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2014年2月18日

2014年2月18日 (火)

半端道楽:写真で俳句る:老人の寝言:予報だけで大雪災害は減らせるのか?(よろけつつ 雪踏み直す トラクター。)

2014年2月18日(火)
昨日は晴れ。最高気温(℃) 8.3 12:18。最低気温(℃) -1.4 06:20。ざっそう句:大雪の 次に悩むは 後始末。宅内閑居。一回目の大雪では良いお湿りという気持ちもあったが、二回目の大雪では色々実害が出てきた。既に倒木を片付け始めている話も聞いた。我が家でも小梅の太枝等々が折れている。良く見ると、花がちらほら開花していた。雪が融けるまで待つしかなさそうだ。一昨日ある人に聞いた話だが、車庫を作った時、屋根板だけで支柱がないから雪の時はつっかい棒をして下さいと言われているので、つっかい棒をしていたので屋根が潰れずに済んだとの事だ。被害が出るか出ないかの分かれ目に小さな心配りもあるようだ。実情が分かっている人が、分からない人に注意して、注意された人が守るだけで被害に合わなかった実例があったわけだ。

2014年2月17日の天気(AMEDAS)

TAVE= 3.3 NO DATA
TMAX= 8 最高気温(℃) 8.3 12:18
TMIN= -0.9 最低気温(℃) -1.4 06:20
DIFF= 8.9
WMAX= 7.7 最大瞬間風速(m/s)(風向(16方位)) 15.7(北北西) 16:16
SUNS= 10 NO DATA
RAIN= 0 NO DATA

Q
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半端道楽:写真で俳句る:老人の寝言:予報だけで大雪災害は減らせるのか?(よろけつつ 雪踏み直す トラクター。)

2014/2/14~15日の大雪がもたらした被害や生活への影響に関してはまだ十分に情報が集まっていないようだ。農業用ハウスが全壊したとか車庫が潰れたとかの話も断片的に聞いた。除雪に関しては、伊勢崎市内でも、幹線さえも遅れており、生活道路までは手が届いていないのが実情のようだ。

我が家も、公道まで雪かきをして通路を確保するのがやっとこだった。へとへとになり到底公道までやる元気が出なかった。そんな状況を察知したのが、トラクターで雪踏みを始めた人がいた。余りにも深い積雪で、朝、わだちにそって走ると、凍結した雪で、車体の腹の部分をこすってしまう。そんな事を想定してボランティアで作業してくれたようだ。

Iob_photo_hikuling_ooyuki_torakuta
トラクター運転手は、普通の農地なら思うように操作ができるのだろうが、雪の道路ではくねくね曲がって苦戦していたようだ。ともかく、生活道路を一回往復して、道路中央の雪の高さも少し低くなったようだ。

「チーム森田の“天気で斬る!”(http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map)。」の記事で「忘れがちなこと(http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/archive/2014/02/17);平野 貴久氏」、「特別警報とは(http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/archive/2014/02/16;大野治夫氏)。」の記事を読んだ。今回の、大雪の盲点を教えてくれているように感じた。

天気予報も外れる事がある。災害防止という点では予報の出し方で防災効果が違ってくるのかも知れない。今回の記録的な大雪では、特別警報は発令されなかったようだ。それだけ重大な警報を出して、空振りしたら面子が丸潰れで、責任問題となると当局が考えると、特別警報を発したがらなくなるのではないか。気象は時々刻々変わるものだ。数十年から百年に一度の大雪で特別警報が出なければいつ出すのだろうか。伝家の宝刀もさびてしまえば役に立たなくなる。

ハザードラボは、「降雪1日以上継続しないと予想 特別警報発表せず 官房長官;http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/4/8/4895.html(気象・災害2014-02-17 13:13)」というタイトルで、「7県で15人の死者が出している今回の大雪だが、菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、気象庁が特別警報を発表しなかった理由について、「降雪の継続が予測されなかったから」と述べた。 特別警報は、警報の発表基準をはるかに超える現象に対して発表されるもので、昨年8月末から運用を開始している。 同会見で菅官房長官は、「気象庁における特別警報の考え方は、50年に一度の積雪。さらにその後も警報級の降雪が丸一日程度以上続くこと」と降雪における特別警報の発表基準を解説。」と報じた。

「気象庁における特別警報の考え方は、50年に一度の積雪」以上との事だが、これでは、人生に一回か二回しか発令に出会わない警報だ。その間に、予報システム自体が変わってしまうのではないか。気象庁も特別警報を出したがらないようでは、全く不可解なシステムに思われる。調べると気象庁のホームページに下記の記事があった。

「特別警報の発表基準について (http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tokubetsu-keiho/kizyun.html)。」

この記事によると「大雪特別警報=数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合」とある。「数十年」とは余りにも漠然としすぎているように思われる。不可解なのは「さらにその後も警報級の降雪が丸一日程度以上続くこと」という基準だ。屋上屋とはこの事だろう。この基準は、ホームページで公開されていないので後付けされたと疑われても仕方ないだろう。同じ雪でも、降る場所の特性により、影響が異なる。一律の基準で発令するのは合理的のようだが警報としての合理性・実用性からは逆効果にならないか。特別警報は、被害の大きさも想定しているのだろうから、特別と予想される気象の規模と災害が発生する可能性を考慮して、被害を最小に押さえられる段階で発令すべきではないか。

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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)