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2018年10月5日

2018年10月 5日 (金)

半端道楽:アメダス館林測定局移設前後の最高気温の相関:館林は暑さ日本一の看板返上?;尻まくり まだ粘り咲く サルスベリ。20181005。

2018年10月5(金)
昨日は曇り。ざっそう句;尻まくり まだ粘り咲く サルスベリ。時がいつもの通り過ぎて行く。ふと気付くと予定が入っていた。まだ、間に合いそうだ。急いで起床して出かける用意。朝食抜きは良くない云々。そこで、味噌汁の汁だけすすって、車の中でパンをかじる。何とか滑り込みセーフ。用事は無事終わった。ついでにタウンウォッチング。家電量販店を見る。小物で面白そうな物を探すが、これといった物が無い。安めのUSBメモリーがあったので予備に購入。リサイクル店で2点。やや遅めの昼飯をうどん店で。半数程の客ががスマホを見ながら食べていた。スマホは個食の慰みか。オレはガラケーを持っているが、それを見ながら昼飯を食う度胸も無い。セルフスタンドで給油。操作しても、ガソリンが出ない。そこで、店員を呼んで操作法を聞く。油種選択⇒金額/給油量選択。油種選択を押すと満タンになるとあり、怖くてこのボタンを押せないのだ。満タン給油をすると気分が大きくなって、無駄な走行をしてしまうのだ。ともかく、油種選択を押し、金額を押したら給油が出来た。セルフスタンドが普及して十年弱程度か。スーパーではセルフレジも普及してきた。数年後は、無人コンビニも出てくるのか。

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半端道楽:アメダス館林測定局移設前後の最高気温の相関:館林は暑さ日本一の看板返上?

ここ数年、館林の夏の暑さは日本一というニュースで沸き返った。これをキッカケに、館林を暑さで売り出そうと、色々な企てが行われた。

このような動きに水を差したのが、アメダス館林気象観測局の移転であった。従来のアメダス館林気象観測局は、館林地区消防本部に設置されていたが、その消防本部が移転する事になり、アメダス館林気象観測局は群馬県立館林高校へ移転・設置された。

Iob_2018_amedas_tatebayashi_soukan_
原ファイル名=「IOB_2018_AMEDAS_TATEBAYASHI_SOUKAN_アメダス館林移設前後の相関.jpg」
IOB=IMAGES ON Beloved Ones

幸い、気象庁は、旧アメダス館林気象観測局の測定器を即撤去せずに、新旧の観測地点の最高気温のデータをWEB上で公表した(https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/tatebayashi/index.html)。その概要・主旨が同サイトに、「館林地域気象観測所は、平成30年6月13日に、元の館林地区消防組合本部(館林市美園町)から西に約2キロ離れた群馬県立館林高等学校(館林市富士原町)に移設されました。 同観測所は、夏季において全国でも記録的な高温となりやすい地域にあることから、今夏季の間(7月2日より3か月間)は、移設前の場所で観測された毎日の最高気温について公表します。 」(このサイトへのリンク)と記載されている。

そもそも論だが、気温は時刻と空間を含めれば、4次元データであり、この四個のパラメータを規定しない限り、定義できないのだろう。空間は、物を収容する容器であって、実際の気温はその空間にある物質の特性が影響する。通常気温と言っても、その環境に依存するので、均一の環境で無い限り、測定場所が異なれば、同時刻でも気温は異なると考える方が合理的だろう。

そこで、アメダス新旧館林気象観測局の最高気温の相関をグラフにプロットしてみた。目視レベルでは、ほぼ直線上とその周辺に点が分散しているので、大雑把な相関があるのは直ぐ分かる。

以前、周囲の室温と自分の体感温度の相関を調べた事がある。この場合は、冬の寒い時の例だが、夏の暑い時のデータは取っていない。自分の体を温度計として使うのだが、体が三次元の物体なので、どこの気温を測っているのか分からない。温度目盛りも、温度計で読んだ過去の気温と参照しているようで、はっきりしない。

体感温度を計った経験からは、1~2℃の分解能は無さそうだ。2~3℃なら何とか気温の差異は実感できるようだ。

そこで、アメダス館林のデータを解読すると、新旧局の夏の期間で全ての最高気温を1~2℃の分解能で識別する事はかなり難しそうだ。暑さが話題になり、人間方でも暑さが体に応えてくるのは、やはり真夏日や猛暑日なのだ。更に、記録となると、0.1℃の差が強調される。多分0.1℃を正確に再現性良く測定するには相当の技術や装置が必要だろう。

そう考えると、館林は暑さ日本一という話題も、0.1℃の差が強調されるデジタル・情報化時代の産物であった可能性も否定できない。見方によれば、館林市内には、旧アメダス館林測定局より、高い気温を示すスポットもあるかも知れないのだ。

勿論、気象庁には、測定局の設置基準があるだろうから、その基準により測定されるデータには、それ相当の信頼性がある筈だろが...。

XX日本一とかいう看板は便利であるが、儚い事も実証されたのが、今回の測定局の移設であったと思われる。だが、町おこしのノウハウは蓄積された筈で、そのノウハウを生かせるか否かの方が重要なのかも知れない。

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項目 日積温 残日 通日 通積温 TA TX TN TD WX SN RN 瞬低T 瞬高T 瞬風
DATA 498.4 87 278 118028.0 20.8 22.6 19.2 3.4 2.8 0 0 19 23.5 5.5(東南東)
時刻等℃   D m/s H mm 05:23 11:11 11:35
2018年10月04日 伊勢崎(イセサキ) AMEDASへのリンク


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    「ご要望にお応えしてアンコール復刊(1988年岩波新書50年記念復刊) 地球生態系の中で自然を見直す」(腰巻きのフレーズ)。植物の知恵と戦略に人類は勝てるのか。
  • 出町 誠: 14_NHK趣味の園芸:よく分かる栽培12ヶ月  カキ(NHK出版2007年)
    初心者向け柿栽培参考書(新版)。旧版と比較すると楽しい。
  • 中村三夫: 13_NHK趣味の園芸:作業12ヶ月  カキ(NHK出版1996年)
    初心者向け柿栽培参考書(旧版)。新版と比較すると楽しい。
  • 山科正平: 12_細胞を読む   電子顕微鏡で見る生命の姿
    細胞はどんな部品からできているのか。そんな疑問に答えてくれる一冊。何事も形を見るのが第一歩。μからÅオーダーの世界で、細胞をメスで解剖するように、電子顕微鏡というメスで解剖して見せてくれるので興味が尽きない。
  • 柳田充弘: 11_細胞から生命が見える
    著者の専門は分子生物学、細胞生物学。普段生物を考えても細胞レベルで止まってしまう。その細胞の中で色々な分子が働いている。細胞こそ生命の基礎だが、その細胞の中の動きを知るのに最適な一冊。疑問の発端はなぜ発根剤が効くのかということ。薬剤が細胞膜を通過して細胞内で分子と分子が作用するイメージができた。本書でできた細胞のイメージは小さな無数の穴が空いた水分が充満したヨーヨーのようなもの。そのヨーヨーの中に分子部品が詰まっている。細胞自体もタライの中のヨーヨーのように浮かんでいる。細胞図面の空白部は真空でなく水分だ。細胞の内外に水がないと細胞は生きられない。水が生命のゆりかごだ!
  • 野口悠紀雄: 10_ホームページにオフィスを作る(2001年 光文社)
    ITが輝いた時代の作品。HPの活用法は参考になる。参考:url=http://www.noguchi.co.jp/(野口悠紀雄 ONLINE)
  • 小池洋男 編著: 09_果樹の接ぎ木・さし木・とり木(農文協:2007/3/31第1刷)
    やや専門的であるが、実務専門化が分担執筆しており、その場で役に立つ一冊。
  • ノーバート・ウィーナー(鎮目恭夫訳): 08_サイバネティックスはいかにして生まれたか(みすず書房1956)
    情報と通信という現代社会に不可欠の基礎的な学問を作った著者の自伝とそれを通した科学史
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    2010/8/4:MEMO等の表示に使える。 農作業で気になる自戒の言葉 ■畑の石ころはいつまで経ってもても石ころ(早く拾って片づけよという意味か)。 ■同じ石を二度拾うな(やってみると難しい)。 ■手ぶらで歩くな。 ■三つ先のことを読め。 ■適当な観察。 ■空を見よ(気分転換、休憩、天気を読む、腰曲がり防止)