性廃棄物。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9)」

オンカロは上記オルキルオト原子力発電所の放射性廃棄物の最終処分場で、放射性廃棄物を安全に処分するために膨大な費用と気が遠くなるような年月がかかる事を教える映画だった。小泉元首相がオンカロを視察して脱原発の信念を抱いたのは当然と感じた。放射性廃棄物はほとんどの場合仮処分だ。日本の場合は放射性廃棄物は原発サイトのプールに仮置きしているのにすぎない。今後、放射性廃棄物は確実に増加を続ける。問題は、原発エネルギーを先食いして、その処分を後の世代に背負わせる事だ。原発エネルギーも長い目では枯渇してゆく。原発で作ったエネルギーを原発維持や放射性廃棄物処理にしか使えなくなる時が来るだろう。脱原発は即実施しても早すぎる事はない。今ならまだ人間・文明の活力が残っている。万一、後世の世代が処理し切れない程膨大な放射性廃棄物を目の前にした時どんな事になるのか。その反応は国毎に違うだろう。フィンランドの後世の国民は祖先の努力をある程度評価するのではないか。日本の後世の国民は自分達の祖先をどう思うか。

2014年1月28日の天気(AMEDAS)

TAVE= 5.0 NO DATA
TMAX= 12.1 最高気温(℃) 12.7 16:35
TMIN= -3.8 最低気温(℃) -4.0 02:46
DIFF= 15.9
WMAX= 7.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 14.4(北西) 22:07
SUNS= 8.2 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA

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ハトよ 鳴いておくれ:愛しき古里:目に留まった風景:広瀬川のせせらぎに新生伊勢崎市10周年の産声を聞く

先日、西部公園周辺を散策した。数年前、この公園が始発になっている新宿行きの急行バスに乗った事をふと思い出した。これも人生の一コマであった。この公園は伊勢崎市民病院とも接しているので、様々な思い出持っている人が多いと思う。自分にとって、大抵は通過点なのだが、久しぶりに通りがかりにふらりと寄って見た。

公園を横切り、広瀬川の堤防に出ると、伊勢崎らしい自然豊な風景に出会えた。伊勢崎が自慢できる事は、赤城山、榛名山等々の山や広瀬川、粕川等々の川を借景として雄大な自然を普段の生活の中で堪能できる事ではないかと思う。季節は冬だが、耳を済ませると、広瀬川のせせらぎが聞こえてきた。よくみると、水面が脈を打ち、淵でなく、早瀬状になっているのが分かった。

自然の音:広瀬川のせせらぎ
SOB_HIOROSEGAWA_SESERAGI_201401_65S.mp3をダウンロード
ファイルサイズ:768 KB (786,432 バイト)
時間:約65秒。

西部うぬき橋の周辺にはその由来を記した記念碑があった。この西部うぬき橋の建設も、地域の人々の心意気を示すモニュメントのようだ。また、公園内部には、「伊勢崎市西部第一土地区画整理事業の由来」名づけられた大きな「完成記念碑」が立っていた。この記念碑によれば、この土地区画整理事業により、合併したが依然往来が不便であった旧宮郷村地域と旧伊勢崎市街地が有機的に結ばれ、この事業の完成が地域発展の基礎になったようだ。

さらに、散策を続けると、「伊勢崎市合併記念」と記された標識の近くに、不思議な形をした小さなモニュメントが立っていた。先ず、目に付いたのが、ボール程の大きさのキラキラ光る鋼球であった。次にマンモスの牙のように湾曲した鋼材であった。鋼球は湾曲した鋼材の最上端に乗っている。このモニュメントの意味を考えているゆとりもないのでとりあえずデジカメ撮影をした。その後、じっくり見ると、そのマンモスの牙を長さが異なる4本の鋼材の角柱が交互に支えているように見えてきた。そうすると、この4本の角柱は合併した、旧伊勢崎市、旧赤堀町ち、旧境町、旧東村を象徴しているように見えてきた。

Iob_gappeikinen_monument

「愛しき古里:伊勢崎市役所北門脇にひっそりと佇む「石川泰三翁寿像」は何を想う(http://af06.kazelog.jp/itoshikimono/2013/02/post-4500.html)。(2013年2月17日日曜日)」。

それにしても、あのキラキラ光るボール程の大きさの鋼球は何を意味するのか依然謎として残った。あの鋼球を小さくしてゆけば、パチンコ玉になり、更に小さくするとボールベアリングになるのだが、モニュメントである以上そんな下世話な想像は無用だろう。もっと崇高な意味が込められているのではないかと思った。モニュメントの標識を見ると、平成17年8月吉日と記されている。

WIKIPEDIA「伊勢崎市。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E5%B4%8E%E5%B8%82)」。

「新」伊勢崎市は2005年(平成17年)1月1日の合併で生まれた。西部公園のモニュメントには、合併直後の伊勢崎市の将来の発展を願う気持ちが込められているように感じた。昨年平成25年を代表する一文字漢字は「輪」であった。言葉遊び的にこじつけると「輪」は「和(ワ)」に通じるだろう。さらに「輪」は「円」にも通じる。いわば、二次元の円を三次元の空間に展開すると「球」になるのだ。球はさらに「玉」に通じる。西部公園のモニュメントを見ているといろいろ楽しい想像ができる。

来年、伊勢崎市は、「新」伊勢崎市合併10周年記念を迎える。合併後10年を経て、ようやく「新」伊勢崎市として統合された全体の姿が現われてくるのではないだろうか。それは、いわば新しい伊勢崎市になっても姿を捉え難かった胎児の時期を経て、新しく出生した幼児として元気な姿を現すのではないか。そう考えるとあのキラキラ光る球体は新しく生まれて姿を現した伊勢崎市そのものを象徴しているのかもしれない。広瀬川のせせらぎを聞いているとそんな予感がした。

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  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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