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2018年8月18日

2018年8月18日 (土)

身辺雑記:田舎老人徒然草:父が残した貴重な断簡零墨;お前もか 夏ばてしつつ 泣くちちろ。180818。

2018年8月18日(土)
昨日は晴れ。ざっそう句;お前もか 夏ばてしつつ 泣くちちろ。暑さの区分が、猛暑日→真夏日→夏日と5℃刻みなので、いきなり肌寒く感じるほど気温が下がったようだ。今朝の室温が22℃。盆棚に並べた位牌等を仏壇に戻し、ついでに仏壇の引き出しを整理。余り、価値がない物は処分した。

一昨年、母の実家が新築のため取り壊しされて、その時見つかった父母の結婚写真を懐かしく眺めていた。実家の祖父母が大切に保管していたようだ。処分するのは忍びないと自分の所に届けられた。とりあえず、メモ書きを付けてクリアファイルに収納した。

征く夫が 渡せる封筒に 髪の毛ありて 泣きし 二十二歳 59 H02/01月

盆棚の分解・片付けを息子がして呉れたので、引き出し整理をする気になった。墓参りの写真を整理しプリント準備。毎年同じ事を繰り返すが、その写真が意外に残っていないのだ。貰ったスイカを盆棚に供えた。動かした時の不手際で割ってしまった。夕方、それを冷やさずに皆で食べた。食べ頃で美味しく頂けた。依頼のメールを送付。最近は余りメールを使わないが、定額制なので、ドンドン使った方がよい。出てきた未使用の年賀はがきは切手に交換しようか。

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身辺雑記:田舎老人徒然草:父が残した貴重な断簡零墨

仏壇の引き出しを整理していると、母の短歌原稿らしい物が出てきた。地域の短歌会で使ったものらしく、添削した部分が赤文字になっている。それを、読み解く気力も無いが、とりあえず捨てずに残した。

母は短歌会に入って、短歌を作っていたので、それが印刷されて残っているが、父はそういう趣味もなかったのか、父が書き残した物はほとんど無い。今回、引き出しの整理をしていると、厚手のしっかりした日記帳が出てきた。ページをめくるとほとんど白紙であった。

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選歌集 福寿草 - いとしきもの 自分のための子守歌 Beloved Ones A ...

af06.kazelog.jp/itoshikimono/SENKASYUU_1.html

選歌集 福寿草. 我が家の畑に細々と残る福寿草は両親が趣味と副収入を兼ねて植えたらしい。たまたま、. 同人誌の中に埋もれていた母の短歌を見つけて福寿草の由来が ...

以下は「選歌集 福寿草」の中の夫を含む短歌を拾い出した物:

8■大寒と 言へども春の 如き日に 庭に椅子出し 夫の頭刈る 17
11■古希を迎えし 夫と共に来て 尾瀬ヶ原を 労はり合ひつつ 木道歩む 29
13■夫の趣味は 密閉挿しにて 山査子と椿 それぞれ 百パーセント 35
27■木斛(もっこく)の 下に芽吹きし 福寿草は 夫植ゑ置きしや また雪覆ふ 70
42■酔ひて 横になりゐる 夫の顔に ハイラルに負ひし 凍傷の痕 134
48■夫征きし 一夜を泣きて 父母の許に 行き度しと 願ひしこと幾度か 142
55■大島より 夫が買いこし 明日葉を 摘めば黄色に 樹液滴る 151
60■畦草の 覆ひ茂れば 草刈り機を 使う夫の身 われは気遣う 158
61■マルチングして 夫が播く 大根の 育ちの早し 甘みのありて 160
71■東部第 二一〇八部隊夫は 何処かと 日々を待ちたり 便りの来るを 174
72■陣地構築に 死にし孤島の 友を思ひ 軍歌をうたふ 夫を諾ふ 175
74■ノモンハンの 戦いに部下たりし 我が夫が 幾たび縁の ありし中将 177
90■夏作に 紫蘇を播かむと 取り置きし 種を揉みいる 夫は気負ひて 198

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その日記帳は自分が結婚した年の農業日記であった。恐る恐る結婚式の日の記事を捜すと、たった一行だけ書かれていた。文書を常日頃、沢山書く人にとっては、一行の書き物は、断簡零墨以下かも、知れないが、父が書き残した一行は貴重なものだった。

思うに、戦前は軍隊、戦後は百姓と子育て等で、父には文字を書くユトリがとれなかったようだ。従って、父の事は母や子供や友人を通してしか知る手がかりがない。

今回、自分の兄弟姉妹が学生時代に父宛に書いた手紙が残っていたので読んで見た。手紙の冒頭は、入学後の学生生活の報告であったが、文末は金を送ってほしいとのお願いであった。親も子もお金では苦労をしていたのが実感できる手紙である。これもクリアファイルに収納した。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 578.0 135 230 90239.5 24.1 27.9 19.2 8.7 8.8 13 0 18.9 28.1 15.7(北西)
時刻等℃   D m/s H mm 23:59 14:06 10:05
2018年08月17日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)